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2015/12/18 コラム

問い合わせフォームの修正で問い合わせ数が倍になる!?

■訪問数と転換率の関係のおさらい
WEB担当者の皆様の多くは訪問者の数を重視されているかと思います。
以前にもお伝えしたように、ホームページはアクセスを集めれば
問い合わせ数が増える、というわけでは一概にございません。
1000人のアクセスがあったとしても、問い合わせをする確率(転換率)が
0%であるならば、【問い合わせ数は 0(ゼロ) です】
 
そのため常に、訪問者の数に加えて転換率を意識する必要があります。
WEB広告でもそうですが、すべての訪問数ではなく【見込み客】の訪問数に対して、
通常のホームページの転換率は
 
【1パーセントが1つの指標】
 
とされています。
 
 
例えば弊社であれば、
 
・ホームページ制作 浜松
・リスティング運用 静岡
・ホームページ 作成 静岡県
 
などの訪問者の数を【見込み客】と換算し、それを1パーセントでかけた数より、
実際の問い合わせ数が多ければ指標をクリアしていることになります。
 
※転換率のことを「コンバージョン率」や「CVR」とも呼びます。
 
 
 
■転換率の1パーセントをさらに分解する
では転換率1パーセントという数字はどこから来るのでしょうか?
ここを抑えて頂くとなぜ今回のタイトルをご理解いただけると思います。
 
ホームページはTOPページだけが【見込み客】が訪れる
一番初めのページではないことはご存じだと思います。
その一番初めに訪れるページのことをランディングページと呼びます。
 
企業様によっては、サービス名で検索をした場合はサービスのページが
ランディングページになるケースもありますし、リスティングなどの
WEB広告を活用されている企業様では、特設ページを設けて
そちらをランディングページにしているケースもあります。
 
そのランディングページからいくつかのページを経由を含めて、
問い合わせのページまで移動する確率は【10%が1つの指標】なのです。
 
さらに、、、
 
問い合わせページから、「お問い合わせありがとうございました」ページまで
移動する確率が【10%が1つの指標】になります!
 
この【 10% × 10% = 1パーセント 】こそが転換率になります。
「転換率が1パーセントが1つの指標」という意味はこういうことです。
 
 
■問い合わせフォームの修正で問い合わせ数が倍になる!!
上記のことを考えると、今回のお題は納得していただけますね。
 
1000人の訪問者があり、転換率が1パーセントに満たない場合、
このどちらかに問題があるのです。
 
「ホームページを修正するときに、どのページを修正するべきか。」
 
この問題は皆様だけでなく、弊社もよくぶつかる1つの壁です。
例えば、「TOPページの滞在時間が悪いから修正する必要がある」
確かに効果的な方法であると思います。
 
ただTOPページはナビゲーションを含む場合も多く、ホームページの内容によっては、
滞在時間が短くなるケースも存在します。
TOPページから問い合わせページに遷移する確率が10%以上であるとするならば、
大きく変更する必要はありません。

 
どこを経由することで問い合わせページへの移動する確率があがるのか。
細かく調べることはもちろん可能ですが、時間も労力も掛かります。
通常の制作会社様では正直ここまで調べることはないかと思います。
 
そこで簡単に調べられ、転換率が向上する方法が
【問い合わせフォームの修正】になります。
 
例えば問い合わせページに50人の訪問者が訪れるにも関わらず、
実際の問い合わせ数が5人以下の場合は、指標以下の数字です。
ぜひとも問い合わせフォームを修正してみてください。
 
 
■問い合わせフォームの修正のアドバイス
「でもフォームのどこを修正したらいいの?」
こんな声が聴こえてきそうですので、アドバイスをいくつか記載します。

 
【フォーム改善の基本概念】
「お客様が面倒くさいと思う項目はすべてなくす!」

 
これが一番基本的な考え方になります。
例えば「相談をしたい」という目的のフォームの中に【住所】などの項目を入れていませんか?
もちろん資料請求やパンフレットが届く場合なら別ですが、
普通の相談をしたいお客様に住所は必要ないですよね?
こうした考え方に基づき、フォームを改善していきます。

 
【修正案1:フォームの項目は最低限】
先ほどのお話にもつながりますが、フォームの項目は最低限にしましょう。
1つ項目を追加すると半分の人がいなくなる!ぐらいの気持ちでいいかと思います。
皆さまはお客様から多くの情報を取りたいと思いますが、
お客様は「最低限の情報しか与えたくない」のです。 
お問い合わせフォームの内容例

 
【修正案2:入力よりも選択形式を増やす】
お客様は入力するという方法をとてもめんどくさがります。
特にホームページがスマートフォンに対応をしていない場合、
皆さまも経験があると思いますが、非常にめんどくさいですよね・・・。
そのため出来るだけ選択形式を増やしてあげることで
転換率は改善されます。
選択形式

 

【修正案3:リセットボタンをトル】
最近では見なくなりましたが、フォームの下に「リセットボタン」がついている場合があります。
せっかく情報を最後まで入力したのに、【間違って】リセットボタンを押したら、、
その方は本当に必要でない限り、入力をあきらめますよね?
このリセットボタンは必ず外してください。
リセットボタンは外しましょう

 
 
と、あくまで簡単な修正を記載してみました。

実は他にも、修正するだけで改善される箇所が上記の5倍あったりします。
さらに詳しい内容については直接お問い合わせを頂ければお伝えいたします。
 
細かいことですが、ぜひチャレンジをしてみてください!
 
 
■まとめ
今回は転換率を上げるために、「問い合わせフォームの修正」といった観点で
記載をいたしました。
 
特にフォームを修正すれば転換率が上昇するといった考えは
「目からウロコ」の方もいらっしゃったのではないかと思います。
 
ホームページのアクセス解析は皆様されていても、実際にフォームから
「ありがとうございました」ページまでの遷移を計測している企業様は
おそらく100社に1社もないくらいの確率です。
 
それだけ見落としがちですが、簡単な修正で効果を出せる方法なんです。
転換率を細かく分析し、原因を突き止めて修正する。
風邪を治すお医者様と同じですね♪
 
 
ぜひぜひ効果的に活用して、問い合わせ数を増やしてください\(^^)√

 

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