
Indeedで求人を無料で載せようとして、意外に手順が複雑で戸惑った経験はないでしょうか。アカウント作成から求人票の入力、審査までの流れが画面の案内だけでは見えづらく、さらに「自社の求人が無料掲載の条件を満たしているのかが分からない」という声もよくいただきます。
背景にあるのは、Indeed側のルール変更です。2025年7月1日以降、以前の「クローリング方式」での求人掲載が限定的な扱いとなり、現在の無料掲載は直接投稿と求人情報連携(ATS経由)の2通りに絞られました。加えて、Indeedは検索結果の表示にAIアルゴリズムを強く採用しており、掲載基準を満たすだけでは上位に表示されにくい傾向もあります。
そこでこの記事では、代理店として多数のIndeed求人運用に関わってきた視点から、無料掲載のやり方・掲載基準・運用上の注意点を一通りまとめました。読み終える頃には、自社の求人を迷わず無料掲載できる状態と、無料と有料のどちらを選ぶかの判断軸が手に入るはずです。
【この記事で分かること】
・Indeedの無料掲載で使える2つの方法(直接投稿と求人情報連携)の違いと選び方
・直接投稿で求人を載せるまでの画面手順5ステップ
・掲載基準をクリアするための具体的な書き方(NG→OKの修正例つき)
・無料掲載の注意点と、有料(スポンサー求人)への切り替えを検討すべきタイミング
・2025年7月1日以降、掲載が限定的になった「クローリング」の代替手段と、よくある質問への回答
この記事を書いているスリーカウントについて
改めて、私たちスリーカウント株式会社について少しだけお話しさせてください。私たちは、WEBマーケティングを専門とし、これまで全国で700社以上の集客・採用支援に携わってきました。
採用支援の領域では、Indeedブロンズパートナー/求人ボックス Double Star認定代理店/スタンバイ公式代理店として、求人原稿の作成から媒体運用まで一気通貫でサポートしています。静岡県のインターネット広告運用取引額では長年No.1の実績をいただいており、製造業・運送業・医療福祉・士業など幅広い業種で、採用課題の改善に取り組んできました。
事例の一つをご紹介すると、静岡県湖西市の米澤製作株式会社様では、採用単価を180万円から100万円以下まで下げつつ、年間200万円の投資で4名の採用につなげる改善を行いました。運送業の光タクシー株式会社様では、半年に1名程度だった応募が、施策開始から5ヶ月で26名まで伸びています。いずれも、Indeedをはじめとする求人媒体の運用と、採用ページや原稿の磨き込みをセットで進めた結果です。
本記事では、そうした現場での経験をもとに「迷わず無料で載せ切り、かつ、無料の限界を踏まえて次の一手を選べる」視点でお伝えしていきます。まずは、無料掲載の2つの方法から見ていきましょう。
Indeedの無料掲載は「直接投稿」と「求人情報連携」の2通り

Indeedで求人を無料掲載する方法は、2026年4月現在、直接投稿と求人情報連携(ATS経由)の2通りです。以前は自社採用ページをIndeedが自動で巡回して取り込む「クローリング」方式も存在しましたが、2025年7月1日以降は掲載が限定的な扱いとなり、事実上の終了となっています(Indeed公式プレスルーム)。ここを勘違いしたまま自社サイトを更新し続けても、もうIndeedには反映されません。まずはこの前提を押さえた上で、2つの方法の違いをざっくり把握していきましょう。
まずは結論:2方法の違いと必要な審査時間
| 方法 | 仕組み | 向いている会社 |
|---|---|---|
| 直接投稿 | Indeedにアカウントを作り、管理画面から求人情報を入力して公開する | 採用ページを持っていない/ATSを使っていない/今日から1〜数件だけ載せたい |
| 求人情報連携(ATS経由) | Airワーク採用管理などの対応ATSに求人を登録し、Indeedに自動反映させる | すでにATSで採用管理をしている/求人数が多い/応募者管理も一元化したい |
どちらを選んでも、掲載までにかかる審査時間は数時間から最大72時間です(Indeed公式「無料掲載の仕組み」)。直接投稿のほうが、設定から掲載開始までの所要時間は短めになります。
無料で載せるための最低条件
Indeedは無料で載せられるとはいえ、掲載基準を満たさないと審査落ちで公開されません。最低限クリアしておきたいのは、次の3点です。
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1求人につき1職種・1勤務地で登録する(複数職種を1求人に詰め込まない)
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給与と勤務地を具体的な数字・地名で明記する(「当社規定」「都内近郊」はNG)
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差別的な表現や曖昧な表現を使わない(「20代の女性歓迎」「若い方優遇」など)
