
運送業や物流倉庫を経営される皆さまで「インターネット集客」を本気で考えた時に、このように感じることはないでしょうか?
- ホームページの構築や基本的な戦略、打ち出しはどのようにしたら、もっとうまく集客が出来るか?
- インターネット広告(リスティング広告)が良いと聞くが、どうしたら効率よく費用対効果を実現しながら実行できるか?
- SEO対策をやったほうがいいと言われるが、そもそもうちの業界を検索で探している荷主は本当にいるのか?
近年においては、燃料高騰や物価上昇による利益率低下が経営問題になることも少なくありません。そこに加えていまは、事業者の数そのものが減りはじめている局面でもあります。
だからこそ今、運送業や物流倉庫業においては、より多く・より単価の高い顧客の集客が重要になってきている状況なのだと思います。
この記事は本気の改善を目指す方向けです
そこで本記事では、運送業や物流倉庫を経営される皆さまが抱える集客課題に対して、WEBマーケティングの専門家である私たちが、実際に得た知見をもとに、成果を出すためのインターネット集客の進め方を、SEO対策まで含めて徹底的に解説します。
粘り強く実践して頂ければ、間違いなく成果が変わってくる超実践的な内容になっています。
やや長文ですが、最後まで読むことで自社にも応用できる改善の視点が得られると約束します。経営者様、集客ご担当者様はぜひご一読ください。
この記事を書いているスリーカウントについて
弊社スリーカウント株式会社は静岡県を中心に全国700社以上のWEBマーケティングの支援をしている会社です。
様々な業種での成功例を持っており、以下の記事の通り、物流倉庫や運送業のネット集客やリスティング広告ももちろん実践しております。
今回の記事をきっかけに皆様の集客の問題の解決にお役立ていただければと思います!
本記事では、そうした現場での経験をもとに、荷主から見つけてもらい、問い合わせにつなげるにはどうすればいいのかという視点でお伝えしていきます。まずは、いまこの業界に何が起きているのかから見ていきましょう。
わたしたちの集客のサービスについてはこちら
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運送・物流倉庫業界の現状と課題について
国土交通省が集計している貨物自動車運送事業者数の推移を見ると、令和6年度末の貨物自動車運送事業者は合計62,383者で、前年度から467者減っています。
内訳を見ると、もう少しはっきりします。新たに許可等を受けて増えたのが907者、廃止や合併等でいなくなったのが1,368者。増えた数より、いなくなった数のほうが多い状態です。
いちばん数の多い一般貨物だけで見ても、令和3年度末の57,856者から令和6年度末は56,954者へ、この3年で902者が減りました。インターネットショッピングの普及で運ぶ荷物そのものは増えているのに、運ぶ側の会社は減っている。いまはそういう局面です。
とはいえ、参入がなくなったわけではありません。先ほどの内訳のとおり、直近の1年だけでも900者あまりが新しく許可を受けて入ってきています。つまり入れ替わりが起きているということです。
一方で、市場規模の拡大により、物流会社の供給が追い付かない供給量の問題、新規参入との入れ替わりのなかでの価格競争の激化に直面しています。加えて近年は、燃料高騰や物価上昇に対して、荷主が適切な運賃を支払わない問題も度々クローズアップされています。
業界全体として利益率の低下により、数多くの仕事を請け負う→労働環境が悪化する→人材が流出するという悪循環に陥っている事業者も少なくないといいます。
こうした状況を打開するため、インターネット集客により【より多くの企業】【より高単価の仕事】を獲得しようという動きが加速しています。
ここで押さえておきたいのは、会社の数が減っているということは、残る側にとっては仕事が集まりやすくなるということでもある、という点です。
そしてもう一つ、荷主の側の事情が動いています。
2026年4月から、一定規模以上の荷主と物流事業者が「特定事業者」に指定され、物流効率化に向けた中長期計画の作成や定期報告が義務づけられました。そのうち荷主には、物流統括管理者(CLO)の選任も求められます。
指定の対象は荷主だけではなく、一定規模以上の運送事業者や倉庫業者も含まれます。ただ、皆さんにとってより大きいのは荷主側の動きのほうだと思います。荷主に、自社の物流のやり方を見直す理由が制度としてできたということです。見直しの先には、当然「どこに頼むか」の再検討があります。
(出典:国土交通省「物流効率化法について(荷主・物流事業者の皆様へ)」)
運輸・物流の現場から見れば、これは追い風です。問題は、その仕事がどこに集まるか。荷主が新しい取引先を探すとき、何をするかというと、検索します。探されたときに見つかる状態を作れているかどうかが、そのまま残る側に入れるかどうかを分けていきます。
運送業と物流倉庫の事業のインターネット集客や広告の前にまず考えること

