リスティング広告の運用代行についてのノウハウやテクニックを公開します!

2015/12/16 コラム

出始めたリスティングの成果。さらに伸ばし勝ち続けるためには!?

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ホームページの更新や改善、リスティング広告などの活用によって、
お問い合わせや注文、予約が増えた!
 
コツコツと努力と実績を積み重ねることにより、
蓄積された成果。
 
これはとても嬉しいことですよね。
 
では、さらにそこから成果を獲得し続けていくにはどのようにすればよいのでしょうか?
今日はさらに勝ち続けていく秘訣を1つお伝えしようと思います。
 
波に乗り始めた時がチャンス!
さっそく今日から始めていきましょう。
 
 
■ユーザを知る
ホームページを立ち上げる時、最初に必要なのが目的を明確にすること。
並びに、ユーザを明確にすること。
その内容に沿ってホームページを作ったかと思います。
(参考過去記事:担当者様必見!ホームページ制作で無駄なコストを生まないための
基本の「キ」

 
 
では、実際ホームページを立ち上げて、
お問い合せや予約をしてくださったユーザの層はどうでしょうか?
お問い合わせの件数やお問い合わせ内容も重要ですが、
見落としてはいけないのが、この「層」。
 
 
特にリスティング広告においては、
ユーザ層とデバイス、媒体の関係が非常に密接なため、
ユーザ層を知ることはとても重要となります。
 
 
例えば、検索エンジン連動型のリスティング広告の代表的な配信先として
Yahoo!とGoogleがあります。
 
yglogo
 
どちらも同じ「検索エンジン」というツールですが
Yahoo!とGoogleのユーザー動向はそれぞれ異なります。
 
主婦層が多いと言われるYahoo!に対し、スマホユーザーが多いGoogle。
 
では、このユーザ動向がリスティング広告の成果にどのようにつながってくるか、
一つの例を見て行きましょう。
 
例)
少しボリュームのあるアンケートに答える形式の、8月末日締切りのキャンペーン。
そのランディングページへ導線をひいたリスティング広告を
Yahoo! とGoogle両方へ同じ予算で配信。
 
その結果、
 
7月のリスティング広告のコンバージョンは
Googleが圧倒的に多かったのに対し、
 
8月のリスティング広告のコンバージョンは
Yahoo!が多く、Googleのコンバージョンは前月ほどの伸びすら見せなかった。
 
本来、締切間近のキャンペーンだと、
8月末の駆け込み応募としてコンバージョンが伸びる傾向にあります。
しかし、このキャンペーンのコンバージョンはそうではなかった。
コンバージョンを伸ばす、または運用の改善点を見つけよりよい運用にしていくためには、
この原因を探ることが大切です。
その原因追求のために、背景を再度捉え、そして仮説を立てていきます。
 
※もちろん、配信期間は上記の2ヶ月だけではなく、
それまでの間マーケティングデータを取り、
改善を重ねていることが大前提です。
 
 
<背景>
今回のキャンペーンの特長としてあげられるのが
「少しボリュームのあるアンケートに答える形式」のキャンペーンである、という点。
 
実際のページをPC、スマホ双方から見てみると、
回答時間に7分程掛かりそうな、かつ添付画像も文章作成も必要な内容。
アンケートフォームのスマホ対応はされていない。
 
 
<仮説>
8月は締切がすぐ。
アンケートも長く、添付画像の用意が必要。
 
Googleのユーザは、空き時間にスマホからホームページを
閲覧していることが多い動向が見られる。
そのため、「ボリュームのあるアンケート」「添付画像必須」
「文章作成」等腰を据えて行うアクションの多い本キャンページでの
コンバージョンが締切間近にも関わらず伸び悩んだ。
 
 
その反面、Yahoo!は比較的時間の取れる主婦層の多い動向にあるため、
「ボリュームのあるアンケート」「添付画像必須」「文章作成」等
腰を据えて行うアクションへのハードルがさほど高くならなかった。
 
これらの結果、
Yahoo!、Google各ユーザのコンバージョンの差がでたのでは?
という一つの仮説が立ちます。
 
 
<改善案 草案>
これらの仮説から
8月のGoogleユーザのコンバージョンを伸ばすには、
アンケート内容の改善やアンケートフォームのスマホ化等、
空き時間に利用するスマホユーザに向けた改善案が考えられます。
 
 
■ここからが本題
仮説と改善案の草案がたったところで次は検証です。
冒頭の「ユーザを知る」。これを行っていきます。
 
その方法はいたってシンプル。
 
それは、
「実際に応募のあったユーザ層を把握する」ことです。
当たり前と感じるかもしれませんが、
 
応募数は把握していても、意外とユーザ層までは把握されていないケースが多々有ります。
 
 
■実際のユーザ層と照らし合わせる
ユーザ層の把握ができたら、
仮説と実際のデータに差分があるかどうかを検証します。
 
仮説通りなのだとしたら、
改善案をさらに掘り下げ実施していきます。
 
広告費を増やし、新たな商圏を広げていくのももちろん有りですが、
現状を分析し、コンバージョンに至っていない原因を改善することにより、
転換率を上げることができます。
 
 
予算だけを増やし、転換率はそのままよりも、
予算も上げつつ、転換率も上げる方が当然より良い運用を生み出して行けます。
 
 
成果は企業にとって「売上」でもあると同時に、
それと同時に実際製品やサービスを選択されたお客様のことを知る
「マーケティングデータ」でもあります。
 
それらをしっかりと活用し、ユーザの使いやすいよう改善を実施することで
成果も積み上げていくことができます。
 
一朝一夕にいくことでは無いですが、
波に乗り始めた、コンバージョンが取れてきた今がチャンス!
 
少しずつ成果に磨きをかけ、より良い運用を目指しましょう!
 
 
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