この3点は詳細なルールの入口にすぎません。各規約と書き換え例は本編の掲載条件パートで具体的にお見せします。
無料掲載の限界と、この記事で解説すること
この記事では、次の5点を順番に見ていきます。
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無料掲載と有料掲載の違い(何が無料で、何が有料になるのか)
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直接投稿の5ステップ手順と、求人情報連携の使い方
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掲載基準・審査落ちを防ぐ書き方
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無料掲載で知っておくべき注意点
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よくある質問(クローリング終了の件を含む)
Indeedの無料掲載とは?有料掲載との違いを知る

Indeedは「無料でも載せられる」と耳にはするものの、実際に何がどこまで無料で、どこから有料になるのかが曖昧なまま使い始める会社は少なくありません。まずここで、無料掲載と有料掲載の違いをまとめておきます。結論から言うと、初期費用・掲載料・成功報酬のすべてが無料で、勝手に課金されることもありません。
無料掲載と有料掲載(スポンサー求人)の比較
| 比較軸 | 無料掲載 | 有料掲載(スポンサー求人) |
|---|---|---|
| 掲載費用 | 完全無料(初期・掲載料・成功報酬すべて0円) | クリック課金制(1クリックごとに費用発生) |
| 表示順位 | 新着順が基本/検索結果の後方に回されやすい | 優先的に上位表示される |
| 掲載期間 | 制限なし(継続して無料で掲載可能) | 予算上限に達するまで |
| 求人数の上限 | 上限なし(複数職種・複数拠点でも追加料金なし) | 上限なし(ただし予算ごとに管理) |
| 表示回数(IMP)の確認 | 不可 | 可能 |
| 詳細なパフォーマンス分析 | 不可 | 可能(管理画面にレポート機能) |
| 応募者管理 | ○(Indeed管理画面で一元管理) | ○(同左) |
無料でも、求人の投稿・編集、応募者とのやり取り、企業ページの作成、Web面接機能、候補者の一括管理、採用市場レポートまでは使えます。「無料だから機能が大きく制限される」というよりは、表示順の優先度と詳細な効果分析が有料の主な付加価値と考えるのが実態に近いです。
有料になるのは「スポンサー求人」を自分で設定したときだけ
無料で掲載した求人が、知らないうちに有料化されることはありません。有料になるのは、管理画面でスポンサー求人を自分で設定した瞬間だけです。申込書や契約書も不要で、スポンサー求人設定を解除すれば、また無料掲載に戻ります。
クリック課金は「求職者があなたの求人をクリックした回数に応じて費用が発生する課金方式」で、予算上限も設定できるため、月5万円などで止めることができます。業界別の単価相場や予算設計の詳細は、Indeedの掲載料金はいくら?で別途まとめているので、費用感が気になる方はそちらを参照してください。
Indeedに無料掲載する2つの方法

ここからは、実際に無料で載せる2つの方法を具体的に見ていきます。直接投稿は採用ページを持っていなくても今日から始められる最もシンプルな方法で、求人情報連携はすでにATS(採用管理システム)を使っている会社向けのルートです。2つを順に説明したうえで、「結局どちらを選ぶべきか」の判断フローも最後に示します。
方法1:直接投稿(管理画面から5ステップで掲載する)
直接投稿は、Indeedのアカウントを作り、管理画面の案内に沿って求人情報を入力していく方法です。採用ページを持っていない会社でも、アカウント作成から最大72時間以内に掲載が始まるところまで進められます。流れは次の5ステップです。
STEP1 Indeedアカウントの作成

「jp.indeed.com/hire」にアクセスし、「アカウント作成はこちら」ボタンから登録画面に進みます。登録方法は、Googleで続ける/Appleで続ける/LINEで続ける/リクルートIDで続ける/メールアドレスで続ける、の5通りです。既存アカウントと連携できるGoogleやLINEでの登録が最も早く終わるので、迷ったらそれで問題ありません。登録に使うメールアドレスは、企業ドメインのものを使うと審査がスムーズに進みやすいです。フリーメールでも登録自体はできますが、信頼性判定で不利になる場合があります。
なお、アカウント作成の直後に「ようこそ」画面が表示されて、「仕事を探している(求職者)」「求人を掲載したい(採用企業)」の選択を求められます。求人を出す側なので、「求人を掲載したい(採用企業)」を選んで次へ進んでください。
STEP2 企業情報の登録

