ホームページ制作のご依頼をいただき、 お客様のところに訪問する際、よくこんなご相談をいただきます。
「ホームページ作りたいんだけど、何から手をつければいいか、わからないんだよね。」
確かに、そんなイメージはあると思います。
「今から会社を設立するところだが、ホームページはどうしよう?」 「ほとんど未経験なのにウェブ担当者になってしまった!」 「制作会社に問い合わせたら、どんなホームページを作りたいのか聞かれたけど、 それがわからなくて困っている・・・」
と、様々なケースでいただくご相談です。
そこで今回は、そんな方々にまずやっていただきたい、 「ベンチマーキング」をご紹介いたします。
■ベンチマーキングとは
 ベンチマークとは「参考となる指標」を意味します。 ですので、ホームページにおけるベンチマーキングとは、競合他社や、 時には異業種企業のホームページを、自社サイト制作のために参考にすること、を指します。
分析といっても、そんなに難しく考える必要はありません。
「どんなホームページを作りたいのかすらわからない」 「どんな内容を盛り込めばいいの?」
というステージから、
「ホームページを作って、こんな目標を達成したい」 「ざっくりだけど、あの企業みたいなホームページを作りたい」 「細かいことは置いておいて、この内容だけはホームページに掲載したい」
と、「なんとなく」の第1歩を踏み出すためのものと考えてください。
また、以前の記事で「競合分析」についての説明がありますが、 ここでおすすめしているベンチマーク分析は、競合他社に留まらずにもう少し広い範囲で、 ゆるく他社のホームページを見渡してみる、そんなイメージです。
■ベンチマーキングの際には、以下のポイントを意識しましょう! 1.ターゲット ホームページ制作で最も重要なことは、 ターゲット選定だと言っても過言ではありません。
これは特に、同業他社で“うまくいっていそうな”企業を参考にしましょう。
ホームページをスミからスミまでじっくりと見ていると、 そのホームページがどの層をターゲットにしているかが浮かび上がってきます。 設定されているキーワード(見方はこちらの記事で)も、 どの層をターゲットにしているかを調べる上で、重要な手がかりとなりますので、 是非参考にしてみてください。
2.コンテンツ コンテンツとは、ホームページに盛り込む内容のことです。 当然ターゲットをどこにするかとも関わってきます。 これは、同業他社以外にも、普段からアンテナを立てておき、 「このホームページは好感が持てるな」「買いたくなるな」と思えるホームページがあったら、 どの部分に惹かれたのかをチェックしておきましょう。
参考までに、ホームページによくあるコンテンツの一覧を記しておきます。
・選ばれる理由(独自の強みを打ち出すコンテンツ) ・業務紹介/商品紹介(必要があればカテゴリ別に) ・お取引の流れ ・価格表 ・事例 ・お客様の声 ・会社概要 ・沿革 ・企業理念 ・代表者メッセージ ・スタッフ・社員紹介 ・新着情報 ・求人情報
また、それぞれ、どこまで“深く”載せるのかというのも1つのポイントになります。 他社のホームページを参考にしながら、自社はどれくらい掘り下げるのか、 なども考えてみましょう。
3.デザインテイスト これもターゲットと連動する部分もありますが、制作会社とのやり取りの中で、 デザインの参考となるホームページがあると、非常に話がスムーズです。 また、「このホームページの、この辺のデザインを採用したい」というように、 具体的であるほど、意図が伝わりやすくて良いですね。
■もう1つの大事なポイント
 これらを1人でやろうとすると、必ず視野が狭くなったり、意見に偏りが出たりします。 必ず複数の案が出るように、ベンチマーキングは複数の人数で行いましょう! スリーカウントは、このベンチマーキングからお手伝いさせていただきます!! ぜひお気軽にお問合せくださいね♪ |