運送や物流倉庫などいわゆる物流業界全般で「インターネットから集客をしよう」と、考えられている方は非常に多いと思います。
しかしその中で本当にうまくいっている会社は「極わずか」で、多くの会社が集客をできずに諦めてしまっています。
私たちスリーカウントはもともと10年以上前からWEB集客のためのホームページを物流企業様からも数多く作成依頼を受け実践してきましたが、その経験から生まれた知見として、そもそもインターネット集客が出来る会社、まったく現状のままでは不可能な会社が存在していることを理解できました。
インターネット集客の話をする前にまずはここについて触れていきたいと思います。
【運送業・物流倉庫の企業様がネット集客でうまくいく条件】
- 1)集客をするためのターゲット企業が明確である企業
- 2)地方だけの集客ではなく出来れば全国で集客をしていい企業
この2つがインターネット集客においては大きなポイントです。
上記は裏を返せば「強みがはっきりしている運送・物流企業」「差別化がはっきりできている企業」とも言えてしまいますが、強みと言ってもわかりづらいこともあるかと思いますので、私は自分の経験として上記2つに対して「(1)は出来ればマスト」「(2)が可能なら集客数の確保につながる」ここをはっきりと知見として持っています。
(1)集客をするためのターゲット企業が明確である企業とは
インターネット集客での基本中の基本の考えになるのですが、
- Google/Yahoo!で困っている人が何かのキーワードで調べる
- 皆様のホームページにたどり着く
- たどり着いた人がこの会社について良いなと思う
- 実際に問い合わせや資料を請求する
ご存じの通りこのような流れです。当たり前ですよね。
では皆さんのホームページは「どんなキーワードで調べてたどり着いたら良いか」明確に把握されていますか?
結構誤解されるのは「来てほしい」という希望的観測ではないです、「明確」が重要です。
例えば、
全国の企業に対して通販の倉庫でもかなり季節波動が大きな企業
静岡県で安く広い倉庫に保管してもらいたい企業
静岡県で冷凍倉庫を探している企業
横浜で家電の運送をする企業を探している企業
こういった具合です。
おそらく気が付くと思うのですが、ターゲット企業が明確な場合は「キーワード」が明確になります。
このターゲット企業が困っている問題を解決するようなホームページを作成し、そこに合わせて該当する企業をホームページに呼べばいいわけです。
考え方はとてもシンプルですよね、でも多くの方が実践できていないんです。
色々な理由がありますが、
「ホームページは企業の顔だから ⇒ その結果サイトが非常に抽象的なものになる ⇒ 集客するための人を呼べない」
「うちは色んな事業をやっているから絞れない ⇒ サイトに色んな内容を詰め込む ⇒ キーワードが定まらず結局集客できない」
多くはこんな感じだと思います。
もちろん別にその企業様の考えを否定しているわけではありません。
社長様がよく考えるホームページは企業の顔はもっともです。
しかしインターネットで真剣に集客を考えているとするならば、複数の事業があったとしても集客部分をまずは1つに絞り、出来るだけその方々の困りごとに解決するようなホームページを設計し、集客を実行してみて下さい。
きっとうまくいくと思います。
(2)地方だけの集客ではなく出来れば全国で集客をしていい企業
静岡で探している企業を探したい、神奈川県で探している企業を探したい。
もちろんエリアが必要なビジネスであることは十分に理解をしています。
しかしエリアを飛び越えることが出来たら【より多くの企業】【より高単価の仕事】を獲得することが可能です。
実際に私たち静岡県の例では、
「関東と比べると物流倉庫の地代家賃や人件費が安い ⇒ 関東の企業にとってメリットがあれば移転は可能」
このような大きなメリットがあるため、静岡県の企業をターゲットにした場合のビジネスと比べると非常に高単価なビジネスを関東から獲得することもインターネット集客は可能となります。
まずは皆様の運送業や物流倉庫といった物流ビジネスでインターネット集客をされる際に上記をぜひ検討ください。
続いては具体的な実践についてご紹介します。
運送業・物流倉庫で確実に抑えてほしいインターネット集客のポイント

本格的に運送業・物流倉庫のインターネット集客を実行しようと考えた時に、具体的に実行をしていきますが、以下の内容を確実に抑えてもらえればと思います。
これをすべて抑えて頂ければ間違いなくインターネットを通じて皆様が望むような新規の見込み客の獲得が出来ます。
- 1)見込み客に対してのホームページの作り込み
- 2)SEO(検索エンジン対策)を通じて見込み客を集めてくる~サイト全体~
- 3)関連するワードから広く検索エンジンを通じて集める~コンテンツマーケティング~
- 4)インターネット広告(リスティング広告)を通じて確実に見込み客を集めてくる
- 5)Googleマップでは評価が「悪くない」状態を作る
- 6)物流ポータルサイトに広告を掲載
当たり前のようなことが書いてあるように見えますよね?
