インターネットは日々変化し続けています。
情報スーパーハイウェイ構想に端を発し、ホームページやブログサービスの登場、ECサイトの台頭にSNSの流行……。
それらに合わせて、検索エンジンもそのアルゴリズムを徐々に変化・対応させていきました。
そして今、スマートフォンの普及によって、検索エンジンは新たな歴史を迎えようとしています。
先日(2月3日金曜日)、Googleは検索エンジンのサービス向上を図るため、
検索ランキングのアルゴリズムに改良を加えた、という発表を出しました。
この情報はインターネットだけでなく、TVメディアなどでも取り上げられていましたね。
これはいわゆる品質の低いサイトを落として、
ユーザーにより良い情報を提供しよう、という目的のもと実施されたアップデートで、
これにより今まで「品質は高かったが順位の低いサイト」が上位に上がったり
1位に居座っていたホームページが突然検索ページから消えるといった、
大規模な検索順位の変動が来ることが予想されており、すでにその波を受けたウェブサイトもあります。
では実際、品質の低いサイトってよく聞くけど、どんなサイトでしょう?
これには様々なものがありますが、ここでは、大きく3つ紹介します。
・ページ数や文章量が少なく、内容も薄いホームページ
・意味のないことや、全く関係のないことが書かれたホームページ
・どこかのサイトから内容を丸々コピーしてきたホームページ
それぞれ見ていきましょう。
・ページ数や文章量が少ないサイトや、内容の薄いホームページ
文字通りページ数の少ないものや、文章内容が薄い、あるいは文章量が少ないサイトです。
更新が行なわれないホームページなども、これに該当されるでしょう。
文章量が少なければ、その分そこにユーザーの求めている内容が
書かれている可能性は少なくなりますし、内容の薄いコンテンツしか書いていないサイトは
見向きもされません。
検索エンジンは基本「文章量が少ない = 内容が薄い」とみており、
文章量が適切である目安としては、2,000~3,000文字程度が推奨されています。
もちろん、これはあくまで目安としての指標で、実際には文字数が少なくても
掲載されている内容がしっかりとしたものであれば、
検索エンジンはそれをしっかり見てくれるはずです。
・意味のないことや、全く関係のないことが書かれたホームページ
ホームページ内でブログを常設しているサイトのうち、
全く関係のない日常系の記事ばかり書いているサイトなどがこれに当たりますね。
大量のリンクを張られているサイトや、その逆もまた然り。
内容によっては、アフィリエイトブログなどもこれに分類されると言えます。
いくら更新が大事といっても、これれでは意味を持ちませんし、
検索エンジンからも「え?関係ないじゃん」とそっぽを向かれてしまいます。
・どこかのサイトから内容を丸々コピーしてきたホームページ
「他のホームページからコピーしてきたコンテンツ」は検索エンジンの最も嫌う物。
そのような記事を掲載してしまえば、検索エンジンからは低評価どころかマイナス評価され、
ペナルティを受けてしまう可能性すらあります。
そうなってしまっては1位はおろか、元の検索順位に戻すことも困難になってしまうでしょう。
それだけでなく、そのホームページや企業そのものの「信頼性」に
傷をつけてしまう結果にもつながりかねません。
実際に昨年末には、コピーコンテンツや転用した記事を大量に掲載した結果、
それが問題になった挙句、閉鎖にまで陥ったウェブサイトすらあります。
また、たとえいくらオリジナリティのある記事を書いても、
その情報がユーザーのほしい情報でなければ、意味がありませんし
検索エンジンの評価も上がりません。
かといって、その記事自体を書く「目的」もなければ、これもまた無意味になってしまいます。
ホームページのテーマ性に沿って、オリジナリティのあり、
かつ検索しているユーザーの気持ちに応えられる記事を書いていくことが重要といえます。
オリジナリティがあり、かつ検索エンジンからの評価を高める一番の方法としては、
ユーザーの視点に立って考えることではないでしょうか?
「うちのサイトの何に興味を持ってもらいたいんだろう?」
「何を思って、このサイトに訪問してくるのか?」
こんなことを考えてみると、自ずと答えが出てくるかもしれません。
それもそのはず。検索エンジンとしてはユーザーが「求めている」「信頼性のある」情報を提供したいのです。
そしてその求めている答えを掲載し、それが適切であればあるほど、
検索エンジンの評価は高くなっていき、当然ユーザーからの「企業としての信頼性」も高まります。
オリジナリティのある記事を書くには当然、時間がかかります。
しかし、手間暇をかけた分、ホームページに愛情を注いだ分、そのホームページは成長するのです。
上でも書きましたが、Googleをはじめとした検索エンジンは
日々アルゴリズムに改良を加え、進化しています。
実際、過去にGoogleはこれまでも、検索エンジンのアップデートを繰り返し行ってきました。
いわゆるペンギンアップデートやパンダアップデートと呼ばれる物ですね。
これらのアップデートはGoogleの目指す「検索をするユーザーに質の高いサイトを提供する」という
目的の元実施されているものでしたが、ほとんどの場合は公表されずに行われてきました。
そのため今回のように公式からのアナウンスが発表されるのは、実はとても稀なケースなんです。
今回の発表は、各ウェブ担当者さんへの「ちゃんとした情報上げないと、順位落とすよ」という
Googleからの警告なのかもしれませんね。
アップデートと言えばもう一つ、2016年11月ごろにも、Googleウェブマスター向け公式ブログで、
モバイルファーストインデックス登録に向けてという記事が投稿され、大きな話題となりました。
>Google ウェブマスター公式ブログ「モバイルファーストインデックス登録に向けて」
この「モバイルファーストインデックス」って、いったいなんなんでしょう?
簡単にいうと
今までPCサイト主体でホームページ見てきたけど、
今度からスマホサイト主体で評価するね!
というもの。
実装時期は明かされていませんが、「数か月にわたり実験を行う」と表記しており、
現在進行形で事が進んでいることは確かです。
文字通り、PCサイトではなく「モバイルサイト」を基準に評価が変わるため、
PCサイトしか存在しないホームページは、その検索順位が下がったり、
逆に「レスポンシブデザインや、スマホ対応化したモバイルフレンドリーなウェブサイトが
検索順位上位に押し上げられる」等の大規模な順位変動が起こるかも、と噂されています。
あなたのホームページは、
きちんとスマホ対応できていますか?
あなたのホームページの記事は、
ユーザーの視点に立てていますか?
今はよくても、この先いつモバイルファーストインデックスや、
新たなアップデートが実装されるかもわかりません。
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