プレゼンに勝つ!色のイメージと効果
それぞれの色が人間の心理にどのような印象を与えるのかを知っておくと、
様々なビジネスシーンにおいて有効に活用することができます。
例えば、多くの聴衆を目の前にするプレゼンなどでそれを上手に利用すれば、
色が与える心理的な影響を上手に活用することで、思い通りの第一印象を
演出することだって可能というわけです。
集中力をもって聴いて欲しいプレゼンに!
集中して高める色は、青などの寒色系を使った
プレゼンが適しています。
青はクールで知的な印象を与えるとともに、
集中力と緊張感を高めるアプローチがあります。
聞いている方も頭がスッキリする作用があるほか、
青には時間を長く感じさせないという心理効果もあり、
会議が長引く色とも言われています。
同じ寒色系の緑を使うと、リラックス効果の方が心理的に大きくなってしまい、
聞くことに集中する緊張感まで取り払われてしまうこともあります。
自然やリラクゼーション、エコに関するプレゼンの場合は安心感を与える
心理作用があるので良いかもしれません。
誰よりも目立ち注目されるプレゼンに!
プレゼンの中でとにかくインパクトを与えたい!という部分には
赤が効果的です。
赤はマーケティングでもよく使われるカラーです。
情熱の赤は人の気持ちを掻き立てるアプローチがあります。
力強さ、積極的、情熱的などが赤のイメージに挙げられます。
一般的には食欲や購買欲を掻き立てられるカラーとして、
飲食店や様々な店舗での商品タグなどにもよく使われています。
プレゼンの中でも特に強調したい部分や訴えたいフレーズなどは、
赤を使って聴衆の目を惹きつけましょう。
誠実で品格のあるプレゼンに!
フォーマルな場面では黒のスーツやドレスが着用されるように、
黒には上品で重厚感のある印象を与えることができます。
インパクトよりも上品さを全面に出す場合のプレゼンなら、
黒の背景に白い文字といったシンプルさで、
芸術的に演出するのも効果があります。
講演などプロジェクターでスクリーンに投影される場合には、
黒をメインにすると見やすいと思います。
このようにそれぞれのカラーが人に与える心理的なイメージや印象は異なり、
上手に使うことで、魅力のあるプレゼンにすることも可能です。
それぞれのカラーが持つ意味と、与える心理的な影響、それによって
人がどう動くのかを知っておくことで、効果的なプレゼンが行えます。