ここから深く具体的に掘っていきます。この具体的に掘るところをぜひ参考にしてもらえればと思います。
1)見込み客に対してのホームページの作り込み

1つ断言すると、いくら見込み客をSEO(検索エンジン対策)やリスティング広告で呼べたとしてもホームページの作り込みが弱いとまったくと言っていいほど、問い合わせを発生させることができません。
問い合わせをするお客様はそもそもインターネットで探しているくらいですから、「すでにどこかの企業と契約をしていて、そこからの企業を変えようか悩んでいる」この状況のため、本当に信頼できる企業なのか、私たちにとって切り替えをするほどのメリットがあるのかどうか。
非常に悩んでサイトを見ています。
そのため見込み客に対してホームページを徹底的に、しっかり作り込むことが重要です。
では具体的に作り込むポイントとして以下を挙げさせていただきます。
会社概要(会社や設備に関する項目)
運送においてはどんな種類の、どの程度の数の車両を持っているかはとても大切です。
具体的にお客様は自身の大切な荷物(商品)の運搬をお預けするわけですから、車両台数を見れば会社規模や自社の荷物を大切に運んでもらえるかわかりますよね。
個人的にはただ車両名と台数を記載するのではなく、得意な運搬物や特徴まで記載できると大変良いと思います。
そして物流倉庫であればどの程度の規模の倉庫でどのような設備を保有されているか、立地や交通の便はどうか、詳細に作り込めば込むほどお客様にとってより具体的になります。
倉庫が複数あるとするならば別々にページは作り込みます、倉庫ごとに特徴が違うので当然ですし、別々のページにしてURLが発行できることにより、Googleマップからの集客も期待することができます。
また大切なもう1つの要素が「代表挨拶」です。
代表挨拶をホームページ制作の業者に任せたり、文章が苦手だからという理由で適当に書かれているサイトが運送や物流倉庫の企業様では多く見受けられますが、この業界では「事業の核となる大切な荷物」をお預けするわけですから、代表挨拶からにじみ出るビジネスに対する情熱が問い合わせを十分に後押しします。
▼代表挨拶の例▼
サービスページ(出来るだけボリュームを持たせる)
ただ「●●の荷物の運搬はお任せ下さい」「このような仕事をお任せ下さい」と記載をして1000文字程度のボリュームで書いてもお客様の本当のニーズには届きません。
え?と思われるかもしれませんが、お客様はインターネットでご自身の大切なビジネスパートナーを探しているくらいですから、非常に細かく文章を読み、ご自身の課題をより解決してくれる企業を探しています。
なのでその企業様に対して皆様の会社のサービスが「このサービスなら問題解決をしてくれそう」と思ってもらえるレベルまで作り込みます。
ポイントとしては、御社のサービスを検討される際に障壁となる部分、例えば物流倉庫であるならば「立地・どのような業種の商品・価格・設備・管理システム」など。
すべてを徹底的にサービスページで表現をします。これによりお客様の御社に対する「期待感」を創出することができます。
個人的には3000文字以上は当然、これを複数ページで実現できればより一層パフォーマンスは上がりますし、実はこの作り込みこそが、サイト全体のSEO(自然検索対策)に繋がります。
▼サービスページの例▼
成功事例やお客様の声
運送や物流倉庫の企業様で事例をきちんと出されている企業は意外と多くありません。
理由の大半は「お客様のビジネスの内部事情に関わるから」ということかと思いますが、実はこの事例があるとないとでは転換率(問い合わせをする確率)に大きな影響があります。
よく調べてごらんいただくとわかりますが、集客に成功されている企業様の多くはこの成功事例やお客様の声をきちんと出しています。
ポイントとしては「お客様名」を公表する必要はありません。
業種単位で具体的なお困りごとが何で、それがどのように皆様が提案をして解決をされたのか。
ここが非常に大きなポイントとなります。
▼お客様の声の例▼
※ここまで例として挙げた3つのページは、弊社が制作をお手伝いした浜松委托運送様のサイトです。会社概要・サービス・お客様の声がどこまで書き込まれているか、ぜひ中身まで見てみてください。
*実際にこうしたホームページを作成してみたいとお考えの企業様はぜひこちらのサービスもご覧ください
(スリーカウントの集客特化型のホームページ作成サービス)
