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2016/04/01 コラム

アクセス解析でよく使われる用語が示す意味

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前回は、アクセス解析でよく使われる用語についてご紹介しました。

今回は、その用語が表す数字の意味について少しご紹介いたします。

 

一緒にアクセス解析などをご覧になりながら、

自社のホームページやECサイトがどういう状態なのかを知るきっかけとしてご参考ください。

 

 

<前回のおさらい+α>

 

◆ページビュー数(PV数)

ページビュー数は、ウェブサイトがどのくらい「閲覧」されているか、

利用されているか、つまり「集客状況」を知るための指標になります。

 

 

◆ユニークユーザー数

ユニークユーザー数は、ウェブサイトに興味を示している「人」がどれくらいいるのか、

つまり「サイトの人気度」を判断するための指標になります。

 

 

◆滞在時間

1回の訪問におけるユーザーのウェブサイトの閲覧時間を示します。

短い閲覧時間は、ウェブサイトに対するユーザーの期待値のズレや、更新をチェックしにウェブサイトを訪れたが、更新されていなくてすぐに閉じたケースなどが考えられます。

 

 

◆直帰率

一般的に直帰率は低い方が良いです。

直帰率が高い場合は、サイトを訪れた目的とサイトの内容が異なることが考えられます。

また、初めてサイトを訪れた人が何のサイトか解らない場合も直帰率が高くなります。

その他にも、「ページが1ページしかない」「表示速度が遅い」「ページが読みづらい」などがあります。

 

サイトの特徴を明確にして、扱っている商品やサービスがすぐに解るようにするなど、ページごとに必要な対策をして、直帰率を下げるようにすると良いです。

 

ただ、中にはたまたま全く関心のない人が訪れて直帰する場合や、

そのページだけでユーザーの目的が達成された場合も含まれるので、

直帰率を下げることにとらわれすぎないように、ご注意ください。

 

 

◆離脱率

離脱率を元にウェブサイトやウェブサイト内の特定のページを改善することで、

コンバージョン率を高め、サイトからの収益を拡大することができます。

 

ただし、離脱率が高いページが全てだめというわけではありません。

重要なのは、ウェブサイトでコンバージョンにつながるページなど、離脱されるべきではないページでの離脱率が高いかどうかです。

 

例えば、商品やサービス内容の紹介ページなどの離脱率が高い場合は、注意が必要です。

このようなページにアクセスするユーザーは、その商品やサービスに興味・関心を持っているユーザーだと考えられます。

 

それにも関わらず、離脱率が高いということは、

・ユーザーが求めていた情報が存在していなかった

・次の行動に移る為の動線が上手く機能していなかった

などの原因が考えられます。

 

そういった特定のページの離脱率が高い場合は、そのページをよく見直してみることをおすすめします。

 

 

 

<新しい用語>

 

◇平均PV数(訪問別PV数)

ページビュー数に似たもので、「平均PV数(訪問別PV数)」があります。

 

平均PV数とは、1回の訪問(1セッション)毎のPV数の平均を表しています。

 

平均PV数が多い場合、ユーザーが1回の訪問でサイト内のページを多く閲覧していることになり、訪問者とサイト内のコンテンツの内容が一致していると考えられます。 

 

逆に、平均PV数が少ない場合は、「サイト内の内容に一致しない訪問者を誘導してしまっている」、「内容がわかりにくい」、もしくは「訪問者が目的のコンテンツを見つけにくい」などの問題が考えられます。

 

また、平均PV数が多いのにコンバージョンに結びつかない場合もあります。

その場合は、以下の理由などがあげられます。

 

・回遊した後、「欲しい情報がない」とユーザーが判断して離脱している。

・サイト内の動線が悪く、目的のページに辿り着く前にユーザーが離脱している。

 

平均PV数は、サイト内の動線の改善やコンテンツの質を判断する際の目安になります。

 

 

◇平均滞在時間

滞在時間に似たもので「平均滞在時間」というものがあります。

 

平均滞在時間は、ウェブサイトへの1回の訪問毎の平均滞在時間のことです。

こちらも、平均PV数と同じく、サイト内の動線やコンテンツの質を判断する目安になります。

 

長く滞在した方が、ページをしっかり読んでいる、または、サイト内を広く巡回していると考えられます。

 

滞在時間には、ブラウザを開いたままにした状態なども含まれるため、多少正確性に欠ける面もあるので、全体の滞在時間よりもページ毎の閲覧時間を重視すると良いです。 

 

 

◇コンバージョン

コンバージョンとは、ウェブサイトにおける成果を何に定義するかによって変わります。

 

例えば、オンラインショップ(ECサイト)であれば「商品の購入」、

企業サイトや商品情報サイトであれば「問い合わせ」や「資料請求」などです。

 

ウェブサイトへのアクセスがいくら増えても、それが最終的に利益に結びつかなければ意味がありません。

 

「コンバージョン」に関わる指標としてよく用いられるものには、以下の3つがあります。

・コンバージョン数(CV数)

・アクセスのうちコンバージョンに至った割合(コンバージョン率/CVR)

・1コンバージョンを得るためにかかった費用(1件あたり獲得単価/CPA)

 

ウェブサイトの運用目的によって、どのような指標を重視するかは変わります。

コンバージョンよりもページビュー数やユニークユーザー数が重要な指標になることもあります。

 

 

 

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