以前の記事「ホームページの更新方法には何がある?」でも取り上げました通り、
ホームページには、様々な更新手段があります。
中でもブログは、webサイトの中でも最も更新しやすい媒体と言えるでしょう。
しかし、更新しやすいからといって、何でも書けばいい、というものでもありません。
「ホームページ内で書いてるブログが逆効果に!?」でもご紹介した通り、
内容によっては検索エンジンからそっぽを向かれてしまいます。
では、いったいどうやってブログを更新していけばいいのでしょう?
今回は、企業ブログを書くにあたって必要な要素をまとめていきたいと思います。
これからブログを始める方、更新が停滞している方にとっては必見ですが
ブログだけでなく、事例やコラム・豆知識の更新など、様々な用途に応用できます。
また、今回の記事はhamazoやアメブロなどの外部ブログサービスではなく、
「ホームページ内に組み込まれたブログであること」を前提に記載しますが、
これら外部ブログでも取り組める内容だと思いますので、ぜひご活用ください!
■1 Googleの気持ちを考える
インターネットを使っている人は、
たいてい何かしらの「悩み」を持って検索をかけています。
・これはどうしたらいいんだろう?
・この悩みを解決できないか?
・これを知りたい!
そしてGoogleは「そんなお悩みを持っている人を助けたい」と考え
インターネット上から解をさがします。
そしてもし、あなたのwebサイトの中に最適な解があれば……。
おわかりいただけたでしょうか?
つまり!
検索エンジンの順位を上げる=好かれるためには、
「訪問者が知りたいこと・探し求めていること」を書くのが一番なんです!
それも、訪問者の目線で、わかりやすく。
では次に、訪問者が探し求めていることとは、どのような事でしょうか?
ここで活躍するのが、Googleアナリティクスの「オーガニック検索」と「検索クエリ」。
オーガニック検索とは、文字通り「自然検索」という意味。
あなたのwebサイトに、どんなキーワードで訪問しているのかがわかります。
対して「検索クエリ」は、検索をかけてあなたのwebサイトが表示されたキーワード。
どんなキーワード検索から、あなたのホームページが表示されているのかがわかります。
ここで、キーワードを選ぶポイントとしては、大きく分けて2つ挙げられます。
・多くのユーザーに調べられているキーワードを探す
・直帰率の高いキーワードや、クリックされていないキーワードを見つける
・多くのユーザーに調べられているキーワードを探す
アクセスをアップさせる方法としては、最も効果的と言えます。
そのキーワードに関連する記事やページを作ることでページ数が増えるため、
結果的にアクセス数を伸ばすことができます。
・直帰率の高いキーワードや、クリックされていないキーワードを見つける
「直帰」とは、サイトを訪問したユーザーが、何もせずそのまま帰ってしまうことを指します。
直帰が高いということはすなわち、せっかくwebサイトを訪れても目的の情報が見つからなかった、
ということ。
クリックされていないキーワードも同様です。
キーワードでヒットしたものの、クリックされていないキーワードは、
タイトルが魅力的でなかったか、あるいは、求めている情報が無いと判断されたのでしょう。
少し、もったいないですよね。
■2 タイトルや書くテーマを考える
あなたのwebサイトに、どんなキーワードからの流入があるかわかりました。
まずはこれをもとに、タイトルや書くテーマを決めます。
・webサイトのテーマ性
「あなたのwebサイトは、何のwebサイトでしょうか?」
この質問に、答えられますか?
webサイト制作会社なら「webサイト・ブログ」
運送会社なら「運送・トラック」
美容や健康食品を扱っているなら「健康・美容・サプリメント」……。
いろいろありますよね。
それが「テーマ性」。以前の記事でも書きましたが、「テーマ性」を考えることはとても大事です。
特に最近の検索エンジンはwebサイトのテーマ性を重視しており、その力はキーワード順位にも影響するほどです。
そんなところで「今日の夕飯は○○を食べました。」「××へ行ってきました」なんて記事が出てきたら
webサイトを訪れた人や検索エンジンはどう思うでしょうか?
求めていたものを調べてここまで来ているのに、昨日食べたものの画像を見せられてしまっては、
困ってしまいますよね。
もちろん、話題になっていることを書けばアクセス数は多少増やせるかもしれませんが、
テーマ性に沿っていなければ意味がありませんし、そもそも「成果」につながりません。
これでは、本末転倒です。
ブログを書く際にwebサイトのテーマ性を考えるのは、非常に重要です。
・テーマがわかれば、次はタイトル。
webサイトへ誘導するには、魅力的なタイトルを付ける必要があります。
では、魅力的って、どんなものでしょうか?
たとえば、「ホームページ」「更新」をテーマに記事を作ったとしましょう。
次に、以下のタイトルを見てください。
A ホームページを更新しましょう
B ホームページ更新は怖くない!
あなたなら、どちらのタイトルをクリックしますか?
私だったら、内容が面白そうなBをクリックします。
そう、タイトルはストレートに伝えるのではなく、少しひねった文章にすることで、
検索しているユーザーに「お?」と思わせ、それが記事への流入につながるのです。
しかし、魅せ方を凝るあまり、文字数が長くなってしまったり、
内容と関係のないタイトルになってしまっては、本末転倒です。
文字数の目安としては、全角「30文字」です。
これは「検索エンジン」に表示される文字数で、これ以上の長いタイトルを付けても
検索エンジンは問題無く読んでくれますが、検索画面上には表示されません!