https://www.three-count.jp/service/website/
2)SEO(検索エンジン対策)を通じて見込み客を集めてくる~サイト全体~

検索エンジンについて少し知識がある方はわかると思いますが、検索エンジン対策(SEO対策)はキーワード単位で「ページごと」に行います。
ポイントはサイト単位ではなく、ページ単位だということです。
しかしながらサイト全体の設計としてはサイト単位で考えていきます。
少しだけわかりやすく記載をすると【一番上位に取りたいワード】を軸に定めトップページに設定し、【そのワードに関連するワード】を各ページで構成をしていきます。
例えば「冷凍倉庫」をメインのワードとして掲げるのであれば、トップページは冷凍倉庫を軸に設定します。
ユーザーは冷凍倉庫を検討するくらいですから、関連するワードとして「倉庫の詳細」「流通加工」「事例(用途)」「管理システム」などが出てくるかなと思います。
これらページを実際に作成をしていく際に、「冷凍倉庫」を軸に「冷凍倉庫 + 地域名」「冷凍倉庫 + 保管業種」などで各ページのコンテンツを作り上げていくことが大切です。
失敗例としてはメタタグ(検索結果に表示されるタイトルや説明文の設定)を含めて1つ1つのページが「冷凍倉庫」だけで構成をしていたり、「冷凍倉庫とは関係ないワード」で構成をされてしまうと、全体の集客としてはうまくいきにくいケースがあります。
(ただし企業の規模やサイトの過去の運営状況によってはそうでないケースもありますので、詳しくはご相談ください)
なお、ここで説明したサイト全体の考え方を、運送・物流倉庫の実際のキーワードにどう落とし込むのかは、記事の後半であらためて具体的に説明します。
関連記事:【コスト面で考える】リスティング広告とSEOの違いとは?現役運用担当者が解説!
3)関連するワードから広く検索エンジンを通じて集める~コンテンツマーケティング~

運送や物流倉庫のホームページで圧倒的に足りないのは「アクセス数」です。
おそらく比較的大きな企業様でも毎月1000~2000などのセッション(サイトへの訪問回数)しかアクセスを稼げていないのではないでしょうか?
この理由の1番はいくら地域名×サービス名(静岡 物流倉庫 など)で上位検索を実行できても、そもそも「そのワードで調べている人数」が少なすぎるため、肝心のアクセス数が足りず、問い合わせを毎月数件程度までしか獲得が出来ないということです。
特に全国ならまだしも地域が入った時点で一気に検索数は下がるため、地域ビジネスだけに限定される運送・物流の企業様はアクセスを稼ぐのが困難となります。
そこで活用するのが俗にいう運送や物流に関するコラムをまとめたオウンドメディアの作成(コンテンツマーケティング)です。
「運送業や物流倉庫でそんなことやって意味あるの?」
と思われがちですがこれこそが多くの企業が取り組まない理由で、実は調べるとわかりますが集客を実際に毎月数十件~数百件獲得をしている企業様はここを徹底しています。
サイトを調べてみると普通に1000ページ以上保有されていることはザラにあります。
表上には見えてなくてもサイトの裏側に実はこのコンテンツマーケティングの形跡があります。
例えばシンプルには「物流用語」などをまとめていたり、「物流に関する豆知識」、「お客様事例の徹底した細かい紹介」などなど。
こうしたコンテンツ作成は【ライバルが出来ていないからこそ】非常に効果的です。
特に皆様の業界は素人の方がカンタンにコラムを書ける業界ではないと思います。だからこそ取り組むと大きな効果が出るのです。
4)インターネット広告(リスティング広告)を通じて確実に見込み客を集めてくる

先ほどのコンテンツマーケティングの部分でも触れましたが、運送・物流倉庫の企業様にとっては「見込み客のアクセス」を獲得することが出来なくて
問い合わせの獲得が出来なかったり、問い合わせ数が足りなかったりします。
そこで活用できるのがインターネット広告で、その中でもキーワード広告、俗にいうリスティング広告が非常に大きな効果を発揮します。
リスティング広告では「静岡 物流倉庫」など地域を入れたキーワードでも広告配信が出来ますし、ポイントとしては【静岡県で物流倉庫とキーワードと調べて探している】お客様にも広告を配信することができます。
課金形式も「クリックされて初めて課金される」ため、広告費が無駄になることもありません。
