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「外壁塗装のインターネット集客って、どう始めればいい?」
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「ホームページはあるのに、見積もり依頼につながらない」
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「アナログ集客から脱却したいけれど、やり方が合っているのか不安」
こう感じている外壁塗装会社の経営者様は、決して少なくありません。
全国的に、折込チラシやポスティングといった従来手法だけでお問い合わせを獲得するのは日ごとに難しくなり、新しい集客手法の確立が課題になっています。頑張っているのに成果が伸びない背景には、ネット上に情報が氾濫し「何を、どの順で、どれくらいの深さで」やればよいのかが見えにくい現実があるからです。
でも、大丈夫です。
この記事は本気の改善を目指す方向けです
本記事では、WEBマーケティングの専門会社である私たちが、2025年の最新トレンドと実際の成功事例をもとに、外壁塗装のインターネット集客を徹底的に解説します。ここに書いた内容に粘り強く取り組んでいただければ、成果は着実に変わってくるはずです。
やや長文ですが、最後まで読むことで自社にも応用できる改善の視点が得られると約束します。
関連記事:【リフォーム会社様必見】インターネット広告で成果を出すための広告戦略を徹底解説!
関連記事:【2025年最新】リフォーム業の集客ノウハウを徹底解説!Webとオフラインの両方を徹底解説
関連記事:【2025年最新】エクステリアのインターネット集客と広告の方法について徹底解説
本題の前に少し自己紹介
弊社スリーカウント株式会社は静岡県を中心に全国500社以上のWEBマーケティングの支援をしている会社です。
特に地方企業様のインターネット集客を得意としており、様々な業種での成功例がございます。
ホームページ制作会社でも広告会社でもなく、「WEBマーケティングを活用して集客と求人」の問題を解決する企業として、今回の記事が皆様の集客の問題の解決にお役立ていただければと思います!
外壁塗装の業界も様々な企業様を約20年近く支援をさせて頂いており、実績を記載させていただくと、
・外壁塗装専門の職人会社様(複数)
・一部上場企業の建材メーカーのリフォーム部門
・地場のリフォーム企業様
・工務店様のリフォーム事業部門
などなど様々な企業様のインターネット集客について取り組みをしております。
早速具体的な取り組みを見ていきましょう。
外壁塗装のインターネット集客の基本的な考え方
冒頭でも触れましたが、外壁塗装業の集客方法といえば、折込チラシやポスティング、訪問営業といった従来型の手法に加え、ホームページのSEO対策、さらには最近ではSNSに挑戦する企業様も増えてきています。
インターネットを活用した集客手法も年々進化しており、リスティング広告やSEO、一括比較サイトの利用、InstagramをはじめとするSNS集客、Googleマップを活用したMEO対策など、方法は多様化しているのが現状です。
ただし、全国的にこうした手法を導入する企業が急増したことで、集客競争は日を追うごとに激化しています。その結果、「新しい集客手法の確立」が大きな課題となっているのです。
弊社では、数ある施策の中でも特に「自社サイトを軸にしたインターネット集客」の支援に注力しており、実際に「お問い合わせ件数や費用対効果が、比較サイトやチラシよりも優れていた」という成功事例を多数持っています。
ここからは、そうした実績の中でも「本当に効果の出る手法」の一部をご紹介します。
外壁塗装の集客で欠かせない大前提
集客の基本は、まず「お客様を知ること」です。当たり前に思えることですが、ここを押さえなければ成果は出ません。
【外壁塗装の集客の基本的な考え方】
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外壁塗装を検討するユーザーは「なるべく安く済ませたい」と考えている → 価格訴求は絶対条件
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競合の中でしっかり取り組めている会社はまだ少ない → ホームページ整備と正しい知識に基づいた広告運用で差別化できる
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比較検討は避けられない → その中で自社を選んでもらうため、ユーザー視点で重要な5点を盛り込んだホームページ構築が不可欠
