
Instagramの企業アカウントを運用していて、「投稿は頑張っているのに、フォローも問い合わせも思うように増えない」と感じていませんか。アカウントを立ち上げたときにプロフィールを一度埋めて、そこから手をつけていない、という会社は少なくありません。
ですが、フォローや問い合わせにつながるかどうかは、投稿の数よりもプロフィールの出来で大きく変わります。立ち上げのときにとりあえず埋めて、そこから見直していない。そんな状態のまま、せっかく訪れた人に何の会社かが伝わらず、離れられているケースは本当に多いのです。
この記事では、企業アカウントのプロフィールの作り方を、名前やアイコンといった基本の要素から、成果につながる自己紹介文の書き方、フォローや問い合わせを増やす改善のポイントまで、順を追って具体的に解説します。読み終えるころには、自社のプロフィールのどこに手を入れればいいかが見えてくるはずです。
【この記事で分かること】
・Instagramのビジネスプロフィールが企業の成果を左右する理由
・名前・ユーザーネームなど、プロフィールの基本要素の決め方
・成果につながる自己紹介文の書き方(業種別の例つき)
・フォローや問い合わせを増やすための4つの改善ポイント
この記事を書いているスリーカウントについて
改めて、私たちスリーカウント株式会社について少しだけお話しさせてください。
私たちは、WEBマーケティングを専門とし、これまで全国で700社以上の集客・採用支援に携わってきました。なかでもInstagramをはじめとするSNSは、店舗やサービス業から製造業まで幅広い業種で、広告運用から日々の発信の組み立てまで、企業アカウントの運用を数多くお手伝いしてきた分野です。
本記事では、そうした現場での経験をもとに、「どうすれば見た人がフォローや問い合わせに進みたくなるプロフィールになるのか」という視点でお伝えしていきます。まずは、なぜ企業アカウントにとってプロフィールがそれほど大事なのか、というところから見ていきましょう。
Instagramのビジネスプロフィールとは。企業アカウントの「最初の関門」

プロフィールがそれほど見られているのは、なぜなのでしょうか。その理由は、人が企業アカウントにたどり着く「道すじ」にあります。ここで一度、自社のアカウントに人がどうやってやってくるかを整理しておきましょう。企業アカウントへの入り口は、大きく2つに分かれます。ひとつは、ハッシュタグや発見タブ、誰かの紹介といったInstagramの中からたどり着くルート。もうひとつは、検索や看板、チラシ、広告、求人媒体などで会社の名前を知り、Instagramの外から「どんな会社だろう」と見に来るルートです。
そして、見落とされがちなのですが、企業アカウントでフォローや問い合わせにつながる多くの人は、後者の「外から来る」ルートをたどっています。私たちが支援してきた中でも、店舗が地域で知られていたり、広告や採用で名前に触れたりした人が、後から検索してアカウントを見に来るケースはとても多いです。
そして、この「外から来た人」が最初に開くのが、プロフィール画面です。いきなり個別の投稿を1枚ずつ見ていくより前に、まずここで「どんな会社なのか」を確かめます。だからこそプロフィールは、ビジネスでInstagramを使ううえでの最初の関門であり、初対面でいう名刺にあたる場所になります。
ところが現場を見ていると、投稿には一生懸命なのに、プロフィールは後回しで適当に埋めただけ、という企業アカウントが本当に多いです。これはとてももったいない状態で、せっかく外から人が来ても、何の会社かが伝わらずに離脱されてしまいます。
だからこそ、プロフィールは「項目をとりあえず埋める」のではなく、見た人が次の行動に進みたくなるかという視点で考える必要があります。ここで意識したいのは、自分たちが言いたいことを並べるのではなく、相手が知りたいことを先に見せる、という姿勢です。この記事では、その考え方を軸に、企業アカウントのプロフィールをどう仕上げれば成果につながるのかを、要素ごとに具体的にお伝えしていきます。
なお、プロフィールを企業向けに整える前提として、アカウントはプロアカウント(ビジネスアカウント)に切り替えておきましょう。切り替えると、いわゆるビジネスプロフィールとして、連絡先ボタンの設置や投稿の分析、広告配信といった、ビジネスに欠かせない機能が無料で使えるようになります。切り替え自体は設定画面から数分で完了します。
ちなみに、Instagramがビジネスでこれだけ重視されるのは、利用そのものが生活に定着しているからです。総務省の調査でも、20代のInstagram利用率は78.0%にのぼります(出典:総務省「令和6年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」)。これだけ多くの人が日常的に使う場所だからこそ、最初の関門であるプロフィールの出来が、その後の成果を大きく左右します。
ビジネスプロフィールの基本の要素をそろえる