しかも「パソコンで調べているユーザーだけ」という形式で配信をすることが出来るため、スマホでなんとなく情報を調べているユーザーを除外することができます。
運送や物流倉庫においてリスティング広告は、インターネット広告の中でも最も高いパフォーマンスを発揮することは間違いありません。
ただし注意点もございますので、2つほど紹介します。
事前に自社の営業エリア外の地域名をすべて除外すること
例えば静岡県で「物流倉庫」と調べているお客様に対して広告を配信するとします。
この場合静岡県で調べる方がすべて対象となり、静岡県にいながら「神奈川 物流倉庫」と調べている方にも広告を配信されてしまいます。
この方はいくら静岡県にいるとしても「神奈川の倉庫を探している」状況なので、おそらく問い合わせに繋がることはないでしょう。
こうした自社にとっての営業エリア外の地域名をあらかじめ全て除外をしておくことがとても重要です。
関連記事:【徹底解説】リスティング広告で指名キーワード(指名検索)を出すべき?適切な運用方法は?
ホームページの作り込みが甘いと全く効果が出ない
どれだけいい見込みのお客様を自社のホームページに集客が出来たとしても、まったく魅力を感じなければ問い合わせにつなげることはできません。
これは(1)でもご紹介をしていますので、ぜひ参考にしていただき広告効果のパフォーマンス改善につなげて下さい。
正直ホームページ次第で効果は2倍どころか3倍4倍と異なります。
それだけホームページの作り込みが運送や物流倉庫においては重要だということです。
もしはじめてリスティング広告にチャレンジしようと思う方はぜひ専門家に一度相談をすることをおススメします。
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5)Googleマップでは評価が「悪くない」状態を作る

Googleマップの露出は、この数年で大きく増えました。
そこで特に皆様に注意をしてほしいのですが、「自社の会社名で調べた時のGoogleマップの口コミ評価」です。
見込み客となる方はおそらく問い合わせの前に上司に確認するかもしれませんし、社内で共有するかもしれません。
1度のホームページの訪問でいきなり問い合わせをする方は非常に少なく、何度もホームページに訪れて、納得してから問い合わせをします。
おそらくその間に会社名で検索されていると思いませんか?
BtoBビジネスだから口コミ評価は関係ないと思われがちですが、上記を考えるともしそこに「評価が★1」だとしたら、皆様だったら問い合わせをしようと思いますか?しませんよね?
この口コミ対策がインターネット集客をしようとされている企業様、また採用を積極的にされる企業様に大きく影響しているのです。
口コミがとてもいいのは難しいとしても、社内や社外のメンバーに協力してもらい「口コミが悪くない」状態まではぜひ作り込んでください。
そしてもう一つ、口コミと並んで大事なのが登録内容です。
MEO(マップエンジン最適化)という言葉のせいで特殊な技術のように思われがちですが、やることは「載せられる情報を徹底的に埋める」だけで、これは自分たちでできます。
- 写真:外観だけで終わらせず、倉庫の中、荷役設備、車両まで載せる
- 説明文:200文字程度は書く。どんな荷物を、どのエリアで、どう扱えるのか。荷主が検索に使いそうな言葉をそのまま入れておく
- 商品・サービスの登録(カテゴリによっては使えないこともあります)や、お知らせを載せられる「投稿」機能:使える項目は埋めておく
MEO(Googleマップ対策)として登録内容を充実させる意味は、2つあります。Googleマップ上での露出そのものが増えること。そしてホームページに来る前に、問い合わせるかどうかの判断がここで済んでしまうことです。実際、検索されている数は変わらないのにホームページに来る人だけが減っている会社があります。マップの中で完結してしまっているんですね。
口コミについても一つだけ。悪い口コミは、悪い口コミを生みます。放置されたものを見た人は「やっぱりそうなんだ」と確信して、同じように書きやすくなります。付いたときは放置せず、お詫びとその後の対応を返信に書いておいてください。それだけで後から読む人の受け取り方は変わります。
6)物流ポータルサイトに広告を掲載
数は多くはありませんが、物流業界に特化したポータルサイトや業界紙も見つかります。物流とひとことにいっても業務範囲は広く、倉庫から運送までいずれも比較が難しいこと、荷主の物流リテラシー差もあり、物流に特化したポータルサイトは多くはありません。
