リスティング広告を運用する際に、除外キーワードの設定はとても大切です。
今回は除外キーワードについてご説明いたします。
除外キーワードとは、ユーザが検索する際に
「特定のキーワードが入っていた場合は広告を出さないでほしい」というときに
登録するキーワードです。
例えば、ブライダル会社が結婚式をあげようと考えているカップルに対して、
資料請求・問合せを増やしたいと、リスティング広告で「結婚式」というキーワードを
フレーズ一致、または部分一致で登録したとします。
その場合、「結婚式 余興」や「結婚式 招待状 返事」で検索してきたユーザにも
広告が配信される可能性がでてきます。
「結婚式 余興」や「結婚式 招待状 返事」で検索したユーザは、
結婚式の資料請求や問合せをする可能性は低いですよね。
もし勘違いをして広告を押してしまったら、無駄なコストがかかってきます。
そういった場合に便利なのが、除外キーワードです。
※ Google Adwords は「除外キーワード」ですが、
Yahoo!スポンサードサーチでは対象外キーワードと言う名称になっています。
最初から除外するキーワードがわかっていればいいですが、
運用していると予想外のキーワードからランディングページへ流入することが多々あります。
そういったキーワードは検索クエリから見つけることが基本です。
検索クエリは下記の記事でご紹介していますので、こちらをぜひお読みください。
リスティングの運用で重要な「検索クエリ」って知ってますか?
それでは、除外キーワードの登録方法を説明します。
<Google AdWordsの場合>
(1)「キーワード」→「除外キーワード」から「+キーワード」を押下します。
この時、キャンペーン単位、広告グループ単位を選ぶことができます。
キャンペーン構成によって使い分けましょう。
(2)「キャンペーンを選択」、または「広告グループを選択」から適用するキャンペーン
または、広告グループを選んでください。
(3)キーワードを1行に1つずつ入力し、「保存」ボタンを押すと登録完了です。
※ キーワードを ”” で囲むとフレーズ一致で登録されます。
※ 「 [ ] 」で囲むと完全一致、囲まなければ部分一致となります。
<Yahooスポンサードサーチの場合>
(1)「ツール」から「対象外キーワードツール」を選択します。
(2)「対象外キーワードを追加」を押下します。
(3)
- Google Adwordsと同様に、キャンペーン単位、
グループ単位で除外キーワードを適用することができます。
適用するキャンペーン、または広告グループを選択してください。 - 対象外キーワードを入力します。
- マッチタイプを選択します。完全一致、部分一致、フレーズ一致を選ぶことができます。
- 「追加」ボタンを押下します。
以上となります。
大切な予算を有効に使うために無駄なクリックを省くことは
リスティング運用をするにあたってとても大切です。
ぜひご活用ください!