リスティング広告の運用代行についてのノウハウやテクニックを公開します!

2017/06/08 コラム

サイトリターゲティングの活用方法!

リスティング広告を出稿している広告主様であれば、
「リターゲティング」や「リマーケティング」などのキーワードは
聞いたことが有るのではないでしょうか?
 
今回は検索要素を追加したサイトリターゲティングについて詳しく説明いたします。

■そもそもリターゲティング(リマーケティング)って?

まず、リターゲティングとはどういった手法なのか
おさらいをしておきましょう!
 
リターゲティングとは、英語で表すと「re + targeting」 となり
ターゲットに再度広告を表示するという意味なります。
つまり、一度LPや広告主様のサイトに訪れたユーザーに、
他のサイトなどで広告の表示を行うということができます。
 
一度サイトを訪れているため、サービスや商材に
興味があるユーザーにアプローチすることが可能になります。
リターゲティングは検索連動型広告よりも効果が高く
リスティング広告には欠かせないターゲティング手法になっています。
 
※リマーケティングは、Googleにおける呼び名で
 リターゲティングは、Yahooにおける呼び名となっております。
 本記事では「リターゲティング」で統一しております。

■サイトリターゲティングとは?

では次に、サイトリターゲティングに関してご紹介したいと思います。
 
サイトリターゲティングはリターゲティングと違い検索広告連動型の広告手法になります。
一度LPや自社サイトに訪れたユーザーがあるキーワードで検索を行ったときに、
一度サイトに訪れたユーザーに対して専用の広告を表示することが出来ます。
 
特長1:リターゲティングリストの活用
本来の検索広告と違い、リターゲティングリストを設定することで
ターゲットを絞ることが出来ます。
また、一度サイトに訪れているという強みがあるため
効果が高い広告となっています。
 
特長2.ユーザーの取りこぼし防止
LPや広告主様のサイトに訪れたユーザーが
一度目でコンバージョンに至らないことは多々あります。
(商品の比較や値段の比較を行うため、一度目はサイトから離れることが多いのです。)
しかし、再度検索をしたときに
訪問ユーザーに向けた訴求内容の広告を表示することが出来るため、
一回目の検索よりコンバージョンに繋がる可能性が高いと考えられます。
 
特長3.二度目の検索だから出来るキーワード選択
本来、絞り込みをする上でビッグワードのような広い範囲のキーワードは
競合が多いためクリック単価が上がってしまう傾向があります。
ですが、リマーケティングリストを設定しターゲットを最初から絞ることで、
他の機会にビッグワードで検索したとき、再度商品を思い出してもらうことも可能になります。
 
例をあげてみましょう。
広告主様はサッカー用品のECサイトを運営しております。
 
Aさんはサッカーが好きで、サッカーの試合に使うスパイクが欲しいと思っています。
そのためインターネットで「サッカー スパイク 通販」と検索しました。
そこで、広告主様のサイトを一度訪れましたが、その時は購入までには至りませんでした。
 
後日、Aさんはサッカー情報を知りたく、「サッカー ◯◯」と調べました。
このとき、広告主様がサッカーに関連するキーワードを登録していた場合、
Aさんに対して、購入を促す広告を表示することが出来ます。
 
 
このようにサイトリターゲティングでは、一度サイトに訪れたユーザーに対して
再度購入を促す広告を表示しコンバージョンに繋げていく事ができる
非常に効果の高い広告となっております。

■サイトリターゲティングの設定方法

では次に、実際にサイトリターゲティングの設定方法についてみていきましょう。
 
 
yahoo (サイトリターゲティング) における設定手順  
1.サイトリターゲティング用のタグを発行
(既にタグを発行、設置してある方はスキップ)
 
スポンサードサーチ [ツール一覧]タブ のターゲットリスト管理
 

 
上記のページでタグの取得が可能となります。
取得したタグは広告主様のサイトに設置を行って下さい。
そうすることで、訪問したユーザーのデータが蓄積されていきます。
 
 
2.ターゲットリストの作成
[+ターゲットリスト追加]ボタン から各設定条件を選択
 

 
3.リストとキャンペーンもしくは広告グループに関連付けを行います。
 
170607_3
※キャンペーン単位では「除外」のみしか選択できません。
 
 
 
Google (RLSA)における設定手順
 
1.RLSA用のキャンペーンを作成
 
170607_4

※キャンペーンタイプ[検索ネットワークのみ]で[すべての機能]に設定します。
 
 
2.作成したキャンペーンにユーザーリストを作成

170607_5
 
キャンペーンのページに遷移し、[ユーザーリスト]タブを開きます。
次に、ターゲット設定でプルダウンメニュー[キャンペーンのターゲット設定を追加]の
[インタレストとリマーケティング]を選択します。
 
170607_6

[カテゴリを選択]で[リマーケティングリスト]を選択します。

170607_7
 
下にスクロールすると上記の選択画面があります。
[掲載先の絞り込みと入札単価]に設定します。設定したら、[閉じる]ボタンを選択し、保存します。
 
サイトリターゲティング(RLSA)の設定は以上となります。
 
 
ここまで設定を行ってきましたが、一番大事なのは広告です!
一度訪れたことがあるという強みを活かして各商材をアピールすることが、
リターゲティングでの目的となります。
訪問ユーザーが検索をした時、どうしたらユーザーがクリックしてくれるか、
そこからコンバージョンに繋がるのかを考えて広告文を設定しましょう!

■まとめ

サイトリターゲティングは、リターゲティングの強みを活かした検索連動型広告とお伝えしました。
リスティング広告においては、適切なターゲティングが重要なカギとなっています。
 
ネット広告の躍進が著しい中、参入してくる競合他社も多くなってきております。
そのため、ターゲティングの最適化で無駄な広告配信を防ぎ、
広告主様が求めるユーザーに最適な広告を出せることが最大の目的だと思います。
 
サイトリターゲティングだけではなく、
ネット広告は、まだまだいろいろな可能性を秘めております。
 
こういったWEB広告に興味のあるWEBサイトのご担当者様や、
ホームページの作成会社様など、お気軽にご相談を頂ければと思います。
現在県内を中心に毎月多数の企業様からお問い合わせを頂いております。
 
引き続きこうしたネット広告における豆知識や
最新情報を随時提供してまいりますので、 ぜひチェックをお願いいたします!

「WEBマーケティングを活用して集客の問題を解決したい」
「ホームページの成果をもっと伸ばしたい」
「採用の問題を解決したい」
など、お気軽にお問い合わせください!