「検索クエリ」ってご存知ですか? Googleアナリティクスなどでも「検索クエリ」という言葉は出てきますが、 今回は、リスティングで使われる「検索クエリ」についてのお話です。 リスティングを運用するにあたって、 「検索クエリ」って実はとっても重要なんですよ。
■そもそも検索クエリってなに?
ユーザーが検索する時に入力する「単語」や「フレーズ」のことをいいます。 <「検索クエリ」と「キーワード」は何が違うの?> これは、あくまでリスティング広告における違いですが、 ユーザーが検索する時に入力する語句やフレーズが「検索クエリ」。 広告主が広告を表示するために設定する語句やフレーズが「キーワード」になります。
■検索クエリで何ができるの?
検索クエリからは、ユーザーのニーズを掴むことができたり、 現在、設定しているキーワードとの違いなどを調べることができます。 これを元に、リスティングの設定を改善することで効果を上げることができます。 検索クエリを活用した改善方法として、2つの方法を簡単にご紹介します。
■検索クエリの使い方
<その1> 除外キーワードの追加 検索クエリを見ていると、意図していないキーワードからの流入があります。 特に部分一致で登録しているキーワードで見られます。 こちらが意図していない、まったく関係のないキーワードに対して 広告が表示され、さらにクリック(無駄なクリック)も発生しているのなら、 それはつまり広告費用(無駄なコスト)が発生しているわけです。 そのようなキーワードを除外する事で、無駄なクリックを減らすことができます。 <その2> 新規キーワードの追加 まずは、検索クエリの中でコンバージョンが数件つくようなキーワードが 見つかったら、新しく追加していくと良いです。 キーワードを部分一致で設定していることが多い場合、 検索クエリから効果の良いキーワードが見つかることが多いです。 また、コンバージョン率が高いキーワードに 共通項がある場合などは、そのキーワードでの 部分一致や絞り込み部分一致を追加することで、全体的に効果がよくなりやすいです。 さらに、広告文やランディングページも併せて見直すと、効果が上がる可能性があります。
■検索クエリはどこから見るの?
<Google Adwords> (1)「キーワード」タブをクリック (2)「検索語句」をクリック<Yahoo!スポンサードサーチ> (1)「キーワード」をクリック (2)「検索クエリーを表示」をクリックし、 「選択したキーワード」または「すべてのキーワード」をクリック
「検索クエリ」は、ユーザーの細かなニーズを把握することができ、 また、それを元に改善をすることで効果アップも見込める重要なデータになります。 ぜひ、リスティングの運用に活用ください。