リスティング広告の運用代行についてのノウハウやテクニックを公開します!

2015/12/21 コラム

リマーケティング広告のCPAを更に下げる方法

20150323-01-e1426551390915.png 
皆さまはリスティング広告はすでに活用をされているでしょうか?
 
リスティング広告はキーワード広告と、ディスプレイ広告の2つに分かれていて、
今回は「リマーケティング広告」という「ディスプレイ広告」の中の
1つの広告手法についてのお話です。
 
キーワード広告を活用されているお客様がだいたいセットで使われやすい広告ですので、
ぜひ最後まで読んでみてください。
 
それではさっそく「リマーケティング広告のCPAを更に下げる方法」について説明します。
 
 
■そもそも「リマーケティング広告」って?
リマーケティング広告(Yahooではリターゲティング広告と呼びます)は、
Google/Yahooのディスプレイ広告の1つで、
 
「1度サイトに訪問したユーザーに追いかけて広告を表示する」
 
という広告手法です。
 
よく皆さまがどこかのサイトをご覧になったあとに、
他のサイトでそこの会社の広告が出てくるあれです。
 
1度すでにホームページに流入があったユーザーを追いかけるため、
非常に広告の精度が高いと言われています。
 
リスティング広告のキーワード広告と組み合わせで使用すると
キーワード広告で獲得できなかったユーザーを取りこぼさずに獲得できるため、
多くの会社様に注目を浴びた広告です。
 
 
■「リマーケティング広告」の配信の仕組み
この広告の配信の仕組みを知っておくと、
このあとのお話に繋がりやすいのでぜひ知ってください。
 
よくこの仕組みを知らないお客様や代理店様が多いため、
ちょっとした「損」をしているケースが多いなぁと感じております。
 
配信の仕組みを簡単に説明すると
 
1:Google/Yahooのリマーケティングタグをサイトの中に埋め込む
2:埋め込んだタグが、訪問者のリストを蓄積する
3:広告が配信される
 
というざっとこんな配信の仕組みです。
この訪問者のリストがポイントになります。
 
 
■リマーケティングのコンバージョン率が悪いおもな理由
通常で考えたらリマーケティング広告のコンバージョン率(転換率)は
1度サイトに訪れているユーザーですので、高くなるのが当然です。
 
しかしながら、
実際に広告を運用しているとコンバージョン率が悪いケースが多々あります。
なぜでしょうか?
 
そこには2つの主な理由があります。
 
1:リストの蓄積日数が悪い
2:リストのユーザーがそもそも悪い
 
他にも要因はもちろんありますが、大きくはこんなところです。
もちろん最低限の話として「配信しているサイトが悪い」ということは十分にありますが、
こちらは今回の話では除外していきます。
 
 
リストの蓄積日数が悪い
これは非常によくある話です。
例えばYDN(Yahooのディスプレイ広告)では
 
訪問履歴の有効期間は1日から540日間までの範囲
 
でリストを設定することができます。
よく広告を担当される担当者様は「とにかく数を集めたい」ということが目的で
「180日」や中には「540日」を設定しております。
もちろん商品によってはありなのかもしれませんが、考えてみてください。
 
180日 = 約6カ月
540日 = 約18か月
 
18カ月なんて1年半も前の話です。
 
これだけ世の中の動きが速い中で、
1年半前に見たサイトの広告が出てきても反応する人の方が少ないですよね。
 
とくに季節ものの商材や、キャンペーン期間があるものなどは、
このリストの日数にぜひ着目をするといいかと思います。
コンバージョンが記録されている場合は、コンバージョンから追いかけてみて
 
●●日以上前の訪問者はコンバージョンすることはない
 
という結論を導き出すとより効果的です。
10435_3_1.jpg 
 
リストのユーザーがそもそも悪い
これが実は今回の本題になります。
リマーケティングタグは基本的に「すべてのページ」に設定をします。
しかし、ページの訪問するユーザーの目的を考えることをしないと
コンバージョン率は悪いままです。
 
例えば、BtoCの商材の通販サイトがあるとします。
その「会社概要ページ」を訪問しているユーザーは、商品購入が目的でしょうか?
もしかしたら銀行関係の方が見ているかもしれませんし、
営業をするためにどこかの企業様が見ているかもしれません。
 
そのため、リマーケティングリストを作成することが大切です。
 
例えば何かキャンペーンを作成されているサイトであれば、
 
「キャンペーンページに入ったユーザーにはキャンペーンの広告を出す」
 
とか
 
「商品カテゴリーごとにそれに合ったキャッチフレーズの広告を出す」
 
ということです。
 
リマーケティングリストを作成するとこうした広告配信が可能となります。
また上記の訪問日数と組み合わせてみてもいいかもしれませんね。
 
個人的なオススメをするのであれば、
 
「Googleアナリティクスを活用」
 
こうすればさらに効果的にリストを作成できます。
過去のユーザーの動きなどをチェックして、
ページの価値の高さを中心としてリマーケティングリストを作成するのです。
 
これだけで「不要なユーザー」や「見込み違いのユーザー」への配信を
抑えることが出来るため、CPA(コンバージョン単価)は大きく改善ができます。
 
ディスプレイ広告のコツは「場所」もそうかもしれませんが、
特にリマーケティングの場合は「人」だと思います。
 
こうしたチョットした改善に着手をしてみるだけで、広告効果は変わってきますので、
ぜひともトライしてみてください。
 
 
まとめ
今回「リマーケティング広告のCPAを更に下げる方法」について
記載をさせていただきました。
 
特にキーワード広告の単価がどんどん高騰している現在、
1度サイトに入ったユーザーに配信をする「リマーケティング広告」は
活用されている方も多いのではと思います。
 
リストや日数を改善するだけで、全体のパフォーマンスも変化します。
ぜひともご活用を頂ければと思います。
 
またこういったWEB広告に興味のあるWEBサイトのご担当者様や、
ホームページの作成会社様など、お気軽にご相談を頂ければと思います。
 
現在県内を中心に毎月多数の企業様からお問い合わせを頂いております。

 

電話でのお問い合わせはこちら
TEL 053-581-8781
(平日9:00~18:00 (土・日・祝日休み))
E-mail:info@three-count-jp.check-xbiz.jp

「WEBマーケティングを活用して集客の問題を解決したい」
「ホームページの成果をもっと伸ばしたい」
「採用の問題を解決したい」
など、お気軽にお問い合わせください!