1)外壁塗装のインターネット集客の大前提を知ろう
新型コロナウイルスの感染拡大以降、多くの業界が売上低迷に苦しむ中で、外壁塗装業界はほとんど影響を受けなかったといわれています。
少し古いデータにはなりますが、リフォーム産業新聞の調査によると、外壁塗装の市場規模はコロナ前からむしろ増加傾向にあり、2016年と比べると3,700億円以上拡大していることが報告されています。さらに、土地不足や資材高騰により新築住宅の供給が減っている現状からも、リフォーム市場全体の拡大は今後さらに進むと予想されます。


参照:リフォーム産業新聞 https://www.reform-online.jp/news/reform-shop/20892.php
ユーザー行動の変化
ただし、ユーザーの行動という視点では確実に変化が起きています。
これまで集客の中心だった折込チラシやポスティングからの反響、訪問営業の効果は年々低下しており、特に訪問販売についてはニュースでも問題が取り上げられることが増えました。その結果、「外壁塗装の業者は信頼できるのか?」と不安を抱くお客様が増えているのが現実です。
一方で、建物の耐久性や防水性を保つために10〜15年に一度の工事は不可欠であるため、インターネットで情報を集めるユーザーが確実に増えています。
今後のポイント
外壁塗装業界は流行に左右されにくく、市場規模は今後も堅調に推移すると見込まれています。しかし同時に、検討段階にあるお客様の行動は大きく変化しているという前提を理解しておくことが欠かせません。
ここからは、そんなお客様の心理に焦点をあてながら、インターネット集客を改善するための本質的な取り組みを解説していきます。ぜひ、自社の集客施策に役立ててください。
2)外壁塗装業者を探すユーザーの心理を理解する
先ほど「お客様の心理が変化している」というお話をしましたが、コロナ禍や物価上昇の影響もあり、いま多くのお客様は「とにかく安く済ませたい」という思いを強めています。
かつては「家を建てた工務店や住宅メーカーに依頼するのが当たり前」と考えられていました。ところが、今ではインターネット検索によって「外壁塗装専門店」という選択肢が広く知られるようになり、価格重視の動きが一層顕著になっています。
ユーザーの本音
「外壁塗装は必要だからやらなきゃいけない。でも、できるだけ安く済ませたい」
これが外壁塗装を検討するお客様の正直な気持ちです。
高品質だけれど高額な依頼よりも、“安く請け負ってくれる専門店”を選びたいと考える方が増えています。実際に「外壁塗装」と検索するユーザーの多くは「安い 外壁塗装専門店」を探しており、比較対象は価格の高い住宅メーカーです。そのため、価格訴求で他社よりも安いことを明確に打ち出せば、自然と問い合わせにつながりやすくなります。
信頼感が伴ってこそ選ばれる
とはいえ、単に「安い」だけでは不安を招きかねません。
訪問販売業者によるトラブルがニュースで取り上げられていることもあり、「安いだけで粗悪な施工をされるのでは?」と疑うお客様も少なくありません。
だからこそ、価格の訴求に加えて以下の要素が不可欠です。
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ホームページから伝わる安心感(デザイン・情報量・わかりやすさ)
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口コミや評判(第三者の声で信頼を補強)
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施工実績(確かな経験を数値や写真で示す)
これらを通じて「ここなら任せても大丈夫そう」と思わせる信頼感を与えることが、最終的な集客につながります。
3)外壁塗装のライバル店舗(同業他社)はあまり強くない
ここ数年で、各地域にもインターネット集客を取り入れる企業が増え、コンサルティング会社によるノウハウの横展開も進んだことで、全体的には以前より強化されてきています。とはいえ、実際には地方の外壁塗装会社のホームページで“本当に集客できている”ものはまだまだ少ないのが現状です。
地域の中で1〜2社ほどはしっかりとしたホームページを制作しているケースもありますが、多くは「テンプレートを使って安く作っただけ」「スマートフォン表示に対応していない」といったレベルにとどまっています。
他業種ではインターネット集客に本格的に取り組む動きが加速していることを踏まえると、外壁塗装業界はまだ出遅れているといえるかもしれません。もちろん、必ずしもすべての会社に問題があるわけではなく、オフラインの集客手法で十分成果を出せていればそれで問題はないでしょう。
集客できるホームページとは?