こうした媒体はいずれ広告掲載することもできるため、荷主だけでなく物流業界同士からの問い合わせ増加につながります。広告出稿先を探している方は、物流ポータルサイトについても調べてみましょう。
運送業・物流倉庫のSEO対策は「どの言葉で、どのページを作るか」で決まる

ここまで打ち手を一通り挙げてきましたが、ここからはそのなかのSEOについて、運送・物流倉庫の実際のキーワードに落とし込んで、もう一段具体的にお話しします。運送会社・物流会社のWebマーケティングのなかでは、効果が出るまでにいちばん時間がかかる打ち手です。そのかわり、いったん順位が付けば、広告のように出稿を止めた瞬間に流入が止まる、ということはありません。
この業界のSEOの話は、だいたい「地域名とサービス名の2語を組み合わせてページを作りましょう」に行き着きます。間違ってはいません。ただそれをやっても問い合わせが増えなかったという会社を、私はかなりの数見てきました。理由は単純で、そのキーワードを打っている人がそもそも少なすぎるからです。先ほど「圧倒的に足りないのはアクセス数」と書きましたが、ここがこの業界のSEOの本当の難所です。それを踏まえて、何をどう作るのかを4つに分けます。
なお、SEOそのものの基本については別の記事にまとめていますので、前提から知りたい方はこちらをご覧ください。
自社が受けている仕事を「言葉」に分解すると、狙うキーワードが見えてくる
前半の(1)で「ターゲット企業が明確なら、狙うキーワードも明確になる」とお伝えしました。ただ、頭の中で分かっていることと、一覧になっていることは別です。ここでは皆さんの会社の言葉で、実際に手を動かして書き出すところまでやります。
荷主が新しい運送会社や倉庫を探すとき、検索フィールドに打ち込む言葉は、たいてい3つの要素の掛け合わせでできています。運送・物流倉庫の場合、それぞれにこれくらいの語があります。
- サービス:チャーター便/定期便/スポット便/3PL(物流業務の一括受託)/保管
- 荷物・設備:冷凍冷蔵/定温/危険物/精密機器/建材/食品/EC・通販
- エリア:都道府県名/市区町村名/港湾や工業団地の名前
なお「物流コスト削減」「物流効率化」のような課題側の言葉は、ここではなく3)のコラム(コンテンツマーケティング)で拾う役割です。この章で扱うのは、いま探している荷主が打ち込む「モノと場所の言葉」に絞ります。
この3つの列を、自社が受けている仕事に合わせて埋めてみてください。「危険物倉庫 保管 ○○市」「精密機器 チャーター便 ○○」のような形で、やっている業務の分だけ候補が出てきます。それがそのままリストになります。
ここで大事なのは1つの言葉で大勝ちしようとしないことです。
こうしたキーワードは、検索数を調べるツールにかけても「データが見つかりませんでした」と返ってくるくらい、検索される回数そのものが少ないものがほとんどです。
先ほど「打っている人が少なすぎる」と書いたのは、1本の言葉だけで勝負した場合の話です。意味がないと思われるかもしれませんが、むしろ逆だと思っています。「危険物倉庫 保管 ○○市」と打っている人は、まず間違いなく危険物を預ける先を探しています。この1人と、なんとなく物流に関心がある100人と、どちらが問い合わせに近いかは考えるまでもありません。
ですので狙い方は、「1つの言葉で1位を取る」ではありません。受け皿になるページを増やして、小さな言葉を何本も拾っていくことになります。
何ページ作ればいいのかとよく聞かれますが、まずはいま受けている仕事の種類の数だけ、ページがあるかを数えてみてください。3種類の仕事をやっているのにサービスページが1枚しかない、という状態がいちばんもったいないです。
サービスと荷物の種類ごとに分けた物流倉庫のページを、リンクでつなぐ
ページを分けること自体は、先ほどの「1)見込み客に対してのホームページの作り込み」と「2)SEO(検索エンジン対策)を通じて見込み客を集めてくる~サイト全体~」でお伝えしたとおりです。1)では、サービスページを3000文字以上で作り込むこと、そしてそれを複数ページで実現することがサイト全体のSEOに繋がる、とお伝えしましたが、実際にやってみると、ここで止まってしまう会社がとても多いです。分けたあとに何をするかが抜けているからです。
ここでは分け方の例を見たあと、つなぎ方までお話しします。
