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インスタ広告の費用はいくら?予算配分と運用代行の料金を徹底解説

インスタ広告の費用はいくら?予算配分と運用代行の料金を徹底解説

 

「インスタ広告を始めたいけれど、月いくら必要なのか」「今の広告予算を増やすべきか、使い方を変えるべきか」。費用を調べても、自社に必要な金額までは見えてこないことがあると思います。

その理由のひとつは、広告を配信する費用と、素材を作る費用、運用を依頼する費用が混ざりやすいことです。さらに、クリック単価などの相場を調べても、そこから自社に何件の問い合わせが来るかまでは分かりません。

この記事では、企業や店舗の集客に使うインスタ広告の費用を、最初に早見表で一覧にしてから、自社の目標から予算を決める方法を計算例とあわせて解説します。少額予算を複数媒体へ分けるか、素材にどう予算を残すかという私たちの考え方や、運用代行の料金の比べ方も交え、自社の予算案を作るための判断材料をお伝えします。

【この記事で分かること】

・インスタ広告の費用の早見表(媒体費・制作費・運用代行の費用とMetaの推奨額)

・目標や使える総額から予算を試算する手順

・少額でも広告素材と配信量を確保する考え方

・運用代行の手数料の比べ方と、予算設定・支払いで確認すること

▶ 採用を目的としたInstagramの活用は、こちらで解説しています。インスタでの求人の出し方は?無料で始める手順・配信形式・広告まで解説

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この記事を書いているスリーカウントについて

私たちスリーカウント株式会社は、WEBマーケティングを専門に、これまで静岡県を中心に700社以上の集客・採用支援に携わってきました。

 

Meta(Instagram・Facebook)の正規パートナーとして、広告の配信設定に加え、画像や動画、リンク先のページまで含めて集客を支援しています。本記事では、そうした支援の経験をもとに、費用の早見表から自社に合う予算の考え方までお伝えします。

インスタ広告の費用はいくら?まず早見表で全体をつかもう

 

インスタ広告の費用(値段)には、「月額いくらで問い合わせを何件獲得できる」という固定の料金表はありません。かかる費用は、Metaに支払う配信の費用(媒体費)を中心に、広告の画像や動画を作る費用、外部に運用を頼む場合の費用を足したものです。まずは、それぞれの費用がいくらくらいになり、どう決まるのかを早見表で確認しておきましょう。

費用の項目 いくらかかるか 金額の決め方 詳しい解説
媒体費(Metaに支払う配信の費用) 上限は自社で決める。Metaは、予算5ドル以上・掲載期間7日以上でのスタートをすすめている 1件にかけられる広告費(目標CPA)×獲得したい件数。例:1万円×月10件=月10万円 インスタ広告の予算を目標から計算する
制作費(広告の画像・動画・文章) 作る本数と依頼する範囲で変わる。社内の写真を使えれば抑えられる 見せ方の違う素材を何パターン作るかと、社内で用意できる素材から見積もる 少額予算ほど、配信先と広告素材への配分が重要
運用代行の費用(外部に依頼する場合) 例:スリーカウントの公表料金では、広告費が月10万円以下なら運用手数料が月3万円、初期費用が3万円(いずれも税別)。最低運用期間は3か月 手数料の方式(広告費に率を掛けるか、区分ごとの定額か)と、含まれる作業で比べる 代理店に運用代行を依頼すると、費用はどう変わる?
合計の例 媒体費月10万円で運用を依頼すると、初月16万円・継続月13万円。最低運用期間の3か月で計42万円(いずれも税別・制作費は別) 媒体費+運用手数料+初期費用(初月のみ)+制作費 公表料金を使って、初月と継続月の予算を組んでみる

 

(出典:Meta「Facebook広告とInstagram広告の価格と費用」、スリーカウント「料金プラン」)

 

予算を考えるとき、1クリックや1,000回表示あたりの単価の相場を調べて、そこから金額を出したくなるかもしれません。ただ、相場の単価から計算できるのはクリック数や表示回数までで、そのうち何人が問い合わせてくれるかは、商品やサービス、リンク先のページによって変わります。そのため、相場表の単価に件数を掛けて予算を決めても、自社に何件の問い合わせが来るかは分かりません。この記事では、獲得したい件数と、1件にかけられる広告費から媒体費を決める方法をおすすめします。