「集客できるホームページ」をつくる上で大切なのは、見た目のデザイン以上に“どう設計するか”という点です。
しかし、そこを計算して作られたサイトは、現状ではほとんど見当たりません。
だからこそ、集客のためのポイントをしっかりと押さえたホームページを制作することが、非常に効果的なのです。
競合がまだ十分に取り組めていない今のうちに、集客できるホームページを整備しておくことで、中長期的に安定した集客基盤を築くことができます。
始めるのに遅すぎることはありません。いま取り組むことが、数年先の成果につながります。
広告を使うなら:外壁塗装で本当に効果のある広告手法
近年、外壁塗装においてもインターネット広告を活用する企業が急増しています。
特にリスティング広告やSNS広告といったオンライン媒体は、多くの会社が取り入れており、さらには自社で広告を出さず、一括査定サイトが代わりに広告を出稿して集客を代行するケースもよく見られるようになりました。
その影響で、「地域名 × 外壁塗装」といった検索回数の多い人気キーワードは競合の広告出稿が集中し、クリック単価が上昇。結果として費用対効果が徐々に悪化するケースが増えています。
この課題への有効な解決策のひとつが、配信する地域名をさらに絞り込むことです。
具体的には、より狭いエリアをターゲットに設定し、出稿単価の安いキーワードから見積もり依頼を獲得していく。こうすることで、最終的な獲得単価を抑えながら成果を積み上げることができます。
リスティング広告を活用した集客に加えて、紹介サイトやSNS広告といった効果の出やすい媒体についても、次に詳しくご紹介していきます。
合わせて読みたい:【リフォーム会社様必見】インターネット広告で成果を出すための広告戦略を徹底解説!
合わせて読みたい:【2025年最新】リフォーム業の集客ノウハウを徹底解説!Webとオフラインの両方を徹底解説
1)ネット広告(リスティング広告)を積極的に活用しよう

GoogleやYahoo!で「●●市 外壁塗装」「●●市 外壁リフォーム」と検索した際に、検索結果の最上部に表示されるリスティング広告。すでに活用している会社も多いと思いますが、やはり非常に有効な手法です。
外壁塗装は「やらなくてはいけないもの」であり、検索するのはまさに“今検討している”お客様。だからこそリスティング広告は外壁塗装と相性が良く、確度の高い顕在層に的確にアプローチできるのです。
折込チラシやポスティングは地域を指定できるものの、「外壁塗装を考えているかどうか」は分かりません。SNS広告も興味関心は絞れるものの、「申し込む意思があるか」までは測れません。
一方リスティング広告なら「外壁塗装をしたい」と考えているお客様に直接リーチでき、効率的に成果を出せます。しかも課金はクリックされた時点なので、確実にホームページへの誘導に結びつきます。
地方では競合も少なく、きちんとリスティング広告を出して集客の仕組みを作っている会社はさらに限られるため、成功の余地は大きいといえます。
ただし、「過去にリスティング広告を試したけれど失敗した」という声も少なくありません。その理由は大きく2つに分けられます。
1)ホームページが広告出稿に耐えられる状態ではなかった
2)広告運用そのもののレベルが十分でなかった
このどちらか、あるいは両方が原因です。
ホームページ側の問題
外壁塗装業界では、集客に強くないホームページのまま広告を出して失敗するケースが非常に多いです。競合サイトも決して完成度が高いとはいえないのに、広告だけ出して成果が出ない──これは「ホームページが整っていない」ことが根本原因です。
最低限チェックすべきポイントは以下の通りです。
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ページ読み込み速度:1秒〜最大2秒以内
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施工実績が豊富か(1事例500文字以上+写真20枚以上)
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「安さ」や「信頼感」がぱっと見で伝わるか
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職人なら顔出し必須、リフォーム会社なら会社案内の作り込み
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Googleマップの評価4.5以上&口コミ50件以上
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問い合わせ方法が複数あり、電話・フォーム・LINEなどが親切に整備されている
外壁塗装プランの詳細ももちろん重要ですが、実際に集客へ影響が大きいのは上記のような“基本の整備”です。
広告運用側の問題
もう一つは運用レベル。営業電話に押されて「とりあえず広告を試す」企業様も多いですが、知識や経験が不足した状態では結果につながりません。