弊社が制作をお手伝いした株式会社バンスポート様は、「幅広い事業に対応している」という強みがテキストでしか表現できていない状態でした。そこでひと目で伝わる構成に作り直し、保有されている倉庫を拠点ごとに一覧で掲載するようにしています(制作当時は5拠点、現在は6拠点だそうです)。
どう見せ方を変えたのかは、こちらの事例でご覧いただけます。
拠点や事業を分けて出すことは、読む人に分かりやすいというだけでなく、それぞれが別の言葉で検索される入口になるという意味を持ちます。
そして分けたら、関連するページ同士をリンクでつないでおいてください。定温倉庫のページから食品の実績へ、そこから対応エリアのページへ。1本ずつのページはどれも小さくても、つながっていれば、検索エンジンから見ても、読んだ荷主から見ても「この会社は物流に詳しい」と受け取られる状態になります。1ページ単体で戦うのではなく、サイト全体でチームを組んで戦うイメージです。
私たちの実感として、ページを増やしても順位が動かないとき、作ったページが互いにつながっておらず、1枚ずつ孤立していることがあります。リンクを張る手間そのものは小さいのに、ここを飛ばしてしまっているケースがとても多い。
なお、先ほどお話ししたコラム(コンテンツマーケティング)は「まだ探していない人」に広く網を張る打ち手で、ここでお話ししているページ分けは「いま探している人」を確実に受け止める打ち手です。どちらも要るのですが、順番としては受け皿を分けるほうが先だと思います。
地域ページは「エリア名を入れただけ」では順位が付かない
エリアの言葉を拾おうとすると、多くの会社が「○○市 倉庫」「△△市 倉庫」と地名だけを差し替えたページを量産します。これは、まず評価されません。中身が同じで地名だけ違うページは、Googleから見れば同じページが並んでいるのと変わらないからです。
地域ページを作るならその地域でしか書けないことを入れてください。どんな産業が集まっているのか、主にどこへ納品する荷物が多いのか、そこから何時間で着くのか。その地域で走っている会社にしか書けない部分です。逆にいえば、ここを書けるのが皆さんの強みです。
ただ、もうひとつお伝えしておきたいことがあります。前半で「できれば全国で集客をしていい企業」とお伝えしましたが、SEOの側から見ても、まったく同じことが言えます。理由は前半の「3)関連するワードから広く検索エンジンを通じて集める」で触れたとおりで、地域名が入った時点で、そのワードを調べている人数そのものが落ちるからです。地域ページはあくまで入口で、本丸は「エリアを問わず選ばれる理由」を作れるかどうかにあります。定温設備の温度帯、対応できる荷姿、24時間受け入れの可否。地名を外しても検索される条件が、皆さんの現場には必ずあるはずです。
この「エリアを飛び越える」を実際にやった例をひとつ。弊社が支援させていただいた浜松委托運送様は、ホームページの目標を関東からの問い合わせを獲得することに置きました。結果として全国から問い合わせが入るようになり、営業活動の幅が広がったと伺っています。地元だけを見ていた時期には、来ていなかった引き合いです。
SEO対策の効果が出るまでの期間と、確かめ方
最後に、いちばん聞かれることを書いておきます。「どのくらいで効果が出るのか」です。
SEOの記事にはよく「1日5分でいいのでブログを更新しましょう」と書かれています。更新そのものは大事です。ただこれを真に受けて始めると、まず続きません。書く時間よりも、何について書くかを固めないまま始めてしまうことに原因があります。本業の合間に、荷主に読まれる中身のある文章を毎月2本、3本と出し続けるのは正直かなり大変で、テーマを決めずに走り出すと2ヶ月ももちません。
ですので、順番をひっくり返してください。
- STEP1:先にキーワードを決めて、そのあとにタイトルを作る(逆にすると狙った言葉がタイトルに入りません)
- STEP2:そのキーワードで実際に検索する。自社のページがすでに上位にいるなら、書かない。自分のページ同士で食い合うだけです
- STEP3:公開したら2ヶ月以上寝かせる。SEOはすぐには動きません
- STEP4:2ヶ月後にGoogle Search Console(Googleが無料で提供している、自社が何の言葉で何位に出ているかを確認できるツール)で、狙った言葉に順位が付いているかを確認する
ここまでで1セットです。書きっぱなしにして検証しないのが、いちばんもったいないと思います。