企業のプロフィールは、個人の自己紹介とは見られ方が違います。プロフィールと一口に言っても、画面はいくつかのパーツに分かれていて、それぞれに役割があり、ここがちぐはぐだと、せっかく見に来てくれた人に「何の会社か」が伝わりません。この章では、プロフィール上部に表示される基本の要素を、ひとつずつ見ていきます。どれも一度設定すればしばらく変えないものなので、最初にきちんと決めておくと後がラクになります。
なお、このあと紹介する自己紹介文は、成果を最も左右する要素なので、次の章であらためてくわしく取り上げます。ここではまず、名前やアイコンといった「会社の見え方を決めるパーツ」から押さえていきましょう。
名前(表示名)は「何の会社か」が一目で分かるように
名前は、プロフィール写真の下に太字で表示される部分で、Instagram内の検索でもヒットする重要な項目です。ここには正式な会社名やブランド名を入れるのが基本ですが、社名だけだと何をしている会社か伝わらないことがあります。
そこでおすすめなのが、社名+事業内容や地域をセットで入れる書き方です。たとえば「〇〇株式会社/浜松の注文住宅」「カフェ△△/静岡市の自家焙煎珈琲」のようにしておくと、検索で見つけてもらいやすく、一覧に並んだときも一目で何の会社かが伝わります。公式アカウントであることを示したいなら「【公式】」を頭に付けるのも有効です。
ユーザーネーム(@ID)は覚えやすく、会社名で探せるものに
ユーザーネームは「@」から始まるIDで、アカウントのURLにもなる部分です。ここは日本語が使えず半角の英数字などで設定しますが、適当に決めてしまう企業が意外と多いところです。
ポイントは、会社名やブランド名から連想できる文字列にすることです。会社名をローマ字にしたものや、覚えやすい略称を使うと、名刺やチラシを見た人が「あの会社のアカウントを探そう」と思ったときに、たどり着きやすくなります。ランダムな数字や記号の羅列だと、せっかく社名を知っている人にも見つけてもらえません。一度公開したあとでも変更できますが、URLが変わってしまうので、できれば最初に決めておきたい項目です。
プロフィール写真(アイコン)は小さくても認識できるものを
アイコンは、プロフィール画面でも投稿の横でも、常に表示される「顔」にあたる部分です。スマートフォンの画面では小さく表示されるため、細かい文字や複雑なデザインは潰れて読めなくなります。
企業アカウントなら、ロゴを使うのがもっとも分かりやすいです。ロゴに細かい文字が入っている場合は、シンボルマークだけを切り出すなど、小さくても何の会社か分かる形に調整しましょう。店舗や個人事業であれば、店構えの写真や代表者の顔写真が向くこともあります。大事なのは、一覧に並んだときに、ぱっと見て自社だと認識できるかという点です。
カテゴリ(業種ラベル)で「何屋か」を伝える
プロアカウントに切り替えると、名前の下に「レストラン」「美容院」「不動産」といったビジネスカテゴリを表示できます。これは、訪れた人がひと目で「何をしている会社か」を理解するための手がかりになります。
自社の業種に近いラベルを選んでおくだけで、プロフィールの分かりやすさはぐっと上がります。設定はプロフィール編集画面から簡単に変えられるので、まだ空欄のままだったり、実態に合わないものになっていたりしないか、一度確認しておくとよいでしょう。
成果につなげるプロフィール改善の4つのポイント

基本の要素がそろったら、次はいよいよ「成果につなげる」段階です。フォローや問い合わせといった結果は、プロフィールのちょっとした見せ方の差で大きく変わります。実際、私たちが支援したある保育園では、2年以上運用しても問い合わせが月1〜2件という状態が続いていました。そこからプロフィールを見直し、あわせて発信の中身もそろえ直したところ、最大で月20名規模の新規問い合わせが入るようになりました。もともと投稿はしていたものの反応につながっていなかったので、まずプロフィールから手を入れ直したことが、流れを変えるきっかけになった例です。
ここからは、その「成果を分けるひと工夫」を4つのポイントに分けて解説します。どれも難しい作業ではありませんが、押さえているかどうかで反応が変わる部分です。
ポイント① 自己紹介文は「相手が知りたいこと」を先に書く
自己紹介文(プロフィール文)は、プロフィールの中でもっとも成果を左右する部分です。150文字という限られた枠の中で、「何の会社で、自分にどんな得があるのか」を伝えきる必要があります。
ここで多くの企業がやってしまうのが、自分たちの言いたいこと(理念やこだわり)から書き始めてしまうことです。気持ちは分かるのですが、初めて訪れた人は、まず「自分に関係があるか」を知りたがっています。だからこそ、相手が知りたいことを先に出す意識が大切です。具体的には、次の順番で組み立てると、短くても伝わる自己紹介文になります。
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何の会社か:「浜松市の注文住宅会社です」のように、一言で事業内容が分かる説明
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強み・対象:「30代の子育て世代向けに、自然素材の家を手がけています」など、誰に何を提供しているか
