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【工務店様向け】問い合わせが増える施工事例の作り方を徹底解説!参考サイトで事例もご紹介


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「施工事例ページをたくさん作っているのに問い合わせが増えない…」
「どうやって作れば施工事例がコンバージョンに繋がるのか知りたい」

 

実際に多くの工務店様がこのようなお悩みを抱えています。

家づくりを検討中のお客様は、どの工務店に依頼するか決める際、何を最も重視するでしょうか。それは「実際にどんな家を建てているか」という実績です。つまり、工務店のホームページにおいて施工事例ページは単なる実績紹介ではなく、集客とコンバージョンを左右する重要な要素と言えます。

 

弊社スリーカウントは、数多くの工務店様向けにWEBマーケティングのサポートを行ってきました。この記事では、施工事例ページを「問い合わせが増えるページ」に変える具体的なノウハウと、うまくページを作られている工務店様の事例をご紹介します。記事を参考に、ぜひ施工事例ページを見直してみてください!

 

本題の前に少し自己紹介

私たちスリーカウント株式会社は静岡県を中心に全国500社以上のWEBマーケティングの支援をしている会社です。

特に地方企業様のインターネット集客を得意として様々な業種での成功例があり、工務店様においてもこれまでに多くの集客を支援している企業です。

上記以外にも株式会社LIXIL様からの依頼を受けて工務店様向けのWebマーケティングの勉強会講師を行ったり、静岡県地域の工務店様の支援を担当。
全国の工務店様・ハウスメーカー様60社以上のお客様のインターネット広告に携わっています。

 

フォロワー12.1万人の新築の注文住宅の会社様も弊社のお客様の例では、インスタグラムの運用で広告費を半分近くまで減額することに成功しました。

 

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なぜ施工事例ページが問い合わせを生み出すのか

施工事例ページがなぜ重要なのか、まずは基本的な理由を確認しておきましょう。工務店のホームページにおいて、施工事例ページは以下の3つの理由から非常に重要です。

  • ユーザーの関心を引く
  • ユーザーの判断材料になる
  • 中途半端なページだと逆効果になる

順番に解説していきます。

施工事例はユーザーの関心を引く

まず1つ目の理由は、施工事例はユーザーの関心を引くことができるという点です。

 

施工事例は、工務店がどんな家を建てるのかをひと目で伝えることができます。特に注文住宅を検討しているお客様が最初に気にするのは「デザイン」です。せっかく自由に家を建てられるなら、自分好みのおしゃれで理想的な家にしたいと考えるのは当然のことですよね。

 

施工事例で実際の写真を見せることで、お客様が最も気にするデザインの具体的なイメージを伝えることができます。顕在化した見込み客がより具体的に工務店を選ぶ際も、まずはデザインを基準に選びます。

 

潜在的なお客様であっても顕在的なお客様であっても、家づくりの魅力を施工事例で視覚的に伝えることで、お客様の興味関心を引くことができます。

 

ユーザーの判断材料になる

検討が進んでいく中で、施工事例は工務店を比較する際の判断材料となります。

 

現在の家づくりの検討プロセスでは、「インスタで情報を得て興味を持つ→ホームページで詳細を確認する」という流れが主流となっています。弊社スリーカウントが支援先の工務店様から集めたアンケート結果の分析でも、この傾向が明確に表れています。

 

お客様はまず、インスタで写真を見て魅力的だと感じた工務店に興味を持ちます。その後、より詳しい情報を求めてホームページを訪問し、施工事例を確認します。このとき、インスタだけでは得られなかった詳細情報(間取り、使用素材、施工のこだわりポイント、お施主様の声など)を提供することが非常に重要です。

 

ここで特に重要なのが「興味を信頼・確信に変える」ことです。
ただ単に「おしゃれな家を建てている」という印象から、「この工務店だったら自分たちの理想の家を建ててくれる」という確信へと変える。これが施工事例ページを含む、ホームページの最大の役割です。

 

施工事例ページをしっかり作り込むことで、見込み客が工務店を比較検討する際の重要な判断材料となり、他社との差別化ポイントになります。インスタで見つけた複数の工務店の中から最終的に選ばれるのは、最も信頼感と安心感を与えることができた工務店になるはずです。