企業情報の入力は2画面に分かれています。1画面目の「採用企業アカウントの作成」で、申込企業名・申込者名(フルネーム)・電話番号を入れます。申込企業名の欄には法人を検索機能があり、法人名を入れて検索すると、候補から選ぶだけで所在地・法人番号などが次の画面で自動入力されます。手入力より早く、表記ゆれも防げるので、法人の場合はまず検索を使うのがおすすめです。
2画面目の「企業情報」では、事業形態(法人/個人/その他)・所在地(郵便番号と住所)・代表者名・代表電話番号・業種・法人番号を入力します。法人検索を使った場合は企業名・所在地・法人番号が自動入力されるので、事業形態と業種を選ぶだけで完了します。個人事業主や検索で出てこない会社は、この画面で手入力で補います。
STEP3 求人詳細の入力

ここが一番時間のかかるステップで、実際は4画面に分かれて順次入力していきます。それぞれの画面で入れる主な項目は次の通りです。
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1画面目(基本情報):職種名/職業カテゴリー/求人キャッチコピー/採用予定人数/勤務地
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2画面目(求人の詳細):雇用形態/給与(形態・金額)/勤務時間・曜日/勤務形態(フレックス等)/平均所定労働時間
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3画面目(募集要項):仕事内容/アピールポイント/求める人材/休憩・休日/アクセス/待遇・福利厚生/掲載画像/特徴タグ
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4画面目(応募方法):応募者から受け取る情報の項目/通知用メールアドレス/問い合わせ先電話番号
また、1画面目には2026年に追加された求人作成AIサポートという機能があり、基本情報を元にAIが求人原稿のたたき台を自動生成してくれます。文章を一から考えるのが大変な場合は、このサポートを使って下書きを作り、あとから自社の言葉で書き直すのが効率的です。
入力時のポイントは次の3つです。
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勤務地は市区町村名+最寄り駅まで書く(「東京都内」「関東一円」だけだと、掲載基準違反で弾かれます)
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給与は数字で明記する(「当社規定」「経験により優遇」のみだとNG判定になりやすい)
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職種名には「急募!」「高収入!」などの煽り文言や記号の多用を入れない(記号だらけの職種名は自動的に弾かれます)
STEP4 プレビュー確認と投稿

入力がひと通り終わると、まず「入力内容の確認」画面で全項目を見直せます。ここで意外とあるのが条件の矛盾です。例えば「週3日勤務」と書いてあるのに休日欄が「完全週休2日制」になっている、といった不整合ですね。こうした矛盾は審査で引っかかる原因になるので、一度最初から読み返しておきましょう。

そのあとに「求人の掲載先」画面が出て、Indeed PLUS連携先(Indeed・タウンワーク・リクナビNEXTなど)への自動掲載の説明があります。無料掲載でも、要件を満たせば提携サイトに掲載が広がる仕組みなので、想定以上の露出が得られる可能性があります。画面下部の「この内容で確定 →」をクリックすると、最後に無料/有料の選択画面が出るので、「無料で投稿する」を選べば投稿が完了します。
STEP5 審査と掲載開始
投稿が完了すると、Indeed側で審査が始まります。審査には数時間から最大72時間かかり、結果はメールで通知される仕組みです。迷惑メールフォルダに振り分けられていないかも、念のため確認しておくと安心です。
なお、アカウント登録時の認証メールも別途届いているはずなので、ログイン情報とあわせて保管しておきましょう。審査を通過すれば、以降はいつでも管理画面から求人内容の編集・停止・再開が可能で、そのたびにIndeedに連絡する必要はありません。
方法2:求人情報連携(ATS経由でIndeedに自動反映させる)
もう1つの方法が求人情報連携です。これは、ATS(採用管理システム)に登録した求人情報を、Indeedに自動で反映させるルートを指します。具体的には、Airワーク採用管理(リクルート提供)、エンゲージ、ジョブカン採用管理などのIndeedエントリー対応ATSを経由する形です。
ここで多くの方が気になるであろう点をお伝えしておきます。以前は「クローリング」という、自社の採用ページをIndeedが自動巡回して反映させる方法がありましたが、こちらは2025年7月1日以降に掲載が限定的な扱いとなり、事実上終了しています(Indeed公式「Indeedエントリー標準化」プレスリリース)。「自社の採用ページを更新すればIndeedにも反映されていたはず」と記憶している方は、この終了のタイミングで掲載が消えている可能性があるので、一度ご確認ください。現在はATS経由の求人情報連携が後継の方法として用意されています。