最近は「生成AIを活用した広告運用」を掲げる会社も増えました。しかし月額10〜50万円規模の広告運用では、AIでできることは限定的。実際、リスティング広告はすでにP-maxなどAIを活用するのが当たり前の世界です。
成果を分けるのはAIではなく除外キーワード対応などの緻密な調整です。これは人間が目で見て判断しないと精度を担保できません。つまり「人がきちんと管理すること」が結果を左右します。
まとめると
リスティング広告は外壁塗装と抜群に相性が良い手法です。ただし「整っていないホームページ」と「未熟な運用」で成果を出すことはできません。
逆に、この2点をしっかり押さえれば、地方では特にライバルが少ない分、大きな成果を生み出せます。
もし初めて取り組むなら、まずは専門家に相談して進めるのが失敗を避ける近道です。
2)Meta(Facebook/Instagram)広告

SNS広告にはLINE広告やX(旧Twitter)広告などさまざまな手法がありますが、私がおすすめしたいのは
Meta広告、しかもInstagramではなくFacebook広告です。
「え、今さらFacebook?」と思うかもしれませんが、実はここが盲点になっています。
Facebookは他のSNSと比べて利用者の高齢化が進んでおり、現在の主な利用者層は40代・50代、さらに上の世代です。加えて、定期的な情報発信や仕事の連絡手段としてビジネス用途で使っている方も多く見られます。
外壁塗装は、新築から10年を目安に1回目の工事、20年目以降に2回目の工事と考えると、40代〜50代がターゲットになりやすい商材です。利用者層とターゲット層が重なるため、Facebook広告とは相性が良いといえます。
さらにFacebookは「いいね」やシェアによって同世代間で自然に拡散されやすく、口コミのように広がることで問い合わせにつながるケースもあります。反響数は爆発的ではありませんが、地道に効果を発揮する媒体です。
ただし、Facebook広告を活用する際には注意点があります。それは「何か企画と掛け合わせること」です。
リスティング広告のように「今すぐ外壁塗装したい人」だけを狙うわけではありません。そのため、ユーザーの興味を引く仕掛けが必要です。
例えば、
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「見積り依頼でクオカードプレゼント」
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「先着◯名様限定キャンペーン」
といった“今なら試してみてもいいかな”と思わせる企画と掛け合わせることで、Facebook広告はより効果を発揮します。
3)ヌリカエなどの紹介サイトの活用

外壁塗装会社の中には、まだホームページを持っていない、あるいは開業したばかりで土台作りから始めているケースも少なくありません。
リスティング広告やFacebook広告といった施策は、クリック後の受け皿となるホームページやLP(ランディングページ)があってこそ効果を発揮します。いずれは必ず必要になるものですが、ゼロから準備して最適化を進めるにはどうしても時間がかかり、中長期的な取り組みが前提となります。
はじめの一手は「紹介サイト」
インターネット集客を始めたばかりの会社様には、まず紹介サイトへの登録をおすすめします。たとえば、株式会社Speeeが運営する「ヌリカエ(https://www.nuri-kae.jp/)」や「外壁塗装の窓口(https://gaihekimado.com/dlpo/)」です。
これらのサービスは、お客様が地域や床面積、施工範囲などの条件を入力し、電話番号やメールアドレスを登録することで、複数社へ一括で見積もり依頼を送れる仕組みです。大手紹介サイトは知名度が高く、すでに多くの集客導線を持っているため、その力を借りるだけでも新規問い合わせを増やすことが期待できます。
紹介サイトの課題
一方で、紹介サイトには避けられない課題もあります。
ユーザーは複数社からの見積もりを比較し、最終的に価格の安い1社を選ぶ傾向が強いのです。つまり、競合より安く提示できなければ相手にされないことが多く、受注できても利益がほとんど残らないケースも珍しくありません。
中長期の視点が重要
だからこそ、紹介サイトはあくまで「最初の一手」として位置づけるべきです。短期的には有効ですが、長期的に利益を確保するには自社のホームページやLPを整備・改善し、さらにリスティング広告やFacebook広告を組み合わせることが欠かせません。
紹介サイトの特徴を理解したうえで、複数の集客手法をバランスよく取り入れる。それが安定的な集客につながる王道の戦略です。
活用を検討したいネット集客方法3つ
ここからは、先に紹介した媒体に加えて活用を検討していただきたいネット集客方法をご紹介します。
皆さまの中にはすでに実践している方もいらっしゃるかもしれませんが、活用のコツも記載していますので、新しい発見や改善のヒントが見つかるかもしれません。
ぜひ参考にしてみてください。
私たちのリスティング広告は、外壁塗装業のお客様にも多数の実績がございます