 

中途半端なページだと逆効果になる

施工事例ページは「作れば効果がある」というものではありません。むしろ、ポイントを抑えずに中途半端な状態だと逆効果になってしまいます。

 

様々な工務店様のホームページを見ていると、「丁寧ではない」と感じることが少なくありません。例えば、写真とキャッチコピーが合っていなかったり、説明するべきことを説明していなかったり。
これらは小さな問題にも見えますが、見込み客からしてみると「この会社は細部への配慮ができないのでは?」といった不安材料になります。

 

なぜこのような状態になってしまうかというと、「このぐらいでいいだろう」というユルい考えが現れてしまってるせいです。作成する際には、「だいたい合っている」ではなく「一切ズレがなく表現できている」状態を目指すことが大切です。

 

施工事例を掲載する具体的な目的

次に、施工事例は何のために掲載するのか、目的を確認します。

  • どんな家を建てるのかわかってもらう
  • 家を建てる姿勢を知ってもらう
  • アクションを促す
  • 【考察】SEOに役立つ?

これらの点について順に解説します。

 

「どんな家を建てるのか」を視覚的に伝える

まず最も基本的な目的は、「どんな家を建てるのか」を伝えることです。

 

潜在顧客も顕在顧客も、まず最初に気にするのは「デザイン」です。そして検討を進める段階でも、デザインや機能性は重要な判断材料となります。

 

施工事例では、写真を通じて家づくりの特徴やデザインの傾向、空間の使い方などを一目で伝えることができます。文章だけではどうしても伝わりにくい「雰囲気」を、視覚的に示すことができます。

 

「こんな姿勢で家づくりをしています」を知ってもらう

施工事例は、単に見た目で家づくりの特徴を見せるだけでなく、「どのような姿勢で家づくりに取り組んでいるか」を伝える重要なページです。

 

見た目はすごくオシャレな家を作っていても、見えないところで手を抜いていたり見た目だけ最優先で生活しにくい家を作ったりしている工務店で家を建てたいでしょうか?そんなことありませんよね。顧客の実際の検討段階では、デザインだけでなく機能性や価格、家づくりへの想いも判断材料になります。

 

そのため、事例の解説文では、見た目の部分だけでなく、家族の暮らしやすさを考えた間取りの工夫、将来的なメンテナンス性への配慮など、目には見えづらい部分も丁寧に説明することが大切です。

 

お施工主様からのご要望にどのように応えたか、どのように実現したかなど、家づくりのプロセスや姿勢を伝えることで、「この工務店であれば、私たちの希望も叶えてくれるだろう」という信頼感を作っていくことができます。

 

確信を得たお客様に「次のアクション」を促す

施工事例は、自社の家づくりや姿勢を知ってもらったうえで、次のアクションを取ってもらうことにつなげることが最終的な目的です。

 

具体例としては、見学会のお申し込み、資料請求、お問い合わせなどですね。

 

「ここの工務店で家を建てたい」と確信を持ってくれたお客様に対して、次に何をしたら良いかがわかるようにしておくことが大切です。そのために、ボタンやフォームへのリンクを設置し具体的な行動に移してもらうための導線の設計や見やすさに気を配る必要があります。

 

【考察】SEOに役立つ?

「施工事例を入れることでSEOの効果がある」という意見を見かけることがあります。これは本当なのでしょうか?

 

結論を言うと、注文住宅の場合はSEOの効果にはほとんど期待ができません。SEOの効果を求めるのはナンセンスと言ってよいです。それに、工務店様の場合は商圏が狭いこともあり、そもそもSEOと相性がいいと言えません。

 

こうしたことから、上位表示させることを意識して施工事例を作るよりも、ホームページに訪問してもらった顕在客・潜在客に対し、いかにして魅力をアピールするかを第一に考えるべきです。

 

ただし、分譲住宅を手がけている場合は少し状況が異なります。分譲住宅では、具体的な地名が検索されることが多いため、施工事例に地名を適切に含めることでSEOの効果が期待できる場合もあります。また、「〇〇町 新築一戸建て」のような検索キーワードで表示される可能性も高まります。

 