求人情報連携が向いているのは、次のような会社です。
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すでにATSを使って採用管理をしている(もしくは導入を検討している)
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複数の求人を同時に動かしていて、Indeedへの個別入力が手間になる
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Indeed以外にも求人ボックスやスタンバイなど複数媒体に出している
手順の大枠は、ATSにアカウント登録 → ATS内で求人情報を入力 → Indeedとの連携設定をオンにする → 自動反映、という流れです。掲載までの時間はATS側の仕様と審査によって変わりますが、概ね数時間から数日で反映されます。代表的な無料ATSはAirワーク採用管理で、自社の採用ページを作る機能も付いているため、採用ページを持っていない会社がまとめて揃えたい場合の選択肢としてもよく使われています。
どちらを選ぶ? 判断のポイント
2つの方法を並べられても、結局どちらから始めるのが正解かは会社の状況で変わります。ざっくりした判断軸は、ATSを使っているかどうかと、載せたい求人数、この2点です。
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ATSを使っておらず、今すぐ1〜数件を載せたい場合 → 直接投稿が最速
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すでにATSを使っていて応募管理も一元化したい場合 → 求人情報連携
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採用ページを持っていないが将来的に複数媒体運用も視野に入る場合 → Airワーク採用管理(採用ページ作成+求人情報連携)
迷ったときは、直接投稿から始めて、必要が出てからATS導入を検討するのが無理のない進め方です。直接投稿は今日から1求人でも始められるため、「いったん反応を見てから考える」という動き方ができます。
Indeed無料掲載の条件(掲載基準)を押さえる

無料で載せるには、Indeedが定める掲載基準を満たす必要があります。この基準は2方法に共通する5つの規約に加えて、直接投稿と求人情報連携それぞれの固有条件もあり、一見複雑に見えます。ただ実際には、掲載基準の8割は「当たり前のことを、曖昧にせず具体的に書く」に集約されるので、ポイントを押さえれば恐れる内容ではありません。
直接投稿・求人情報連携に共通する5つの掲載基準
2つの方法で共通して守るべき基準は、次の5つです。それぞれに典型的なNGパターンを添えます。
1. コミュニケーション規約
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1求人につき1職種・1勤務地で登録する(例:「営業/経理/総務の複数職種同時募集」はNG)
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給与は金額を明記する(「当社規定」のみや「応相談」のみはNG。時給・月給などの単位を明示)
2. 応募に関する規約
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応募ボタンから進む画面が、掲載求人の応募フォームにきちんとつながっていること(404エラー・別職種ページへの誘導はNG)
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投稿者と採用企業の関係を明記する(代理投稿の場合は、どの会社の求人かが分かるように)
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採用企業名・所在地・担当者情報を正確に開示する
3. 差別に関する規約
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年齢・性別・国籍・宗教などで応募を制限する表現を使わない
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「若い方活躍中」「主婦歓迎」などもNG判定されやすい
4. 合法性に関する規約
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最低賃金を下回る時給を記載しない
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業務委託なのに雇用契約と誤認させる表現(「社員募集」と書いて実態は業務委託など)を避ける
5. プラットフォーム不正使用の規約