https://www.three-count.jp/service/listing.php
1)ビジネスプロフィール(旧称:Googleマイビジネス)は絶対

「ビジネスプロフィール」とは、Googleが提供するGoogleマップ対策ツールのことです。
自社の営業時間やビジネス情報、連絡先などを登録しておけば、Google検索やGoogleマップでユーザーが調べた際に、自社の情報を目立たせることができます。
さらに、
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口コミの管理
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サービス内容の登録
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アクセスや検索数などの分析情報の確認
といった機能も無料で利用できます。
中でも特に重要なのが口コミです。
飲食店や店舗を調べたときに、低評価の口コミを見て「やめておこう」と思った経験は誰にでもあるはずです。口コミは正しいかどうかにかかわらず、ユーザーの行動に大きな影響を与えます。
そして厄介なのは、口コミは放っておいても自然には増えないということです。
良い口コミを集めるためには、自社から積極的に「書いてもらう仕組み」を整える必要があります。
外壁塗装業界では、口コミを集めるノウハウが全国的に広がり、コンサルティング会社がその方法を指導していることもあり、口コミ件数を増やす動きが進んでいます。良い悪いは一度脇に置くとしても、比較検討されたときに口コミが評価材料になることは避けられません。
そのため、お客様や関係者に協力いただき、★4.5以上・口コミ件数50件以上を目指すことが、集客において極めて重要です。
2)意外とSNSは外壁塗装では効果的。本質は誠実さ

SNSの利用者は年々増えており、今やビジネスにおいても無視できない集客ツールとなっています。
Instagram、X(旧Twitter)、TikTok、YouTubeなどは多くの企業が活用し、外壁塗装業界でも積極的に取り組む動きが広がっています。
SNSの魅力は何といっても拡散力。投稿がバズれば数万〜数十万人に届き、大きなブランディング効果を得られます。
とはいえ、中小企業や外壁塗装会社の投稿が大ヒットする確率は低く、外壁塗装を“エンタメ性のあるコンテンツ”に仕立てるのは難易度が高いのも事実。顔出しもある程度必要になります。
それでも、工夫次第で十分に効果は出せます。今はTikTokやInstagramのショート動画が主流で、編集のハードルは高いですが、数千回程度の再生でも十分。大事なのは「誠実さ」であり、動画を通じて「信頼できる会社だ」と感じてもらうことです。
こうした誠実さを軸としたSNS運用ができれば、リスティング広告や紹介サイトなど他の施策とも相乗効果を生み出せます。アルゴリズムの変化はあっても、本質は変わりません。誠実さを貫くことが成果につながります。
外壁塗装会社がSNSで発信しやすい具体テーマ
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施工前後のビフォーアフター写真や動画(変化が一目で伝わる)
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施工中の風景(職人の丁寧な作業やこだわりを見せる)
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お客様の声・インタビュー(信頼を補強する生の言葉)
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スタッフ紹介や職人インタビュー(人柄を伝え、安心感につなげる)
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よくある質問の解説動画(外壁塗装の基礎知識や豆知識)
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地域密着感を伝える投稿(地元の出来事や地域とのつながりを紹介)
これらはエンタメ要素が強くなくても、「誠実で信頼できる会社」というブランドイメージを築きやすく、実際の集客や問い合わせにもつながりやすいテーマです。
3)ダイレクトメール(DM)で見込み客を引き上げる

すでに一定数以上の見込み客のメールアドレスを保有している外壁塗装会社の皆さまは、ダイレクトメール(DM)を活用することで、一度は失注したり検討途中で離脱した見込み客を再び引き上げられる可能性があります。
やり方自体はシンプルで、大まかには以下の流れです。
1)見込み客リストを整理・作成する
2)ダイレクトメールのタイトルと本文を作成する
3)メールソフトやCRMを使って一斉送信する
成果につなげるメール作成のポイント
仕組みはシンプルですが、実際に問い合わせにつながるメールを作るには経験と文章力が求められます。