施工事例の要素別ポイント

次に、施工事例を要素に分けてポイントを解説します。

基本姿勢は、まだよくわかっていない人にも他社との違いや自社の良さを伝えるつもりで作成することです。「ほかの会社と全然違うね」と言われるぐらいが目指すべき基準です。

 

顧客からすると、家は一生ものの買い物です。決して安くはありません。施工事例だけに限らず、ホームページはお客様が支払う金額に見合ったクオリティを隅々まで追求するべきと考えます。

 

  • 事例選び
  • 一覧表示
  • タイトル・キャッチコピー
  • 写真
  • 基本情報・カテゴリー
  • ストーリー・解説
  • 間取り図
  • お客様(施主)の声
  • (リフォーム・リノベーションの場合)施工前の写真

上記のポイントについて、順に解説します。

 

事例選び

事例を選ぶときは、自社の評価されている点が伝わる事例、自社の良さや強みが伝わる事例に限定してください。掲載数を増やそうとして、自社の良さが出ていない事例まで掲載してはいけません。

 

施工事例は、「この工務店で家を建てたい」と思ってもらうための材料になります。自社の良さが伝わらない事例を見せても、興味を持ってもらえませんよね。

 

施工棟数が少ない場合などは事例の数を優先したくなるものですが、そこはこらえて厳選してください。

 

一覧表示

一覧表示では、一覧を見たとき顧客が自分の見たい事例を見つけられるようにすることがポイントです。見つけやすくする工夫と、見る前に中身を見たくなる工夫をしていきます。

 

一覧表示の要素としては、タイトル、サムネイル画像、カテゴリー(家の特徴、立地など)などがあります。すべての要素で、ブレやズレのなさ、統一感を厳密に追求してください。たとえばサムネイル画像なら、内観か外観か、角度はどうか、外観なら撮影する時間帯は昼か夕方かなど、すべて統一します。

 

見たいと思ってもらうためには、その事例の特に良いところを明確にしたうえで、その良いところを写真やタイトルで表現してください。たとえばタイトルやキャッチコピーとサムネイル画像は一致させます。

ウッドデッキを見せたいなら、キャッチに「ウッドデッキ」と入れて写真もウッドデッキにしなくてはなりません。おしゃれな写真だったとしても、キャッチにウッドデッキとあるのに写真が広いリビングではダメなのです。

 

また自社の特徴・強みに加えて、事例それぞれの個性も伝えてください。すべて同じ説明になるなら、事例は1つで済むはずです。その事例だけの特徴を表現することが大切です。たとえば機能美の平屋だけ紹介する場合でも、中庭があったり屋根に勾配があったりとそれぞれ何か違いがありますよね。

 

見たい事例を見つけやすくするためには、カテゴリ(=ハッシュタグ)が必須です。「吹き抜け」「平家」「畳」など、事例の特徴をカテゴリで表示させてください。

また大規模住宅会社の場合、施工事例のエリアが広くなるので一覧で市町村はわかるようにしてください。

 

タイトル・キャッチコピー

タイトル・キャッチコピーは、一目で特徴をぱっと理解できるようにしてください。「〇〇様邸」だけをタイトルにするサイトが多いですが、これは絶対にやってはいけません。お施主様の名前は、お客様にとって興味のない情報だからです。顧客が事例で知りたいのはあくまで「どんな」家なのかです。「特徴」を表現してください。

 

その際、具体的な表現を意識することがポイントです。たとえば、単に「おしゃれ」ではテイストの違いがわかりません。「おしゃれ」にもいろいろなおしゃれがあるからです。「モダン」「ナチュラル」「インダストリアル」など具体的に表現してください。

 

また、特徴と言っても、単なるスペックの説明でなくその家での暮らしをイメージできるような表現が理想的です。初めは競合の研究をするとよいでしょう。

なお事例のお宅のある市町村名は、タイトルに入れるよりはカテゴリーで記載するのをおすすめします。市町村は特徴ではないからです。

 

写真

写真は、自社の魅力を伝えるために細心の注意を払ってください。すでに述べたように事例を厳選するほか、テイストなど統一する、良さが表れている場所の写真を使うなどです。とくにサムネイルの画像はお店で言うと「のれん」のようなものであり、ここにどれだけこだわれるか、魅力を出せるかは実は転換率にも表れる重要なポイントです。