媒体費・制作費・運用手数料は別々に見積もる

インスタ広告の予算を相談するときは、媒体費だけの金額なのか、制作や運用を含めた総額なのかという前提を最初に揃えておくことが大切です。早見表の費用を見積もりで並べるときは、それぞれ次の点を確かめておきましょう。

費用の項目 見積もりで確かめること
媒体費 どの期間に、いくら配信するか
制作費 作る本数、追加・修正の範囲、社内で用意する素材
運用手数料 何をどこまで依頼できるか
初期費用 アカウントの準備や初期設定などが初回だけか、追加作業は別料金か

 

たとえば「広告に月10万円使える」という場合も、10万円すべてを配信に使えるのか、制作費や運用料もその中に収めるのかで計画は変わります。外注先のプランに制作が含まれていれば、その分を二重に足す必要はありません。

 

自社運用なら、外注費として支払う分を抑えられます。ただし、その分は担当者が素材の作成や配信後の数字の確認を行うことになるので、支払額だけでなく社内の作業量も見込んでおきたいところです。

最低予算で配信できることと、目標に必要な額は別

少額から試したい場合は、広告作成時に表示される最小予算を確認してください。Metaの公式ヘルプでは、最小予算は国や目的、予算の種類、入札の設定などによって変わると説明されています。また、Metaの料金ページでは、Instagram広告のおすすめの設定として、予算を5ドル以上にしてスタートし、掲載期間を7日以上にすることを挙げています。公式ページの表記がドルのためそのまま記載していますが、これは推奨の目安で、日本円で設定できる最低額そのものではありません。

そして、設定できる最低額で配信したからといって、必要な問い合わせが集まるわけではありません。いくらを用意するかは、後ほど紹介する目標からの計算と、広告素材を含む必要経費から考えます。

 

なお、Instagram広告の費用は、Meta広告の仕組みに沿って決まります。Instagram(インスタグラム)とFacebookは配信先の違いなので、Meta広告の費用やFacebook広告の費用を調べている場合も、基本の考え方は共通です。

(出典:Meta「最小予算のベストプラクティス」、Meta「Facebook広告とInstagram広告の価格と費用」、Meta「Metaのテクノロジーでの広告の費用」)

▶ Meta広告とインスタ広告の関係から確認したい方は、こちらをご覧ください。Meta広告とは?インスタ広告との違いと費用・始め方を徹底解説

インスタ広告の単価を比較するときに知っておきたいこと

 

それでも、いま出している広告の単価が高いのか安いのかは気になるところです。単価を比べるときは、何に対して料金が発生した数字なのか、問い合わせや購入などどの行動の件数で割った数字なのかを揃える必要があります。ここでは、料金の発生と、レポートに出る単価の指標の違いを整理します。

料金が発生する対象と、成果を確認する指標は違う

Meta広告は通常、表示に基づいて料金が発生し、目的や設定によってはクリックや一定の条件を満たす動画視聴も課金対象にできます。一方、レポートのCPC・CPM・CPAは、配信に使ったお金を評価する指標です。

指標 何にいくらかかったか 計算方法
CPC 1クリックあたりの費用 媒体費÷クリック数
CPM 1,000回表示あたりの費用 媒体費÷表示回数×1,000
CPA 問い合わせや購入など、成果1件あたりの費用 媒体費÷成果件数

 

たとえば媒体費5万円で問い合わせが5件なら、CPAは1万円です。これは使った費用を成果件数で割った実績の数字であり、成果1件を1万円で買う料金表ではありません。クリックが安くても問い合わせが集まらなければ、問い合わせのCPAは高くなるため、目的とする成果まで確かめて判断します。

また、広告を表示する機会ごとに競り合うオークションでは、入札額だけでなく、行動の見込みや広告品質も評価されます。他社や過去の単価と比べるなら、広告の目的、成果に設定した行動、集計期間を揃えて比較しましょう。

 