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フォローするメリット:「施工事例や暮らしのアイデアを毎週お届けします」と、フォローすると何が得られるか
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次の行動への一言:「ご相談・資料請求は下のリンクから」と、進んでほしい行動への案内
文章としてつなげるより、改行や絵文字で区切って箇条書きのように見せるほうが、流し読みでも頭に入りやすくなります。参考までに、業種別に例を挙げると次のようなイメージです(あくまで一例なので、自社の言葉に置き換えてください)。
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製造業の例:「静岡県湖西市の金属加工メーカー/試作から量産までワンストップ対応/製造の現場・技術を発信中/お見積りは下記サイトから」
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飲食店の例:「浜松駅前の自家焙煎カフェ/平日8時〜20時・土日祝も営業/季節のメニューと店内の様子を更新中/ご予約はこちら」
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士業の例:「静岡市の税理士事務所/中小企業の経理・節税をサポート/知って得する税金の話を毎週発信/初回相談無料・お問い合わせは下記から」
ポイント② 外部リンクとボタンで「次の行動」への導線をつくる
プロフィールを見て「もっと知りたい」と思った人を、迷わせずに次へ進ませる仕組みが必要です。それが、プロフィールに設置できる外部リンクとアクションボタンです。
リンク欄には、もっとも進んでほしい先のURLを置きます。問い合わせを増やしたいなら問い合わせフォーム、予約を取りたいなら予約ページ、というように、いちばんのゴールを1つに絞るのがコツです。あれもこれもと欲張ると、結局どこを押せばいいか分からず離脱されてしまいます。複数の案内を載せたい場合は、リンクをまとめて表示できる無料のツールを使う方法もあります。あわせて、プロアカウントで使える「電話する」「メール」「道順」といったアクションボタンも設定しておくと、その場ですぐ連絡してもらえる導線になります。
ポイント③ ハイライトで「見せたい情報」を固定する
ストーリーズは24時間で消えてしまいますが、ハイライトとしてプロフィール上にまとめておけば、いつでも見てもらえる常設のコーナーになります。初めて訪れた人が知りたい情報を、ここに整理して固定しておきましょう。
企業アカウントなら、「商品・サービス」「お客様の声」「会社紹介」「よくある質問」といったテーマで分けておくと、訪問者が自分の知りたいところへすぐにたどり着けます。カバー画像の色味やデザインをそろえておくと、プロフィール全体の印象もまとまって見えます。なお、採用目的でプロフィールを仕上げたい場合は、見せ方のポイントが少し変わるので、記事末尾の関連記事もあわせてご覧ください。
ポイント④ 投稿の1枚目で「何の投稿か」が伝わるようにする
プロフィール画面を開くと、過去の投稿がタイル状に一覧で並びます。訪問者はこの並びを見て、「このアカウントは何を発信しているのか」を一瞬で判断しています。つまり、個々の投稿の1枚目(サムネイル)は、プロフィールの一部として見られているのです。
ここで意識したいのは、写真だけでなく何の投稿かが一目で分かる一言を1枚目に入れておくことです。たとえば施工事例なら「築40年が見違える/浜松市M様邸」のように、タイトルが入っているだけで、一覧で並んだときの伝わり方がまるで違います。先ほどの保育園の例も、料理写真ばかりの飲食店アカウントで休業日の告知ばかりが並んでいる、といった「何屋か分からない一覧」を避けることが、成果につながる第一歩でした。
まとめ。Instagramのビジネスプロフィール改善はスリーカウントへ
Instagramの企業アカウントでは、投稿に力を入れる前に、まずプロフィールを整えることが成果への近道です。名前やアイコン、カテゴリで「何の会社か」をひと目で伝え、自己紹介文では相手が知りたいことを先に見せる。そして外部リンクやハイライトで次の行動へ自然に導く。ここまでひととおり手を入れられているかどうかで、フォローや問い合わせの数は大きく変わります。
とはいえ、「自社の場合は何を書けば刺さるのか」「どう見せれば問い合わせにつながるのか」は、業種やターゲットによって変わります。私たち自身、数多くの企業アカウントのプロフィール改善に伴走してきました。もし自社のプロフィールに手応えがないと感じているなら、一度ご相談ください。月3社限定で、30分の無料コンサルティングをご用意しています。御社の状況に合わせて、成果につながるプロフィールの作り方を一緒に考えます。
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