 

テイストの統一というのは、具体的には次のような点を統一することと考えてください。

  • 外観か内観か
  • アングル(正面か斜めか、カメラの高さなど)
  • 外観なら撮影する時間帯(晴れた日中か薄暗くなってきて照明の映える時間帯か)

一覧表示のところでも解説したように、特にサムネイルでは上記の点を統一した写真が並ぶようにしてください。

 

個々の紹介ページでも、写真が小さすぎるのはNGです。魅力がよく見えるように大きめに設定してください。ボケている写真は論外です。ちょっとした違和感が致命的になります。鮮明な写真を選んでください。クオリティの低い写真は撮り直すぐらいの気持ちで作り込むことが大切です。

 

また、その家での暮らしが想像できる写真を選んでください。たとえば、家具が入っている、人が映り込んでいるなど。暮らしのイメージが伝わるなら具体的な手段は何でもよいです。 

 

基本情報・カテゴリー

その家の特徴などをカテゴリー分け、ハッシュタグなどの形で見つけやすくしてください。カテゴリーは検索性を高めるうえで重要です。顧客は自分が建てたいイメージと同じ事例をチェックして判断材料にするためです。

 

カテゴリーや基本情報の具体例としては、坪数、平屋、吹き抜け、中庭、ウッドデッキ、畳などが挙げられます。大規模な工務店様であれば、市町村もカテゴリでチェックできるようにしてください。

 

ストーリー・解説

その家の特徴やこだわり、完成までの苦労や工夫を言葉で丁寧に説明してください。
写真だけで解説がないのは不親切です。素材や数センチ単位の寸法調整など、写真だけではわかりません。

 

タイトル・キャッチコピーと同様に、解説も具体的な表現が重要となります。たとえば「暮らしやすい」だけでは、どんな点が暮らしやすいのか具体的にイメージできません。収納場所がたくさんあるのかもしれませんし、断熱性が優れているのかもしれません。どちらも「暮らしやすい」ですよね。違いが伝わるよう、より具体的に「収納」「断熱性」「導線」などと表現してください。

 

また特徴を言語化することもポイントです。平屋、ウッドデッキ、吹き抜け、大窓など。これは自社の魅力と重なるかもしれません。

 

お施主様のご要望をかなえるために、どう工夫したかもぜひ語ってください。お施主様のご要望は、必ずしも簡単に叶えられることばかりではないでしょう。完成までの苦労やいきさつを語ることで、どういう姿勢で家を建てているか、やり取りの粘り強さなどが伝わります。

 

参考に、リード文はあってもよいですがなくてもよいです。ただしリード文の形でなくとも、カテゴリや基本情報がわかるようにしておくことは必要です。

 

間取り図

事例に間取り図を加えると、検討中の潜在顧客からすると有益な情報になります。家づくりの参考になるほか、工務店選びの判断材料にもなり信頼感が高まることにもつながります。

 

事例紹介のページで間取り図を紹介すると写真と見比べやすいのですが、抵抗のあるお施主様もいるかもしれません。実際のホームページを見ていると、間取り図だけを紹介するインスタのアカウントを運用している例や、配布資料の中で間取り図を紹介している例があります。

 

お客様(お施主様)の声

実際に建てたお施主様の声は潜在層にアピールするコンテンツです。ストーリーや解説と共通する「どんな姿勢で家づくりをしているのか」を、お施主様の口から語ってもらうことができます。

 

以下の内容を盛り込むとよいでしょう。

  • 希望していた家づくりの条件
  • 自社を選んだ理由
  • 実際に決めていく中で迷ったり悩んだりした点
  • 自社で建ててよかったと思う点

もちろん掲載する場合はご本人の許可を取り、個人を特定できないようにする配慮が必須です。お客様の声は事例と分けてもよいのですが、何らかの形で紹介するのをおすすめします。

 

リフォーム・リノベーションは施工前の写真も

リフォームやリノベーションの事例では、施工前後を比較すると伝わりやすくなります。施工前の写真も掲載することで、どのように変わったかを端的に表現することができます。

 

完成したときに写真映えする角度をイメージして、施工前の写真も撮っておいてください。施工後は同じ角度で撮影します。比較したとき伝わりやすくするためです。

 