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同一内容の求人を、異なる職種名・地名で複数投稿しない(検索結果の不正な占拠とみなされます)
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ランキング操作目的の投稿・編集を繰り返さない
NG→OK 掲載基準違反になりやすい書き方の修正例
「規約」と言われてもピンと来ない部分があるので、実際にIndeedで弾かれやすい書き方とOKの書き換え方を4パターン並べておきます。ここで挙げるのは、あくまで掲載基準をクリアするための修正例です。応募率を高める職種名の具体化など、成果を出すための書き方は別記事でまとめて解説しています。
差別表現を含むケース
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NG:「20代の女性スタッフ活躍中」「主婦歓迎」
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OK:「年齢・性別不問で20〜40代が活躍中の職場です」「子育て中の方も活躍中」
「活躍中」と書くこと自体は問題ありませんが、特定の属性への限定に読める書き方は避ける必要があります。
職種名に記号・煽り文言が多いケース
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NG:「【急募!】★未経験OK★月収50万円以上可★簡単な営業★」
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OK:「法人向けソフトウェアの提案営業」
記号の多用や「簡単」などの主観的表現は、Indeedの自動審査で弾かれる典型例です。職種名は、何をする仕事かが一目で分かる表現にしておくのが無難です。
勤務地が曖昧なケース
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NG:「都内近郊」「関東一円」
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OK:「東京都新宿区(JR新宿駅徒歩5分)」
勤務地は市区町村名を最低限入れておきます。最寄り駅やアクセス方法まで書いておくと、求職者側の判断材料にもなって一石二鳥です。
重複掲載になるケース
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NG:単一拠点なのに、東京都・埼玉県・神奈川県などで同一内容の求人を複数投稿する
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OK:拠点ごとに、実際の仕事内容・勤務条件を変えて投稿する
Indeedは「異なる地域で同じ職種を検索しても、同じ求人ばかり出てくる」状態を嫌います。拠点の違いを反映した個別の求人として切り分けましょう。
なお、「軽作業」→「日用品を棚に並べる仕事」のような応募率を高める職種名の具体化は、本記事で扱う規約違反回避とは別の論点です。コツの詳細は後述の「成果を出すための次の一歩」でまとめてご案内します。
直接投稿・求人情報連携それぞれの固有条件
共通の5基準に加えて、それぞれの方法で満たすべき固有の条件があります。
直接投稿の固有条件
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アカウント審査を通過していること
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求人ステータスが「募集中」であること(誤って「停止中」のままにしない)
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メールアドレス認証が完了していること
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会社名・所在地・電話番号などの企業情報が正確に登録されていること(公式サイトのURLや固定電話番号の記載があると、信頼性が高く判定されやすい)
求人情報連携(ATS経由)の固有条件
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Indeedエントリーに対応しているATSを使っていること
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ATS内で求人が「公開」状態になっていること
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ATS側でIndeed連携の設定が有効になっていること
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1求人1URLで管理されていること(同じURLに複数の求人情報を詰め込まない)
掲載基準を満たさなかった場合はどうなる?