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件名(タイトル)
→ 思わず開きたくなるキャッチーさが必須。
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本文
→ ユーザーの悩みや不安に寄り添い、最後まで読みたくなる構成にする。
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導線(CTA)
→ 「問い合わせしてみよう」と自然に思わせる工夫を盛り込む。
効果的な導線設計の例
最後の導線づくりは特に重要です。例えば、
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「このメールを開いた方限定!」
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「◯◯%オフ」
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「年に一度の限定イベント」
など、分かりやすいメリットを提示し、“今問い合わせないと損”と感じてもらう仕掛けが効果的です。
ダイレクトメールはシンプルな分、自社でも取り組みやすい施策です。
もし「文章の作り方が分からない」「配信方法に不安がある」と感じる場合は、私たちのようなマーケティング専門会社に相談するのも良い選択です。プロの視点を取り入れることで、効率的かつ効果的に成果を伸ばすことができます。
ホームページ構築のポイント5点「ユーザーの心理を意識する」
今やホームページを持つことは当たり前の時代になりました。
独立したばかりの会社様も、何十年も経営してホームページを持っていなかった企業様も、続々と自社サイトを開設しています。
ただし、同じようにホームページを持っていても「集客の成功につながる会社」と「成果が出ない会社」には、はっきりと差が生まれています。
その違いは何か。さまざまな要因が考えられますが、結論としては 「ユーザーの心理を意識して作られているかどうか」 が大きな分かれ道になります。
私自身、外壁塗装業に限らず幅広い業種のホームページ制作に携わってきました。そこで得た知見をもとに、インターネット集客を成功させるためのホームページ構築の考え方を、具体例を交えてお伝えします。
ホームページ構築のポイント 5選
1)トップページで強調すべきは「価格・強み・安心感」
2)3パターンの金額パックを用意する
3)「選ばれるポイント」ページを作成する
4)「安いけど評判がいい」会社を演出する
5)さらにもうひと工夫で他社と差別化する
1)トップページで強調すべき「価格・強み・安心感」

ホームページはまず第一に、「価格がひと目で分かる」ことが重要です。
さらに、ユーザーが知りたいのは「安心して任せられるのか」「他社と何が違うのか」という点。ここをしっかり伝えられると、反応率は格段に上がります。
具体的な工夫としては、トップページに次の要素を配置するのがおすすめです。
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価格表示
直接金額を出すのが難しい場合は、
「中間業者を挟まない」
「地域最安値に挑戦」
といった言い回しで“安く抑えられる会社”だと印象づけます。
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職人さんの集合写真やお客様との写真
顔が見えることで安心感が高まり、信頼獲得につながります。
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お客様の声や実績紹介
これまでの施工事例や実績を散りばめることで、説得力と安心感を同時に伝えられます。
参考になる事例
以下のホームページは、トップページでの情報設計が非常に参考になります。
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株式会社ミヤケン様:https://www.m-kensou.com/
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株式会社アップリメイク様:https://www.upremake.com/
いずれも、
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豊富な実績の紹介
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スタッフの人柄が伝わるエピソード
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低価格やキャンペーン情報
などをトップページにバランスよく配置しています。ユーザー心理を的確に押さえた設計で、「安いけど安心できる会社」というイメージを自然に演出している点は、外壁塗装業のホームページ作りにおいて大いに参考になるでしょう。
