リスティング広告の運用代行についてのノウハウやテクニックを公開します!

2018/05/01 コラム

【HPご担当者様へ】YDNで結果が出ないと悩んだ時の改善法

今回は

★★ YDNで結果が出ないと悩んだ時の改善法 ★★

について説明をしていきます。

■YDN効果的に活用していますか?

YDNはインターネット広告の中でも広義の意味でのリスティング。

すなわちリスティングの中のディスプレイ広告の1つの種類(媒体)です。

YDNはヤフーのトップページを中心とした関連サイトへの広告配信となりますが、
2016年、17年、18年とYDNを活用される企業様はどんどん増えているのではないでしょうか?
弊社でも非常にアカウント数が増えているのがこのYDNの広告になります。

しかし

 ・YDNは認知のために使う
 ・YDNはコンバージョンがとりづらい
 ・YDNはCPCが高い

などなどこんなこともしばしばあるかと思います。

今回はそんな方にぜひ知っていただきたい記事となります。

今回の記事ではYDNで結果が出ないときに陥っている可能性が高い、代表的な3つを紹介します。

特にYDNではリマーケティングのみ活用されている企業様も多いかと思いますが、
リマーケティング以外にもGDNにはない複数のいいターゲティング手法がございます。

せっかくですのでYDNにより身近に触れていただき、様々な手法を活用ください。

■補足 ディスプレイネットワークの用語 

YDN = Yahoo!ディスプレイアドネットワーク
>Yahoo! JAPANのトップページをはじめ、
主要提携サイトのコンテンツページに広告掲載
 
GDN = Googleディスプレイネットワーク
>インターネット上のさまざまなニュースサイトやブログ、
他のニッチサイトに広告を掲載
 
とYDN/GDNではYahoo!JapanとGoogleという違いの他にも、
YDNはYahoo!JAPANの主要なサイトに配信されるという違いが大きくあります。
 

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■間違い1:CPCが非常に高い

YDNで陥っている方のほとんどがこちらだと思っております。
 
単純にコンバージョン単価が合わないのはYDNでのCPC(クリック単価)が高すぎて、
全体のCPAが合わないというケースです。
 
これは多くのアカウントに当てはまることだと思っております。
 
仮にCPCが100円で、CPAが10000円だとしましょう。
これをCPCが90円に調整できたら、CPAは9000円になります。
 
からくり自体は単純ですし、気が付くことができればわかりやすいんですが、
意外と運用者の中級以上の方でも気が付かないことも多いと思っております。
 
これはなぜかというとYDNは「地域」や「業種」で全然適正なCPCが異なるからです。
 
たとえば弊社でも
 ・地域 × 不動産系 はCPCはインフィード面で 60円程度
 ・全国 × 健康食品 × 年齢 の通販はCPCがインフィード面で 10円程度

となります。
 
CPCが単純に6倍違いますよね。
 
健康食品系を動かしたことのある方ならわかるかもしれませんが、
健康食品でもCPCが40円とか、60円とか同じようにつけるケースも多く、
そのためCPAが合わなくて、あきらめてしまう方もいらっしゃいます。
 
 
あくまでわかりやすい比較をさせて頂きましたが、CPCは大きいと思います。
 
ただしCPCを削ると「表示回数」が大きく減ってしまい、
今度は全体の予算を消化しきれなかったことも多々出るかと思います。
 
そのため個人的には3日程度で表示回数とクリック率、平均掲載順位の3つを
見ながら調整をしていきます。
 
10〜20%のCPCの調整ができれば、全体のパフォーマンスは大きく改善します。

■間違い2:ターゲティングが合っていない

こちらもYDNのアカウントを見るとよくある改善点です。
 
YDNって管理画面がYahooやGoogle(GDN)と異なり、
ターゲティングごとのレポートもイチイチダウンロードしないといけないんですよね。
 
ここに運用者の盲点があります。
 
お客様からお預かりしている場合、年齢や性別は指定されているからという理由で、
あまりチェックをしなかったりするんです。
 
特にそれぞれ年齢や性別の「拡張」部分です。
 
 
例えば個人的には
 
・20〜40代をターゲティングしていて、それぞれの「拡張」部分のCPAが膨れ上がっている
・性別の拡張部分のCPAが膨れ上がっている
 
この2つは特によくある問題だと思います。
 
ターゲティングはほかにも「地域」や「サーチターゲティングリスト」など様々あったりしますが、
個人的には一番わかりやすいこの拡張部分の修正でCPAは変わってくるかと思います。
 
特に入稿者は拡張がデフォルトなイメージがありますが、
一度レポートをダウンロードしてみるといいかと思います。

■間違い3:クリック率が低すぎる(クリエイティブが悪い)

 【クリエイティブの定期的な変更していますか?】
 
運用者にこう問いかけたい、むしろ数年前の自分にこう問いかけたい
そのくらい最近ではクリエイティブを意識しています。
 
1月に10万とか20万程度のアカウントでは気が付かなかったりしますが、
200万とか500万級のアカウントを運用してみて思ったことです。
このクリエイティブのクリック率でCPCも変わるし、CPAも大きく変わると思っています。
 
特にYDNでは「同じ画像サイズ」を2種類入れた場合
広告のローテーションは

【 同じ回数だけ広告が出現しているが、競争で負けた場合表示されない 】
ということがわかっています。
 
そのため定期的に広告をローテーションしないと、
 
【 パフォーマンスが悪い広告が原因で本来の表示回数に届かない 】
こうした現象が起きます
 
しかもこれYDNの特性だと思いますが、YDN自体はヤフーの媒体なので、
同じ広告が永遠に繰り返されているとユーザーは飽きます。
ユーザーが飽きるとクリック率が一気に落ちます。
 
クリック率が落ちれば、掲載順位が落ち、クリック単価自然と上がります。
 
ここから先は間違い1で伝えたとおりですよね。
だからこそクリエイティブ(特に広告画像)は重要なのです。
 
個人的には以下の方法がいいかと思いますので、ぜひお試しください。
 
(1)2つの広告画像を用意しておいて、ローテーション
 
(2)1週間程度で答えを見る、クリック率の悪い広告は停止
 
(3)クリック率のいい広告を残して、新しいものを1つ足す
 
この繰り返しがお勧めです。
 
言われればそうだろうと思う方もいますが、ここまでやれないのが実際。
だからこそやりきると結果が出ますよ!おススメです。

■3つの方法まとめ

今回「YDNで結果が出ないと悩んだ時の改善法」について
記載をさせていただきました。
 
リスティング広告においてキーワード広告は取り組んでいるものの、
ディスプレイ広告についてはリマーケティングしか取り組めていない方、
いらっしゃるかと思います。
 
ディスプレイの方が最近ではパフォーマンスも高い事例が出てきております。
 
ぜひ一度確認いただければと思います。

またこういったWEB広告に興味のあるWEBサイトのご担当者様や、
ホームページの作成会社様など、お気軽にご相談を頂ければと思います。
 
現在県内を中心に毎月多数の企業様からお問い合わせを頂いております。
引き続きこうした最新情報を随時提供してまいりますので、
ぜひチェックをお願いいたします\(^^)√
 
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