もちろん苦労・工夫した点を言葉で説明することも大切です。

  • リフォーム:お施主様が施工前の不便だったり困っていたりした点
  • リノベーション:気になっていた点をどう解決したか

を言葉にすると、自社の姿勢を示すことにつながります。

 

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施工事例作成時の注意点

施工事例を作成するときにはどのような点に注意したらよいのでしょうか?以下に説明します。

  • ページの見やすさと導線
  • すべてにおいてブレやズレを作らない
  • 継続的に運用する

上記の点について順に解説していきます。

なおホームページ全体の制作のノウハウは下の記事で解説しています。

ページの見やすさと導線

ベースとなるページのデザインは、事例を伝えることに徹してシンプルにしてください。写真は大きめに設定し、読みやすい解説を付けます。

 

導線については、ページの下に似た事例へのリンクも付けて回遊してもらうようにします。「NEXT」「PREVIEW」などの形で順番に事例を見せても、あまり意味がありません。興味のある事例が連続するわけではないからです。

 

見たいものを探せるようにするには、

  • 似た事例を紹介する
  • カテゴリーで検索できるようにする

といった方法が有効です。

 

ページのPDCAのために追うとよい指標としては、事例ページの滞在時間と1回当たりの訪問に対していくつの事例を回遊してくれるのかが挙げられます。

また、問い合わせや資料請求の導線は複雑にならないように設計してください。探しづらいと離脱の原因になります。

 

すべてにおいてブレやズレを作らない

重要なポイントなので繰り返しますが、あらゆる面において統一感が大切です。すでに説明した通り、

  • 写真のアングル
  • 撮影の時間帯
  • タイトルと写真・解説内容の一致

などは「大体」ではなく「厳密」に統一してください。

 

さらに事例の中だけでなく、インスタや広告とも統一感を持たせることも重要です。違和感は離脱の原因になり、一度離脱すると戻ってきません。

 

継続的に運用する

ホームページは継続的に運用して育てていく姿勢が求められます。

 

現在では、あらゆる業界で「ホームページがあるだけで結果が出る」「広告を出すだけで結果が出る」ことはなくなりました。もちろん工務店様にも当てはまります。地道に継続することが大切です。

 

事例についても、継続的に追加して蓄積を作っていくことが必要です。さらに運用しながら日々改善することが大切となります。

 

実例ページの充実したホームページ例

最後に、実例ページの充実した工務店様のホームページの例をご紹介します。以下の5社です。

  • アーチ様
  • エスコネクト様
  • nattoku住宅様
  • ALETTA様
  • エコワークス様

順に解説します。これまでお話してきたことが実際にどのようにカタチになっているのか確認してみてください。

 

アーチ様

「アーチ」様は静岡県浜松市にある工務店様で、「建築家とつくるデザイン性の高い注文住宅」を提供しています。

 

事例ページで選ばれている事例は、機能美を感じさせる直線を活かした平屋や平屋風ばかり。ユーザーが探したい事例を見つけやすくするため、一覧の最上部にカテゴリーが表示されています。それぞれの事例にもカテゴリーが付けられているので、サムネイルを見ながらチェックできます。

 

個々のページの初めにその事例の「家のテーマ」を解説。どのような考えで作られたのかがわかります。解説中の見出しも「大容量外収納」「家事ラク導線」など具体的な特徴を説明しています。

 

写真を見ると、ほとんどが画面の横幅いっぱいの大きなサイズです。またカルーセル(複数の写真を横にスライドして表示させる手法)を活用してスペースを取ることなく多数の写真を掲載。ビジュアルを端的に伝えています。

 

事例ページ: https://www.arrch.net/case_newly/

 

エスコネクト様

「エスコネクト」様は、浜松市周辺を施工エリアとして「そのご家族らしさ。」をカタチにしている工務店様です。

 

一覧の最上部にはカテゴリーを表示。サムネイル写真はどれもやや引き気味のアングルから撮影されており、建物部分だけでなく玄関ポーチから全体を見ることができます。もちろん撮影の時間帯も統一。事例で紹介されているお宅がどれもシャープでシンプルなデザインでもあり、一覧からは整然とした印象が伝わります。

