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Google広告から不正請求があった場合の対処法とは?

google広告 不正請求 アイキャッチ

Google広告を利用していないにも関わらず、身に覚えのない広告費の請求を受けるケースが発生しています。詐欺の可能性も考えられるため、慌てて支払うことなく、まずはクレジットカードの明細から請求元を確認しましょう。

 

この記事では、不正請求を受けた際に確認すべきことや、対処法、不正請求を未然に防ぐための予防策について紹介します。Google広告からの不正請求に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

Google広告から不正請求がきたときにまず確認すべきこと

Google広告から身に覚えのない請求がある場合は、詐欺か不正利用を疑いましょう。まずは請求書やクレジットカードの明細を確認して、Google広告による正式な請求か見極めてください。ここでは不正請求が来たときに確認すべきことを紹介します。

クレジットカード明細の請求元

クレジットカード明細から請求元を確認することで、不正請求かどうかを見分けられます。明細の表記が「GOOGLE ADS」や「Google 広告」であれば、正式なGoogleからの請求と考えられるでしょう。

 

たとえばVisaやMasterCard、American Expressでは、下記のように明細が表記されます。

 

■Visa、MasterCard
・Google 広告CC@GOOGLE.COM
・GOOGLE*GOOG[Google 広告お客様 ID(10 桁)]
・GOOGLE*SVCS[Google 広告お客様 ID(10 桁)]
・GOOGLE*ADWS[Google 広告お客様 ID(10 桁)]

■American Express
・GOOGLE Ltd. CC@GOOGLE.COM GOOGLE ADS ADVERTISING
・GOOGLE INC. CC@GOOGLE.COM GOOGLE ADS ADVERTIS
・GOOGLE*SVCS[Google 広告お客様 ID(10 桁)]
・GOOGLE*ADWS[Google 広告お客様 ID(10 桁)]

 

参照元:クレジット カードを使用する、クレジット カードに関する問題を解決する – Google 広告 ヘルプ

 

クレジットカードの表記が上記とは異なる場合は、Googleからの請求ではなく、詐欺の可能性が考えられます。Googleから身に覚えのない請求が届いていた場合は、明細の表記を見比べてみてください。

Google広告アカウントの取引履歴

身に覚えのない請求かどうかは、Google広告アカウントの取引履歴からでも確認できます。Google広告アカウントにログインし、「請求処理状況」の入金履歴の内容に心当たりがあるかを確認しましょう

 

広告アカウントをチームで運用している場合は、他の担当者が利用した可能性も考慮して、チーム全体での確認を行ってください。万が一アカウントへログインできない場合は、第三者による不正利用も考えられます。

 

不正利用の手口は、銀行やクレジットカード会社などを装ったメールや偽サイトに誘導してカード情報を盗むフィッシング詐欺などがあげられます。

Google広告から不正請求があった場合の対処法

身に覚えのない請求や不正請求を見つけたときは、クレジットカード会社に連絡して不正利用の疑いを報告しましょう。次にGoogle広告のサポートに問い合わせて、請求の詳細や異議の申し立てを行ってください。

 

ここではGoogle広告から不正請求があった場合の対処法を紹介します。

カード会社へ連絡する

不正利用による請求が疑われる場合は、すぐにカード会社に連絡してください。連絡先はクレジットカードの裏面やカード会社の公式Webサイトに記載されています。

 

カード会社には不正利用の疑いを報告し、身に覚えのない利用についての調査を依頼します。併せて利用停止を依頼すると被害の拡大を防ぐことが可能です。

 

なお、カードの利用停止を依頼する際は登録情報が必要です。一般的には、カード番号や利用を停止する理由(不正利用が疑われるなど)、本人確認情報(名前、生年月日、住所など)が聞かれます。詳細はカード発行会社ごとに異なるため、気になる人は事前に確認しておくとスムーズです。

Googleに問い合わせる

Googleから身に覚えのない請求が来ていた場合は、Google広告ヘルプの「請求内容に関するお問い合わせ」ページから直接問い合わせができます。その際には、請求に関する証拠や情報の提供が必要です。

 

具体的には、クレジットカードの明細書のスクリーンショット、もしくはスキャンした画像を用意しておきましょう。さらに請求された日付や金額、支払先、支払元が含まれているかも確認しておくと、その後の手続きもしやすくなります。

Google広告の不正請求が疑われる際の注意点

Google広告の不正請求があったときは、すぐに反応せず請求の正当性を確認しましょう。個人情報の漏洩や不正利用のリスクを抑えられます。ここでは不正請求を確認するときの注意点を紹介します。

不明な請求元に直接連絡をしない

メールやハガキで不正請求を受けたときは、その宛先へ直接連絡しないように心がけましょう。詐欺につながる可能性が高く、直接連絡を取ることで個人情報を漏らすリスクがあります。まずカード会社やGoogleに報告しましょう。

すぐにカード会社に連絡する

不正利用に関する補償を受けるためには、カード会社が定める期限内に報告する必要があります。多くのカード会社では、カード利用代金明細の通知を受け取ってから60日以内など特定の期限を設けています。

 

この期限内を過ぎてしまうと、たとえ不正利用であったとしても補償を受けることができません。不正利用に気づいたときは対応を先延ばしにせず、補償期間内に連絡しましょう。

Google広告の不正請求の防止策

Google広告の不正請求を防ぐためには、基本的なセキュリティ対策の徹底が重要です。定期的にパスワードを変更するようにし、不審なメールやWebサイトを開かないようにすれば不正請求のリスクを避けられます。ほかにもクレジットカード情報を簡単に伝えないことも大切です。

 

不正請求が認められてから返金されるまでには時間がかかるケースも多いため、極力未然に防げるよう、普段のセキュリティ意識から見直してみましょう。

Google広告から不正請求がきても慌てず対応しよう

Google広告を名乗る不正請求があっても、焦らず冷静に対応することが重要です。まずはクレジットカードの利用明細やGoogle広告アカウントの取引履歴請求の正当性を確認し、必要に応じてカード会社やGoogleに連絡してください。

 

メールやハガキで不正請求の連絡がきたときは、 個人情報の漏洩にもつながるため、宛先へ直接連絡しないように心がけましょう。

 

なお、不正請求は、定期的なパスワードの変更といった基本的なセキュリティ対策を講じることで未然に防げる可能性が高いです。ぜひ、普段のセキュリティ意識から見直してください。

この記事はわたしが書きました

スリーカウント株式会社 代表取締役鈴木悠資

2007年に静岡大学3年次に同じ大学のメンバーとスリーカウント株式会社を起業。
2011年より本格的にインターネット広告運用業務をスタートし、現在静岡県のトップ代理店の代表として、
自社のお客様のみならず県内の各種広告代理店様へのセミナーや、チームビルディングを積極的に行う。
インターネット広告運用全般、戦略設計に基づくWEBサイトの改善が得意。

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