掲載基準を満たさない求人は、初回審査で非公開になるパターンと、公開後にあらためて非掲載になるパターンの2種類に分かれます。原因の傾向と対処法は、次の2記事でパターン別にまとめていますので、審査に落ちた・消えた場合はそちらを参照してください。
▶ 初回で掲載されない場合の原因と対処はこちらです。 Indeedで無料掲載できないときの原因
▶ 一度は載ったのに消えた場合はこちらです。 Indeedで求人が非掲載になる理由
Indeed無料掲載の注意点と対処法

ここまでで、無料で載せる手順と条件は把握できたはずです。ただし、無料で載せれば応募が自動的に集まるわけではなく、実際の運用では「載せたのに表示されていない気がする」「なかなか応募が来ない」と感じる場面があります。その背景にはIndeedならではの仕様があるので、4つの注意点を、それぞれどう付き合うかの観点で押さえておきましょう。
自社の求人が他の求人に埋もれやすい
Indeedには全国で膨大な数の求人が掲載されており、検索結果の中で自社求人が下位に回ってしまうのはごく自然に起こります。特にスポンサー求人(有料)は優先的に上位表示される仕様のため、無料求人はどうしても後ろに回されやすい構造です。
ただし、無料求人がまったく見られないわけではありません。IndeedのAIは原稿の内容を複数の指標で評価しており、原稿の質で表示順は変わります。職種名・勤務地・仕事内容の書き方次第で、無料でも検索結果の上位に入ってくる求人は多くあります。具体的にどの指標が効くか、どう書けば評価されるかは、後述の「成果を出すための次の一歩」で関連記事をご案内します。
応募獲得までに時間がかかる
無料掲載はスポンサー求人と違い、予算を積んで一気に露出を増やすという手段が使えません。審査自体は最大72時間以内に終わるものの、そこから「求職者に見つけられて、クリックされて、応募される」までは、一般的に数週間単位の時間軸になります。
加えて、Indeedには定期的に更新されていない求人は時間の経過とともに検索結果で下がっていく傾向があります。一般的には、掲載から30日を超えると求人に「30+日前」の経過日表示が付き、求職者から古い情報と見なされやすくなります。さらに長期間更新がない場合は、休止中ステータスに切り替わることもあり、掲載したら放置でOKというわけではありません。更新の具体的なやり方や頻度の目安は、成果を出すためのコツ記事の方で詳しく扱っています。
必ず表示されるとは限らない
掲載基準をクリアして審査に通っても、検索結果に必ず表示される保証はありません。IndeedはAIアルゴリズムで、どの求人をどの検索結果に出すかを判定しており、時期・地域・競合状況によって表示量は変動します。
2026年現在、Indeedは従来の媒体型の求人サイトから、AIによる配信を前提とした運用に大きく寄っています。求人原稿の質が表示量を左右する傾向は、この先も強まる方向です。「載せたのに出ない」と感じたときは、原稿の質を見直すのが最初の一手になります。
急ぎの採用では有料掲載(スポンサー求人)の併用を検討する
「来月までに人を入れたい」「繁忙期の直前に応募を集めたい」といった時間的猶予がないケースでは、無料掲載だけで戦うのは厳しくなります。そのタイミングでは、スポンサー求人(クリック課金)の併用が有力な選択肢です。
スポンサー求人は、求職者が求人をクリックしたときだけ費用が発生する課金方式で、月の予算上限も設定できます。例えば「月5万円まで」と決めれば、それを超えて課金されることはありません。費用の相場観・業界別の予算目安・代理店に任せたときの費用対効果は、別記事でまとめています。
▶ 有料との併用を検討する際の費用感はこちらで確認できます。 Indeedの掲載料金はいくら?
無料掲載で成果を出すための次の一歩

ここまでの内容で、Indeedに無料で載せる方法と条件、注意点はひと通り押さえられたはずです。ただ、載せることはスタートラインに立っただけで、そこから応募につなげるには、もう一歩踏み込んだ工夫が必要になります。
載せた後に効いてくるのは、主に次のような観点です。
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求人のターゲットをどれだけ具体的に想像できているか(年齢・経験・生活スタイルまで含めて)
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職種名・仕事内容が、求職者の検索キーワードにマッチしているか
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募集要項・仕事内容が、求職者の不安を先回りで解消できているか
このあたりの応募を生むための書き方や、継続運用のコツは、無料掲載に特化した別記事で、実際のNG例・OK例と一緒に深く解説しています。本記事を読み終えた次の一歩として、ぜひこちらも合わせて読んでみてください。
▶ 無料掲載で成果を出す7つのコツを詳しく解説しています。 Indeed無料掲載で成果を出すコツ
▶ Indeed運用の全体像を俯瞰したい方はこちらです。 Indeed運用方法の基本
Indeed無料掲載のよくある質問
Indeed無料掲載に関して、採用担当者の方からよくいただく質問を6つまとめました。本編に入りきらなかった細かな仕様の確認や、「以前のクローリングはどうなったのか」といった過去経緯の質問を中心に並べています。
Q1. Indeedは本当に完全無料ですか?採用決定時の成功報酬はかかりませんか?
完全無料です。初期費用・掲載料・採用決定時の成功報酬は、すべて発生しません。掲載求人数や掲載期間による追加費用もありません。費用が発生するのは、管理画面でスポンサー求人(クリック課金)を自分で設定したときだけで、勝手に有料化されることはないので安心して使い始められます。
Q2. 無料掲載でも運用のサポートは受けられますか?
