■Google Analyticsとは
すでに活用している方も多くいるかと思いますが、
Google Analyticsはホームページのアクセスを解析するツールです。
Googleが無料で提供しているツールで、ホームページにタグを埋め込むことで
見ることができるようになります。
ホームページを運用するうえでは今やかかせないツールであるといえます。
■どんなデータがわかるのか?
Google Analyticsを利用すると、様々なデータを見ることができます。
計測期間を自由に設定でき、計測期間ごとやデバイスごとに
ホームページの流入はもちろんのこと、どのページにどのくらいのアクセスが
あり、どこでホームページから帰ってしまっているのか。
検索キーワードごとの流入数や滞在時間、それぞれのキーワードごとに
どのページを多く見ていて、どこで帰ってしまっているのか。
毎日一日中見ていても、時間が足りないくらいの数のデータを
確認することが可能です。
これを当てずっぽうに見ているだけでは、ただでさえ時間のない
ホームページの担当者様の時間を更に削ってしまうことになります。
■目標を付ける
まずGoogle Analyticsを使うにあたって押さえておくべきポイントは
「目標をはっきりさせる」
ということです。
先ほどもお伝えした通り、実に多様な機能があります。
「訪問数」や「キーワード」といった代表的な指標の計測にとどまらず、
「サイト内容分析」や「広告の分析」、「ソーシャル解析」も可能です。
そのため、これらの項目の数字を何となく追いかけているだけでは、
意義のある指標を定め、サイトの改善に繋げることは大変困難です。
■Google Analyticsで担当者様が見るべき3つの基本項目
そこで今回は、ただでさえ忙しいホームページのご担当者の皆様に
見るべき基本項目をご用意いたしました。
【数か月に1度だけ見ればいいもの】
●ユーザーのデバイス比率と滞在時間、直帰率を知る
【毎月確実に見なければいけないもの】
●検索からの訪問数と滞在時間、直帰率を知る
●ページごとの訪問数と滞在時間、直帰率を知る
■ユーザーのデバイス比率と滞在時間、直帰率を知る
よくお客様の中から、「スマートフォン対策をした方がいいのか」という
声をお聞きします。
この答えに弊社では「ホームページの状況による」という返答をしております。
まずはこの見方をGoogle Analyticsを使って知っていきましょう。
このデータは大きく変動することがないため、【数か月に1度】だけ見れば
いいかと思います。
まずGoogle Analyticsにログインし、「ユーザー」という項目の中から
「モバイル」を選択し、「サマリー」という項目を選択します。
すると「デバイスカテゴリ」という項目が表示されます。
・desktop = パソコンから見ているユーザー
・mobile = スマートフォン端末、ガラケーから見ているユーザー
・tablet = タブレット端末から見ているユーザー
これらの項目からそれぞれの訪問数の割合を見ていき、それぞれの滞在時間を
みることで「スマートフォン対策をした方がいいのか」という答えが出てきます。
特にmobileが多いお客様や、mobileからの滞在時間が少ない場合は要注意です。
■検索からの訪問数と滞在時間、直帰率を知る
ホームページを運用するに当たり、検索エンジンはきっても切り離せません。
ホームページの検索順位が高いと思っていても、実際にそこからの検索がほとんど
ないということもよくあります。
その場合は検索対策のキーワードを見直す必要もあります。
また対策をされているキーワードでのホームページの滞在時間が低かった場合、
ホームページの内容改善をする指標にもなりますので、ぜひこちらは毎月かかさず
確認をしていただけるといいかと思います。
見方としては、「集客」という項目の中から「キーワード」を選択し、
「オーガニック検索」を選択します。
そうすると、キーワードごとの流入数や滞在時間、直帰率などが見ることができます。
Google Adwordsを利用している場合は、「有料検索」という項目をクリックすると、
こちらを確認できますので、利用されている場合はこちらも確認ください。
その中でもよくありがちな例ですが、「会社名」ばかりが出現するケースがあります。
もちろん会社名での検索があることが悪いわけでは決してありませんが、単純な
見込み客を調べるのであれば、これらのキーワードをすべて除外した結果を表示
させることも可能です。
■ページごとの訪問数と滞在時間、直帰率を知る
ページごとの訪問数や滞在時間、直帰率を知ることも非常に重要です。
特にホームページの修正をする際に、どの項目を修正すべきかの大きな指標にも
なりますし、ユーザーに本当に見せたいページがはたして見られているのかという
ことも確認できます。
弊社では特に滞在時間が短く、直帰率の高いページを把握し、ページの修正を
行っております。
見方としては、「行動」という項目の中から、「サイトコンテンツ」を選択。
「すべてのページ」を選択すると確認ができます。
サイトのディレクトリ(構造上のカテゴリーのようなもの)で見る場合は、
「ディレクトリ」を選択すると確認ができます。
見られたいページが見られていない場合は、訪問数の数を確認してください。
直帰率が50パーセントを超えるページは修正が必要な可能性が高いです。
Google Analyticsの解析は、ホームページご担当者様には
必ずと言っていいほど、必要な仕事だと思いますが、
目標をはっきりさせ、見る箇所を限定することで
大きく時間を節約することができます\(^^)√
なお、弊社ではこのGoogle Analyticsの導入代行も承っております。
導入方法がわからなかった、という方はぜひ一度お問い合わせください。
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