リスティング広告というとキーワード広告については
すでに多くの方が取り組んでいらっしゃるかと思います。
ただ、意外とディスプレイ広告(YDN / GDN)についてお話を聞くと、
リマーケティング広告はやっているものの、
他の配信方法についてはあまり取り組まれていない方も多いのではないでしょうか?
また媒体を問わず
・コンバージョンの獲得ができない
・コンバージョンはとるけど獲得単価が合わない
こんなふうに結果は出ないと決めつけていませんか?
そんな方に、ぜひ知っていただきたいのが今回の記事です!
今回の記事では、Google/Yahooのディスプレイネットワーク(ディスプレイ広告)で
結果が出ないときに陥っている可能性が高い、代表的な3つを紹介します。
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YDN = Yahoo!ディスプレイアドネットワーク
Yahoo! JAPANのトップページをはじめ、
主要提携サイトのコンテンツページに広告掲載
GDN = Googleディスプレイネットワーク
インターネット上の様々なニュースサイトやブログ、
他のニッチサイトに広告を掲載
とYDN/GDNではYahoo!JapanとGoogleという違いの他にも、
YDNはYahoo!JAPANの主要なサイトに配信されるという大きな違いがあります。
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これはディスプレイネットワークをスタートした場合に、
特に陥りがちなケースかと思います。
特に、Googleディスプレイネットワークを配信しようとした場合に、
一番初めに起きることかと思います。
デバイス別に切り分けをしてデータを見てみると
「スマートフォンの方が圧倒的にCPAが高い」
こんなケースを見ることが多いかと思います。
そのため入札単価を下げたり、場合によっては配信を停止したりするかと思います。
しかし、1つの修正だけで結果が大きく変わる場合があります。
プレースメントレポートを見てみてください。
「Mobile App:から始まるサイトで大半ではないですか?」
これは実は、スマートフォンアプリからの流入が大半を占めているという状態を指しております。
おそらく、多くのサイトでは
「スマートフォンアプリからはコンバージョンに繋がっていない」という状況が起きております。
そのため早急にここの配信除外をしましょう。
【キャンペーンの除外プレースメントに「adsenseformobileapps.com」を追加】
こうすれば、すべてのスマートフォンアプリに広告が配信されなくなり、
パフォーマンスは大きく改善されます。
上記の[スマートフォンアプリは除外をしている]出稿主様も多数いるかと思います。
しかしながら、私がアカウントを引き継ぐケースにおいて、
配信先の除外というのはあまり行なわれていないケースが多いのは事実です。
特に、リマーケティングなどでは予めユーザーが決まっているため、
コンバージョン率は高い、というのは事実ではありますが、
それでもユーザーは、皆様が想像するよりも様々なサイトを見ております。
勝手な決めつけでアカウントを放置してしまうと、
無駄な配信先に大量に広告が出ていることも少なくありません。
クライアント様によっては「漫画のまとめサイト」「●●速報のサイト」など
サイト側の品質先によっては配信を懸念されるケースもあります。
もちろん逆に、こうしたサイトに配信をすることによりコンバージョンをあげられる場合もありますが、
広告主様の商材などを考えてみて、除外をしましょう。
また「ポイント系」サイトに広告が大量配信されていることもあります。
こちらは私の考えになりますが、
「購買ユーザー」からのコンバージョンは見込まれない
ような印象です。
もちろん、広告のクリエイティブ(バナー)によって変わりますが、
その場合もクリックの状況を見て、随時除外をしましょう。
こちらも非常にありがちなケースです。
広告主様のサイトは
「どのくらいの年齢層をターゲットにしていますか?」
「コンバージョンユーザーの性別は?」
これがはっきりしていないケースは全配信で問題ないかと思いますが、
多くの広告主様に聞いてみると、以下のような回答が返ってくるケースが多いです。
「20~30代の男性が中心だけど、女性も時々いるし40~50代もとりたい」
このような場合に両方とりましょうと言って、
女性も年齢も全配信されるケースが多々ありますが、
配信のままアカウントを放置してしまって、
パフォーマンスが悪化される場合があります。
わたしが考えるには、やはり広告主様の現場の声は間違いなくて、
ディスプレイ広告は【取れるところははっきりしている】場合が多く、
【取りたいは取れない】ことがよくあります。
そのため、基本的には年齢や性別は最小限に設定をして、
予算に応じて別のグルーピングをしていくことが
アカウント改善の一番の近道かと思います。
運用をしていてパフォーマンスが高いと見込まれるところを
逆に別グループにして予算を上げていく、というのも改善の方法です。
*「不明」の扱い方について
年齢や性別が不明の場合、ここは配信をしながらパフォーマンスを見ていき
入札単価を下げたり停止をしていって見ていくのがいいでしょう。
今回「ディスプレイ広告でカンタンに効果を改善する方法~3つ~」
について記載をさせていただきました。
リスティング広告においてキーワード広告は取り組んでいるものの、
ディスプレイに今一歩踏み出せない方も多いかと思いますし、
実際にやってみたら失敗をしてしまった!という方も多いでしょう。
しかしながら、きちんと広告を回していくことで、
キーワード広告以上にパフォーマンスが高くなるケースも多々あります。
特にディスプレイは、キーワード以上にその辺を注力して見ていくと、
ユーザーの数は場合によってはディスプレイの方が多いため
コンバージョンの数も増加します!
ハッと思った方はぜひ運用担当者様と話をしてみてください。
またこういったWEB広告に興味のあるWEBサイトのご担当者様や、
ホームページの作成会社様など、お気軽にご相談を頂ければと思います。
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