Metaの料金ページでは、広告の費用を左右する要因として、キャンペーンの目的、広告の品質や入札戦略、予算の種類などを挙げています。そのうえで、費用を抑えつつ効率を高める方法として、Advantage+キャンペーン予算の利用、配置を増やすこと、オーディエンスのターゲット設定を広げることを紹介しています。単価が高いと感じたときは、相場と比べる前に、こうした設定と広告素材を確認してみてください。

(出典:Meta「請求について」、Meta「広告オークションについて」、Meta「Facebook広告とInstagram広告の価格と費用」)

インスタ広告の予算を目標から計算する

 

費用の内訳と指標が分かったら、自社の目標を金額に置き換えていきましょう。早見表の媒体費の例は、この章の計算方法によるものです。何件の問い合わせや購入を目指すかを先に置くと、必要額を考えやすくなります。

目標CPA×獲得したい件数で配信費を試算する

まず、問い合わせ、予約、購入など、広告で増やしたい行動を決めます。この目標にする行動をコンバージョン(CV)と呼び、管理画面でもCVとして設定します。

 

次に、その行動を1件獲得するために、どこまで広告費を使えるかを考えます。これが「目標CPA」です。自社の商品やサービスから得られる利益、これまでの広告実績などをもとに、無理のない金額を置きます。広告の実績がまだなく金額を置けない場合は、このあと紹介する「初めてで目標CPAを決められない場合」の順で考えてみてください。

同じ期間の目標CPA×目標CV数=媒体費の試算

 

たとえば、1か月で問い合わせを10件獲得したく、目標CPAを1万円と置くなら、媒体費は「1万円×10件=10万円」と計算できます。私たちは、管理画面に表示される配信対象の推定人数よりも、目標CPAと件数から金額を決め、まず配信してみることが多いです。

これは目標を予算に置き換えた計算で、10万円を使えば必ず10件集まるという予測ではありません。また、制作費や運用手数料は別に見込みます。

 

問い合わせをCVにする場合は、その中からどれくらい成約するかも大切です。1件の成約で得られる利益だけでなく、問い合わせから成約に至る割合も見込むことで、問い合わせ1件にかけられる広告費を考えられます。

予算が決まっているときは、目標件数と必要経費を見直す

先に使える金額が決まっているなら、媒体費に回せる額を目標CPAで割り、目標件数との関係を確かめます。

 

以下は、CPAを1万円に固定した仮定の計算です。実際に獲得できる件数や、成功する最低予算を示したものではありません。

媒体費に回す予算 仮定のCPA 割り算で求めた件数
3万円 1万円 3件
10万円 1万円 10件
30万円 1万円 30件

 

たとえば媒体費3万円で月10件の問い合わせを目指すなら、CPAは3,000円に収める必要があります。その金額が自社の実績から見て現実的なのかを確かめ、予算か目標のどちらを見直すか考えます。

 

初めてで目標CPAを決められない場合は、まず次の順で予算を考えてみてください。

 

  • 総額の上限を決める:社内で無理なく確保できる額を決める。

  • 準備に必要な費用を確認する:素材制作や外注費の見積もりを取り、配信に回せる額を出す。

  • 期間と目標にする行動を決める:問い合わせや購入など、今回増やしたい行動を決めて配信し、実際のCPAを確認して次の予算を検討する。

 

最初から「CPA1万円で取れる」と決めつける必要はありません。また、すでに運用中なら、希望するCPAだけでなく直近の実績でも試算してみてください。同じ月10件でも、実績CPAが2万円なら媒体費の試算は20万円です。予算を増やすかどうかを考えるときは、配信先や素材への配分にも目を向けたいところです。

 

Metaは、広告の配信結果から学習し、予算をより効果的に配分する方法を特定するために、7日間以上使える予算を設定することをすすめています。7日で成果が出ると保証するものではありません。

(出典:Meta「Facebook広告とInstagram広告の価格と費用」)

少額予算ほど、配信先と広告素材への配分が重要

 

限られた予算を前にすると、「配信先を増やすか」「素材を作るか」で迷うことがあると思います。配信先を増やすときに何を考えるか、素材にはどのように費用を残すかを、具体的に見ていきましょう。

