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2015/12/21 コラム

スマートフォン対応を考えよう!

ここ数年で、普及率が急激に高まっているスマートフォン。
インターネット利用も、完全にスマートフォンがPCを上回った模様です。
 
企業HPといえば、真っ先にPCに表示されるものをイメージしてしまいませんか?
今までどこか「おまけ」のように扱われていた、ウェブサイトの“スマートフォン対応”。
業種にもよりますが、これからは、PC以上に本気で取り組む必要がありそうです。
 
そもそも、“スマートフォン対応”ってよく聞くけど、何をすればいいの?
今回は、そんな方のためのワンポイントアドバイス!
ちょっとした改善で売上が300%超え!なんていう話も、珍しくありません。
スマートフォンユーザーが多いECサイトや、B to Cのウェブサイトの運用担当者様は、
特に必見です!
ちょっとした改善で売り上げが300%超え!も夢じゃありません。
 
 
■スマートフォン対応の具体策
ただ、スマートフォン用に表示切替ができればいい、ということではありません。
ここでは、“スマートフォン対応”の定義を、以下の2点とします。
 
・スマートフォンによるウェブサイト閲覧が、ユーザーにとって「快適」であること。
・スマートフォンユーザーに、高い確率で理想的なアクション(商品の購入やサービスの申込みなど)をしてもらうこと。
 
同じウェブサイトでも、PCとスマートフォンでは、何が「快適」で、
どうすれば「理想のアクション」をしてもらえるのかが、全く異なる可能性があります。
また、普段PCを使い慣れているウェブ担当者様と、PCに全く触れない主婦層とでは、
ウェブサイトに対する感覚がかけ離れていることも考慮に入れなければなりません。
PCからいったん頭を切り替えるのはもちろんのこと、
既成概念を取っ払うつもりで取り組みましょう!
 
それでは、ここからスマートフォン対応の具体策をみていきます。
ウェブサイトのフルリニューアルのような大工事が必要なものは省いて、
スマートフォン向けのデザイン・構築に関する対応策のみに絞ってみました。
今回ご紹介するのは、「表示速度の改善」と「最適表示」の2つ。
 
表示速度の改善
1つめは、クリック(タップ)してからページが表示されるまでのスピードです。
いつまでたってもページが表示されないと、見る気をなくしちゃうのは当然ですよね。
特にスマートフォンユーザーは、短い時間で、手軽に情報を手に入れたいという傾向が強いので、表示速度に敏感です。
以下の統計も、ユーザーが表示速度にシビアだということを教えてくれます。
 
表示速度が1秒遅くなるごとに、10%の損失をもたらす。
 
これは無視できませんね!
Googleの表示速度計測ツールに”Page Speed Insight”というものがあるので、
是非測ってみてはいかがでしょうか。
100点満点で評価してくれます。
Google Page Speed Insightはコチラ
 
Googleは80点程度を合格ラインとしているそうですが、ある調査によると、
主要企業100社以上の平均点はたったの約40点。(1位はAmazonさんの96点)
あなたのサイトも改善の余地があるかもしれません。
 
では表示速度を改善するためには、何をすればいいのか?
 
 
方法はいくつかありますが、費用をあまりかけずに改善するなら、ズバリ「軽量化」
です。
ページのデータ容量を軽くしてあげることで、表示速度を改善しましょう!
単純にボリュームを減らしたり、容量の小さい画像データを使用することで、
軽量化は可能です。

 
データ容量に関して特に注意したいのは、縦に長~いランディングページ。
(ランディングページって何?という方はコチラをご覧ください)
 
ランディングページは、その特性上、容量が大きくなりがちです。
うっかりしてると3MBや4MBは平気で超えていきます。
環境にもよりますが、表示速度に10秒以上かかるランディングページもよく見かけます。
(実際は見かける前に閉じますが。)
 
ちなみに表示速度抜群のAmazonさんは、500KB以下だそうです。さすがですね!
 
表示速度の改善は基本中の基本ということで、是非取り組んでみてください!
スマホサイトの表示速度を改善するには…
 
 
最適表示
2つめの鉄板法則は、スマートフォン向けに表示を最適化することです。
 
しかし、実はこの分野、「こうすればパフォーマンスが向上する!」といった形で体系化されているわけではないんです。
 
ではどう改善すればいいのか?
答えは、とにかく仮説を立てて、検証!
これに尽きます。
 
現時点では、高速でPDCAをまわしていくことが、最適表示、
そしてパフォーマンスの向上への唯一のカギとされています。

全てのページの、全てのコンテンツの表示方法に改善の余地があると考え、
ユーザー目線で仮説を立て、検証していきましょう!

 
「仮説って言っても、どんなところに着目すればいいのかわからない!」という方のために、
以下に例をいくつかご紹介します。

 
情報量は適切か?

 ・ファーストビューの情報量は適切か?

 ・商品やサービスの選択肢は多すぎないか?

 ・商品一覧ページは、パッと見で何件表示するのが適切か?

 ・ログイン方法(対象者)が多すぎて、ごちゃごちゃしていないか?

 
アイキャッチや売り文句、どの組み合わせが最も効果的か?
 
「クリックできる感」は演出できているか?

(スマホには”マウスオーバー機能”がないので、クリックできるかどうかがわかりにくい)
 
記事やコンテンツの並べ方は適切か?
 
アクションボタンやアクションハードルは適切か?
 ・アクションボタンは、左右どっちの親指でも届くように、横いっぱいに広げてあるか?
 ・アクションボタンの文言は適切か?(「購入する」or「購入手続きへ」?など)
 ・手続きの「早く終わる感」の演出は適切か?(1分で完了!の表示など)
 ・場合によっては、スクロールに合わせてアクションボタンにトレースさせる機能も。
 
 
■まとめ
今回は「スマートフォン対応を考えよう!」ということで、比較的手のつけやすい
改善方法をご紹介してきました!
皆様のホームページ運用に、少しでもお役に立てたら幸いです!

また、個別のご相談にも常時お応えさせていただきますので、お気軽にお問合せください♪
弊社では、その他ホームページ関連のご相談、ウェブ全般に関するご相談も承っております♪

 

 
スリーカウント株式会社

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