極端なお話、文末に「ホームページ更新は怖くない」と書いてあっても、
タイトル内に表示されないがために検索しているユーザーにはその情報が行き届かないのです。
・タイトルとキーワードは同じに
記事を作成する際に、もう一つ重要なのがコレ。
タイトルとキーワードは連動させておいた方がいいでしょう。
たとえば「webサイト制作 浜松」で検索したときに
A webサイト制作なら浜松のスリーカウント株式会社へ!
B スリーカウント株式会社|浜松のwebサイト制作会社
と出たとして、どちらの方が関連性があると感じますか?
この場合、検索エンジンでは「webサイト制作」を「浜松」で探しているので
Aの方が関連性が強い、と言えますね。
検索エンジンは、こういったところも見ています。
・地域名との掛け合わせキーワード
「地域名」をキーワードとして掛け合わせて使うことで、
比較的成果を出しやすくなります。
理由として、地域名を含めて検索をかけている人は、
たいていが「その地域でそのサービス・商品を探している」事が多いのです。
たとえば「掛川」で「スマホ」を「修理」したい人に訴求するとすれば
キーワードは「掛川,スマホ,修理」が考えられますね。
そんな人にスマホ修理に関する記事を提供できれば
「じゃあ、ここに問い合わせしてみよう」という気にさせることができるのです。
キーワード数の目安としては、地域名1~2個、商品・サービス名1~2個、
記事内のキーワード1個。合計5つのキーワードになります。
■3 内容を充実させる
書くキーワードやタイトルが決まりましたら、次はいよいよ内容です。
ここで、注意が必要です。
ただ記事を更新するだけでは、意味がありません。
たとえ毎日更新していても、たった一行~数行程度の内容では
せっかくの努力も水の泡になってしまいます。
webサイトの更新はキーワードをちりばめ、しっかりした内容を書くことが重要で、
ここでしっかりした内容を書かないと、かえって逆効果に……。
下手をすれば、検索エンジンから除外されることもあります。
目安としては、2,000~3,000文字程度が理想的です。
少なくとも、原稿用紙5枚分ですね。
「えぇ!?そんなに書けないよ!」とお思いの方。
大丈夫です!まずは何か書いてみましょう!
あなたの企業が取り扱っている商品やサービスであれば
いっぱい書くことができるはずです。
書くことが無ければ、他のキーワードを狙うのも手です。
キーワード掛け合わせツールなど便利なツールも出ていますので、これらを活用するのも手です。
まずは、書き始めるところから始めてみましょう。
そうすれば、いずれ深い内容の記事を作成できるようになります。
■4 読みやすいレイアウト
下の文章を見てください。
この記事を「文字だけ」で「改行も一切」なく書き綴った場合のページの冒頭です。

極端な例ですが、すごく……読み辛いですよね!
いくら内容が濃くても、読み辛ければ見ている側はストレスに感じてしまいます。
人間の目は読み辛いものを見ると、目が疲れてしまいます。
あるいは、「もうこれ以上読みたくない」と、直帰してしまうでしょう。
たとえそこに求めている情報があったとしても、その情報が読まれる前に
帰られてしまっては意味がありませんよね。
実は、こういったレイアウトに気を使うことで、
「直帰率」の改善や「お問い合わせ」を獲得出来ることもあるのです。
方法としては、ある程度の文字数で改行する、段落ごとに空白行を設ける、
画像やイラストを差し込む……などが挙げられます。
他にも、「Fの法則」や「共通の色と形同士の誘導」など、
伝わりやすいレイアウトの法則はいろいろあります。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
「伝わりやすいレイアウトの法則を知っておく」
「伝わりやすいレイアウトの法則を知っておく 2」
「伝わりやすいレイアウトの法則を知っておく 3」
「伝わりやすいレイアウトの法則を知っておく まとめ」
広告用語に「リーダビリティ(可読性)」という言葉がありますが、
これはwebサイトでも同じようなことが言えるでしょう。
ブログだけでなく、メルマガ配信やほかのページにも当てはめることができます。
■5 他のページへのリンクをつける
さぁ、いよいよ記事が出来上がりました。
後は出来上がった記事を公開……すればいいのですが、
その前にもう一つ、必要なことがあります。
それは「関連するページへリンクさせる」こと。
いわゆる「ページ内リンク」というやつですね。
関連した内容のあるページへ誘導することで、
webサイトを訪れたユーザーの直帰を防ぐことができます。
それだけではなく、他のページを見てもらいやすくなるため、
結果的にwebページ内を巡回しやすくなり、問い合わせや成果に
結び付けやすくなるのです。
ポイントは、 ただリンクを付けるだけでなく、「関連性のあるページ」や
「お問い合わせ・成果につながるページ」に誘導することが大事です。
■こまめな取り組みで、webサイトは大活躍
何度でも書きますが、ホームページは「作ったから終わり」ではありません。
継続して更新を続けるからこそ、価値が出るもの。
こまめな取り組みを行うことで、webサイトを最大限活用することもできるのです。
webサイトを生かすも殺すもあなた次第。
上で紹介した5つのポイント、今からでも実践してみてはいかがでしょうか?
スリーカウントのホームページシステムでは、
ブログ感覚でホームページを更新することができます!
またキーワードの設定やタイトルも自由に変えることができます。
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