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2015/12/21 コラム

「事例紹介」で効果的なホームページの更新を

ホームページを運用していく上で、更新ネタにお困りの方は多いのではないでしょうか?
私が担当するお客様の中にも、「更新の重要性はなんとなくわかるけど、
ネタがなくて…」というお悩みをお持ちの方は非常に多いです。
 
そこで今回は、そんな方々にオススメの更新ネタをご紹介します!
 
 
■オススメ更新ネタ「事例紹介」

ホームページでよく見かける事例紹介。
実はこれが、更新ネタとしてかなりオススメなんです。
 
「事例紹介」とは、ホームページ閲覧者に向けて
「こんな仕事をしましたよ!」と実例を紹介する内容のことですが、
ピンと来ない方のために、弊社の例を。
jirei01sample.jpg

弊社の場合は、ご依頼いただいたホームページ制作の完了後、
上の画像のような形で制作事例としてアップします。
(ご許可をいただけた場合のみ)
 
他の業種であれば、例えば住宅リフォーム関連のビフォアアフターや、
設備関連の導入事例などが想像しやすいでしょうか。

 
具体的な書き方については、本記事の後半で触れていきます。
 
 
■事例紹介を更新することのメリット

では、事例紹介を更新するとどんなメリットがあるのか?

早速みていきましょう。
 

 

1.検索エンジン対策として効果的!
検索エンジンに狙ったキーワードで上位表示させるためには、何が必要か。
すごく簡単に言ってしまうと、ホームページ内にそのキーワードの数を増やしていくことです。

 
弊社の場合、ホームページ内に「ホームページ作成」「浜松」という
キーワードの数が多くなればいいということです。
 
事例紹介を更新していくことで、自然とこれらの数を増やしていくことができますし、
できるだけ詳細まで記載していくことで、「ロングテール戦法」の視点でも
検索エンジン対策を強化することができます。

(「ロングテール戦法」の考え方については以前の記事で紹介しています。)

お客様は検索の際に実に様々な語句を使用されます。
 
地域を示す語句や求めているサービス・商品名はもちろんのこと、
単純に抱えている問題点をそのまま打ち込んだり、
中にはまったく予想のつかない語句も…。
 
そういった幅広い語句にも対応して上位表示させるためにも、
事例紹介を詳細まで記載することはとても有効なのです!
 
 
2.転換率の改善にも効果的!
転換率とはホームページ訪問者が、理想的なアクションを起こしてくれる確率です。
弊社の場合、ホームページ訪問者100人のうち、
1人のお客様から「うちのホームページ作って!」という
ご依頼のお電話(もしくはメール)をいただけば、転換率1%ということになります。

 
これが高いほど効果的なホームページといえます。

 
ところが、お客様は消極的です。
どれだけ「まずはお気軽に!」と書いても、
そんなに気軽にコンタクトを取りに来てはくれません。
 
しかし、お客様が電話をかけようか迷っていらっしゃるときに、
その方の状況とぴったりあてはまる、もしくは似た事例を紹介することができたらどうでしょう?
 
お客様にとっては背中を押された気持ちになるのではないでしょうか。
決定打にはならずとも、転換率の改善とは、
そういったちょっとしたことの積み重ねによって実現するものです。
 
 
事例紹介が転換率に影響する理由は他にもあります。
ホームページで他社と比較されたときに差別化を図るため、
独自の「強み」を打ち出すのは基本ですが、
実際の「強み」は、打ち出している部分以外にも多く存在することがほとんど。
 
打ち出す以前に、自分たちが認識すらしていないようなところに強みがあるものです。
丁寧に事例紹介を書いていると、当たり前だと思ってやっている作業が、
実は他社が省いている作業だったり、お客様にとっては
「そんなことまでやってくれるの!?」という内容だったりして、
それが決め手となって契約に…ということが起こってくれます。
 
もちろん、意図的に強みをアピールすることだってできます。
実例とともに紹介するという意味では、
単純に強みだけをアピールするだけのページよりも説得力があるかもしれません。
 
有効に活用していきましょう。

 
 
3.市場調査のツールにも!
ホームページを運用することのメリットの1つに、アクセス解析ソフトを使って、
お客様の興味がどこにあるのかを統計することができるという点があります。
 
事例紹介を更新していくと、どんな案件、サービス、商品に興味があるのかなど、
より詳細な統計データをとることが可能になり、
お客様の興味の傾向を明確化していくことができます。
 
もちろん検証の作業は必要になりますが、
市場を把握するのに一役買ってくれるというのも、
事例紹介を更新していくことのメリットです。
 
 
ここまで3つのメリットをご紹介しましたが、
他にもお客様にお見せするサンプルに使えたり(業種にもよりますが)、
社内での情報共有にも役立ったりと、「事例紹介」はまさに魅力満載の更新ネタなのです!

 

 

最後に、実際に事例紹介を書いていくときのコツをご紹介。
 
① 5W1H
具体的には…

Who(誰):どんなお客様の案件か。法人なら業種、個人なら属性などを書ける範囲で。
Why(なぜ):お客様の抱えていた問題点や御社にお仕事を依頼されたきっかけなど。
When(いつ):更新の日付を明記しましょう。
Where(どこ):どこの地域のお客様か。
What(何):どんなお仕事を依頼されたのか。
How(どのように):お仕事の工程や工夫した点など。改善・解決されたことなどもあれば。
 
② 特にWhyとHowは、丁寧に細かく
上記5W1Hはどれも重要な要素ですが、
中でもWhyとHowは深堀りできます。
ここを細かく文章にしていくことで、先にメリットとして紹介した
検索エンジン対策や転換率アップへの貢献度が大きく変わってきます。
 
Howに関しては、普段当たり前のように行っていることも書いていきましょう。

 
以上を意識して書くと、こんな感じになります。

 

××年×月×日〈When〉
浜松市中区の〈Where〉○○関連部品メーカー△△様〈Who〉より、
ホームページ作成のご依頼をいただきました。〈What〉
 
創業50周年を機に、5年前に作ったホームページを
現代風のデザインに一新したいということで弊社をお選びいただき、
弊社ホームページのメールフォームよりお問合せをいただきました。〈Why〉
 
ヒアリングを重ねる中で浮き上がってきたのが、単なる会社紹介ではなく、
できることならホームページによる新規顧客の開拓もやりたいという潜在的なご要望。
 
まずは競合サイト調査を徹底して行いました。
 
…(中略)…

 
製造業のホームページは製品が中心となり人気(ひとけ)が希薄になりがちですが、
代表メッセージやその他随所に職員の方々の写真を使用することにより、
見ている方に安心感を与えられる設計となっております。〈How〉

また、写真なども効果的に使っていきましょう!
 
 
■まとめ
今回はホームページのオススメ更新ネタとして「事例紹介」をピックアップしてまいりました。
皆様のホームページ運用に、少しでもお役に立てたら幸いです!
 
中には、事例紹介を掲載しにくい業種の方や、
事例自体の件数が少ない業種のため更新頻度も少なくなってしまうという方も
いらっしゃると思います。
 
そんな方には個別のご相談にも常時お応えさせていただきますので、
お気軽にお問合せください♪
 
弊社では、その他ホームページ関連のご相談、ウェブ全般に関するご相談も承っております♪

 

 

スリーカウント株式会社
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