2)3パターンの金額パックが効果的
ここまで繰り返し「価格の表示が大切」とお伝えしてきたので、「また価格の話か」と感じる方もいるかもしれません。ですが、ユーザーが外壁塗装を依頼する最大の理由は“価格”です。この点にきちんと向き合うことが集客成功の鍵になります。
もちろん「価格だけで100%勝負する」という話ではありません。
大切なのは、“安さをきちんと伝える工夫”を取り入れることです。
価格パックの提示で分かりやすく
多くのお客様は相場や「いくらでどこまでやってくれるのか」を知りません。そこでおすすめなのが、3パターンの価格パックを提示することです。パック料金を見せることで、金額感をつかみやすくなり、ユーザーは「ここなら検討できそう」と感じやすくなります。
最安値設定でまず目に留めてもらう
検索ユーザーの多くはまず「価格」で比較します。
「地域名 × 外壁塗装」で検索して出てくる競合の金額を調べ、その最安値を自社の最低価格に設定してみましょう。これによって「とりあえず安いところをチェックしよう」というユーザーを自社サイトに呼び込めます。
特典でお得感をプラス
さらに効果的なのが、見積依頼特典です。
例えば、
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見積依頼でクオカード進呈
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アマゾンギフト券プレゼント
といったキャンペーンを加えることで、価格に加えて「お得感」を演出できます。これにより、転換率(ホームページを見たユーザーが見積もりに至る割合)を高める効果が期待できます。
3)信頼獲得につながる「選ばれるポイント」ページを作成

自社の強みを整理した「選ばれるポイント」ページは、転換率を高めるうえで非常に効果的です。ぜひ用意しておきましょう。
効果的に伝えるコツは、ポイントを5〜6つに絞り込むこと。多すぎると情報が分散し、お客様の印象に残りにくくなってしまいます。
よくあるNG例
実際のホームページでは、以下のように「自社の強み」をとにかく大量に並べているケースをよく見かけます。
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地域ダントツの実績数
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工事後◯年間のアフターフォロー
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Googleマップの口コミ数No.1
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親しみやすい職人さん
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公共施設の塗り替え実績
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大手ハウスメーカーの施工事例
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無料セミナー開催実績
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新聞やテレビでの掲載実績
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省エネ塗料の導入
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認定施工店としての信頼性
一見アピール力がありそうですが、ここまで並べると「結局どこが一番の強みなのか」が分かりにくくなります。
ポイントを絞ることで強みが際立つ
大切なのは「特に伝えたいこと」に絞ることです。
ユーザーにとって分かりやすい強みだけを5〜6つ厳選することで、他社との差別化がより鮮明になり、印象に残りやすくなります。
例えば、
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地域での施工実績数
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長期保証やアフターフォロー体制
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高評価の口コミ
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職人の人柄や対応力
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独自の施工品質や使用塗料のこだわり
このように整理すれば、シンプルかつ効果的に「選ばれる理由」を打ち出せます。
他社のホームページも参考にしながら、「自社が本当に伝えたい強みは何か」を改めて考えてみてください。