 

個々のページは外観→内観の流れでこだわりを解説。写真は大きめで間取り図も紹介。素材や寸法など具体的に示しながら、1軒1軒ていねいにこだわりを解説しています。方角やスペースに合わせた工夫も解説し、見た目だけでなく機能へのこだわりも理解できます。注文住宅ならではの安心感も伝わるでしょう。

 

多くの事例で動画もチェックできるのも特徴的です。

 

nattoku住宅様

「nattoku住宅」は、静岡県内に店舗やショールームなど14の拠点を持つ工務店様です。

 

建築棟数も多く事例を多数紹介しているのが強みです。そしてあちこちにその事例をいくつも見てもらう工夫がされています。

 

まずカテゴリーとして「スタイルから探す」「部屋から探す」を事例ページ上部に配置。棟数が多いと事例のスタイルも幅広くなりますが、見たい事例が探しやすくなっています。また事例の最下部には「同じテイストの施工事例」を配置。回遊を促しています。

 

さらに同じ事例でも、表示されるサムネイルをカテゴリー別に使い分けているのも細かな配慮です。同じお宅でも、「シンプルモダン」で検索したときはシンプルなエントランスの写真が、「吹き抜け」からでは吹き抜け部分の写真が表示されるようになっています。違和感を防ぐ工夫と言えます。

 

ALETTA様

「ALETTA」様は、姫路市で家づくりとインテリア販売などを行っている企業様です。

 

カテゴリーでは「モダン」「ナチュラル」などのスタイルと「テラス」「和室」など間取りの特徴とをかけ合わせて検索することが可能です。一覧では市町村をタイトルではなく基本情報として表示。見たい家を選びやすくなっています。

 

個々のページは斜めに部屋全体を撮影した明るい室内写真が中心となっており、インテリアの魅力も伝わります。写真も大きく見やすく表示。カルーセルを使用して多くの写真を紹介しつつ、ページはシンプルにまとめられています。もちろんこだわりは細部までしっかりテキストで説明。理解しやすくなっています。

 

「アレッタの家は『何気ない日常に笑顔があふれる家』」とあるように、人や家具などから普段の暮らしがイメージできる写真が多数。自社のコンセプトが伝わる事例ページとなっています。

 

エコワークス様

「エコワークス」様は「人にも地球にもやさしい住まいづくり」をコンセプトにした福岡市の工務店様です。

 

一覧でカテゴリー検索できるのはもちろん、どの事例も坪数と何階建てかがわかるようになっています。サムネイルは家族の写ったリビングの写真に統一。タイトルは「木」「自然素材」など同社のコンセプトが伝わる言葉が多く選ばれていますが、「赤ちゃん基準」「最短家事導線」など事例ごとに違いも伝わります。

 

個々のページは「ものがたり」で家を建てるまでのいきさつ・ストーリーを解説、内観写真を中心にその家での暮らしが伝わる内容です。施主の方のコメントを中心にまとめられています。動画でルームツアーできる事例も多く、その家での生活がよりリアルに感じられるよう設計されています。

最下部にはカテゴリーや似た事例紹介を配置。お問い合わせの導線も用意されています。

 

まとめ

工務店様にとって施工事例ページは重要であると同時に、しっかりこだわって作り込めば成果が期待できるポイントでもあります。ただし繰り返しになりますが、精度・確度が非常に重要で、きちんと作っているつもりでもピントがずれてしまっていることも少なくないので注意が必要です。

 

プロの視点でチェックしたいとお考えなら、ぜひ弊社スリーカウントにご相談ください。事例だけでも、ホームページ全体やインスタ運用もふくめたWEBマーケティング全体でも対応いたします。お気軽にお問い合わせください。

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この記事はわたしが書きました

スリーカウント株式会社代表取締役鈴木悠資

2007年に静岡大学3年次に同じ大学のメンバーとスリーカウント株式会社を起業。
2011年より本格的にインターネット広告運用業務をスタートし、現在静岡県のトップ代理店の代表として、
自社のお客様のみならず県内の各種広告代理店様へのセミナーや、チームビルディングを積極的に行う。
インターネット広告運用全般、戦略設計に基づくWEBサイトの改善が得意。

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