そしてもうひとつ、頼み方の話です。「SEOの会社10選」のような記事を先に読んで、どこに頼むかから考え始める方が多いのですが、比べる前に、自社がどの言葉で見つけてもらいたいかを決めておかないと、どこに頼んでも同じ結果になります。決めてから頼めば、出てきた提案が自社に合っているかを判断できます。そこが曖昧なまま頼むと、その判断ができません。
比べるときに見ておくとよいのは、この3つくらいだと思います。
- どのキーワードを狙うのかを、こちらの事業内容を聞いたうえで提案してくれるか
- 何を作るのか(サービスページなのか、コラム記事なのか)が、見積の中で分かれているか
- 何ヶ月目に何を見るのか(順位なのか、問い合わせ数なのか)を、先に決めてくれるか
とはいえ「その絞り込みが分からない」という方もいると思います。その場合は、キーワードを決める段階から一緒に考えてくれるかどうかを、問い合わせの時点で確かめてみてください。ここを任せられるかどうかで、その後の進み方がまったく変わります。弊社にも成果報酬型のSEO対策があります。月額の固定費はかからず、対策する言葉が10位以内に入っている日だけ、キーワードに応じて日額500円から費用が発生するかたちです(契約は6ヶ月以上から)。どの言葉を対策するかは、無料のキーワード診断で一緒に洗い出すところから始めます。まず試してみたいという会社様には向いていると思います。
料金の詳しい条件はこちらにまとめています。
ちゃんとしたWEBマーケティングの強いパートナーと組むこと
最後になりますがやはり皆さまは運送や物流倉庫のプロですので、同じようにWEBマーケティングのプロと手を組み、上記を実践していくのが集客をするのには近道な方法かなと思います。
ホームページを作る制作会社ではなく、きちんと皆様の業務を理解してくれて、どのように戦略を立てて集客をするのかを導いてくれる会社。
こんな会社を探してみて下さい。
運送会社や物流倉庫のWEBマーケティングでもう一つお伝えしたいのは、どれか一つだけをやっても、たいてい足りないということです。
ホームページを作り込む、SEOで見つけてもらう、リスティング広告で今すぐ探している人を取りに行く、Googleマップを整える、ポータルサイトに出す。この記事で挙げてきたものは、どれも単独で効くというより、組み合わさって初めて問い合わせという形になります。
運送会社のマーケティングでパートナーを選ぶときは、「広告ができます」「サイトが作れます」といったできることの一覧ではなく、自社の場合はどれから手を付けるべきかを一緒に決めてくれるかどうかで見てみてください。順番を間違えると、同じ予算をかけても結果はまったく変わります。
少しだけ私たちの紹介をさせて頂くと、私たちは「WEBマーケティングで集客と求人の問題を解決する」をミッションに、静岡県をはじめ全国の700社以上の地方中小企業様のWEBマーケティングを15年以上支援してきました。
もし集客や求人でお困りでしたらぜひともお気軽にご相談ください。
御社の大切なパートナー企業として二人三脚で問題解決が出来れば幸いです。
私たちの実際お客様もぜひご覧ください。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事では「インターネット集客」を本気で強化していきたい運送業・物流倉庫の経営者様向けに、ホームページの構築戦略と打ち出し、インターネット広告を効率よく実行する方法などに関して、実践的なテクニックをご紹介しました。
あわせて後半では、自社が受けている仕事から狙う言葉を洗い出し、ページをどう分けてどうつなぐかという、運送会社・物流会社のWebマーケティングにおけるSEOの具体的な進め方についてもお伝えしました。
インターネット集客に本格的に取り組むのであれば、限られたご予算をどのようにご活用になるか大変悩まれることと思います。
今回ご紹介した方法も、限りあるご予算を最大限効率的にご活用いただくために、運送業・物流倉庫業者の皆様に対して実際によくご提案させていただく方法の一部です。
それ以外にも弊社には、広告費や集客・求人にかける全体の費用を抑えながら徹底的に成果を生み出していくノウハウと実績がございますので、よければこの機会に弊社が行っている【無料WEBコンサルティング】をご利用ください!
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