情報を絞り込むことで、逆にメッセージが強くなり、ユーザーの心に届きやすくなります。
4)「安いけど評判がいい」会社を演出する

お客様は「できるだけ安くしたい」という気持ちを持ちながらも、同時に「安かろう悪かろうにはしたくない」と考えています。
だからこそ、ホームページでは 「安いけど評判がいい会社」 というメッセージを徹底的に訴求することが効果的です。
具体的に訴求できるコンテンツ
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お客様の声(アンケートや感想)を事例として公開
実際に寄せられたアンケートや手紙を、工事写真とあわせて掲載しましょう。社内に留めておくだけではもったいない、強力な信頼の証拠になります。
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地域で知られている建物の工事実績を紹介
役所などの公共施設、神社・寺院、商店街など、地域の人が誰でも知っている建物の施工実績は、親近感や安心感につながります。写真付きで積極的に紹介してください。
こうした情報を発信することで、ユーザーにとって「安さ+評判の良さ」がしっかり伝わります。結果として、価格だけで比較するユーザーにも「ここなら安心して任せられる」と思ってもらえる確率が高まります。
5)他社と差別化する、もうひと工夫をご紹介
外壁塗装業は、工務店や住宅メーカーと比べて差別化が難しい業界です。そのため「どうやって自社の強みを伝えればいいのか」と悩まれる方も少なくありません。
そこで、見せ方を工夫して差別化につなげる方法をいくつかご紹介します。
1)保証ページを作る
外壁塗装でも、保証やアフターフォローを明確に提示することが安心感につながります。
例えば工事後の点検内容を「3年後・5年後・10年後」と段階ごとに整理し、どこまで保証されるのかを具体的に示しましょう。実際のアフターフォロー事例をあわせて掲載できれば、より説得力が増します。
2)代表の写真・人となりを分かりやすく掲載する
誰が工事するかを示すことも大切ですが、特に代表の想いはお客様の心に響きやすい要素です。
形式的な挨拶文ではなく、代表が外壁塗装業を始めたきっかけ、修行時代のエピソード、家族や社員との関わりなどを交えて伝えると、人柄が伝わりやすくなります。写真も複数掲載し、安心感を与えましょう。
3)事例ページは写真だけではなく文章も書く
施工事例ページでビフォーアフター写真だけを掲載して終わりにしているサイトは少なくありません。しかしそれでは具体的な魅力が伝わりにくく、問い合わせにつながりにくいのが実情です。
写真に加えて、
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工事前の状態やお客様の悩み
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工事期間や費用
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自社が選ばれた理由
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工事後のお客様の声
といった文章を掲載すると、実際のイメージが湧きやすくなり、見積もり依頼に直結しやすくなります。
まとめ
今回は「【2025年最新】外壁塗装のインネット集客方法〜成果の出るホームページ構築の具体例〜」について外壁塗装の集客で前提となる考え方や取り組むべき媒体、リアルなホームページの構築手法など広く記載をさせていただきました。
これまではチラシや訪問営業から見積もりを提案する。家族や知人の紹介から相談を受ける。こうした方法が主体だったのではないでしょうか。
最近はホームページを活用した集客が増えて、お客様はどんなニーズから自社のホームページに訪れたのか、見積もりの依頼に繋がった要因は何なのか。他社はどのような媒体を使いどんな訴求をしているのか。
これらの分析が可能になり、自社に合わせた手法の確立や使うべき媒体の選択、つまりマーケティング全般において広く学んで取り組まなければいけない時代になりました。
私たちスリ—カウント株式会社は集客と求人の問題をWEBマーケティングで解決していくことをミッションに、全国の外壁塗装企業様に対して成果の出るWEBマーケティング施策を提供しております。ぜひとも今回の記事を参考にしていただき、問題の解決にお役立てください。
また、リスティング広告の新規の検討や乗り換えを検討されている外壁塗装企業様や、そもそも集客全般の相談に乗ってほしいという方などいらっしゃいましたら、30分の無料コンサルティング相談を実施しておりますので、お気軽にご相談ください。
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この記事に「共感できた」と感じた方は
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