無料掲載の範囲では、基本的にアカウント開設から原稿作成・運用改善までを自社で実施していく形になります。Indeed公式のヘルプは無料で利用できますが、個別の原稿作成代行や運用改善の伴走は、有料掲載(スポンサー求人)の運用代行や代理店サービスの範囲です。無料で進めながら、必要に応じて外部に相談するのが無理のない進め方です。
Q3. 求人情報に写真は載せられますか?
写真は掲載可能です。Indeedの写真掲載機能はスマートフォンページ・アプリでの表示を前提にした仕様なので、スマホでの見え方を意識して選ぶのがおすすめです(Indeed公式「スマホ求人に写真掲載をする方法」)。職場の雰囲気やスタッフの様子が伝わる写真は、応募前の不安を減らす効果もあります。
Q4. 新卒採用にも使えますか?
使えます。Indeedは正社員・契約社員・アルバイト・新卒と、雇用形態を問わず掲載できるサービスなので、新卒専用のナビサイトを使わない会社でも、一定の学生層へリーチできます。大手ナビサイトの利用時期を外れたタイミングでも継続掲載できるため、通年採用との相性もいい媒体です。
Q5. 無料掲載に掲載期間の制限はありますか?
無料掲載自体に期間制限はなく、基本的に継続して掲載し続けることが可能です。ただし、掲載から30日を超えると「30+日前」の経過日表示が付き、求職者から古い情報と見なされやすくなります。さらに長期間更新がない場合は休止中ステータスに切り替わるケースもあるため、掲載を続ける意図があるなら、一定周期の更新を組み込んでおく必要があります。
Q6. 以前使っていた「クローリング」はもう利用できませんか?
2025年7月1日以降、クローリング方式での求人掲載は限定的な扱いとなり、事実上の終了となりました。クローリングは、自社の採用ページをIndeedが自動で巡回して求人情報を反映させる方式でしたが、現在はこのルートからの新規掲載は行われていません。代わりに、現在はATS(採用管理システム)を経由した求人情報連携が後継の自動反映ルートとして用意されています。「以前はクローリングで載っていたのに気づいたら消えていた」という場合は、このタイミングでの終了が原因の可能性が高いので、Airワーク採用管理などのATSに切り替えて再掲載する形が素直な対応です。
まとめ:Indeedの無料掲載は「載せ方(やり方)」「条件」「限界」の3点で決まる
Indeedで求人を無料掲載する方法は、直接投稿と求人情報連携(ATS経由)の2通りに絞られます。かつて存在したクローリング方式は2025年7月1日以降、限定的な扱いとなり事実上終了しているため、選択肢は実質この2つです。直接投稿は採用ページを持っていなくても今日から始められる最速のやり方で、求人情報連携はすでにATSを使っている会社や、複数求人をまとめて動かしたい会社に向いています。
掲載にあたっては、1求人1職種1勤務地の原則、給与・勤務地の具体明記、差別表現の回避といった共通の掲載基準をクリアする必要があります。基準を満たさない求人は、初回審査で通らないか、公開後に消えるかのどちらかになるため、最初の原稿づくりの段階でNG表現を避けておくと、後の手戻りが減ります。
一方で、無料で載せただけで応募が増えるわけではなく、載せた後に、いかに求人内容を磨き込めるかで、成果を出せる会社とそうでない会社が分かれていきます。具体的にどう磨き込むかは、無料掲載で成果を出すコツの記事で掘り下げているので、次の一歩としてそちらを読み進めてみてください。
もし「自社の求人が掲載基準を本当に満たしているか不安」「無料のままでいくか、有料併用に切り替えるかで迷っている」といった状況でしたら、一度ご相談いただくのも一つの手です。スリーカウントはIndeedブロンズパートナー・求人ボックス Double Star認定代理店として、全国700社以上の採用支援に携わってきました。月3社限定で30分の無料コンサルティングを受け付けていますので、自社の現状を棚卸ししたい際にお声がけください。実際の支援事例はお客様事例一覧から、業種別にご覧いただけます。

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