15万円を複数媒体に分ける前に、AIが学習する配信量を確保する

たとえば、15万円ほどの予算を、YouTube広告、Meta広告、TikTok広告、Google広告などに分けるとしたらどうでしょうか。

 

媒体を増やすと、多くの場所で見てもらえそうに感じますよね。ただ、仮に4つへ均等に分けると、1つあたりは3万7,500円です。これは配分をイメージするための計算ですが、それぞれの媒体で使える金額は小さくなります。

 

私たちが重視しているのは、MetaのAIに効果的に学習させるため、一定の期間でまとまった配信量を確保することです。前章で触れたMeta公式の7日間以上の推奨も、こうした学習の考え方に基づくものです。

そのため、私たちはすでにMeta広告を使っていて、1キャンペーンの予算が月30万円に届かないなら、他媒体へ無理に広げないことをすすめています。他媒体へ広げたいなら、まずMetaで1キャンペーンあたり1日1万円、30日で30万円ほどを配信してから考える。これが私たちの現場で用いている目安です。Meta公式の最低出稿額や、成果を保証する金額ではありません。

ただし、30万円に届かなければ非効率という意味ではありません。少額で取り組む場合は、配信先を増やすことを急がず、次に説明する広告素材の費用も確保しておきたいところです。

この考え方を自社に当てはめる際も、別の媒体ですでに成果が出ているなら、金額だけを理由にすべてMetaへ移す必要はありません。今の媒体の役割や成果を踏まえて判断しましょう。

▶ 検索広告など他の媒体も含めて、限られた予算をどの広告から使うかは、こちらで解説しています。Web広告の費用相場はいくら?内訳・種類別一覧と予算の決め方を徹底解説

5万〜15万円の少額でも、素材を用意する費用を確保する

5万〜15万円のような少額予算でも、広告の見せ方は複数用意しておきたいところです。私たちは、5万円の場合でも、3パターンほどは作りたいと考えています。

 

クリエイティブとは、広告で見せる画像や動画、文章のことです。ここでいうパターンは、同じデザインを正方形と縦長に変えただけなら1つと数えます。異なる見せ方を用意するという意味で捉えてください。

 

実際に予算を組む際は、社内で用意できる素材を洗い出し、足りない部分を外注するといくらになるかを見積もります。使える写真がすでにある会社と、撮影から必要な会社では、同じ金額でも準備できる内容が変わるからです。

 

たとえば、自社運用で使える総額が5万円、必要な素材の制作見積もりが1万円なら、配信へ回せるのは4万円です。これは配分方法を説明するために金額を置いた計算例で、1万円で3パターン作れるという相場ではありません。制作が予算に収まらなければ、使える写真を社内で用意するなど、依頼する範囲を見直します。

 

素材の予算は「きれいな動画を1本作る」と先に決めず、商品をどう見せたいかから考えるとよいでしょう。写真を複数見せれば伝わる内容なのか、動きで使い方を見せたいのか。作るものが具体的になれば、外注先にも見積もりを依頼しやすくなります。

▶ 見せ方の違うクリエイティブをどう作り分け、配信結果からどう広げるかは、改善事例とあわせてこちらで解説しています。Meta広告クリエイティブの作り方。バナーと広告文の改善事例を徹底解説

▶ 私たちの広告運用の考え方や、素材を変えて改善した例を知りたい方は、こちらの資料をご覧ください。Meta広告の新常識

代理店に運用代行を依頼すると、費用はどう変わる?

 

インスタ広告の運用代行の料金を比べるときは、どこまで自社で担当し、どこから外部に依頼するかを決めておきましょう。代理店に任せる場合は、月々の運用料だけでなく、手数料の決まり方、初月に必要な費用、契約期間も並べて比較することが大切です。ここでは、手数料の方式による違いと、公表料金を使った試算を紹介します。

手数料の方式と、料金に含まれる作業を確認する

運用手数料には、媒体費に一定の率を掛ける方式や、広告予算の区分ごとに金額を決める方式などがあります。率直に言うと、料率や月額の安さだけで選ぶと、必要な制作や打ち合わせが別料金だった、という見落としにつながります。

 

2つの方式の違いは、広告費を増やしたときに表れます。率を掛ける方式では、広告費に比例して手数料も増えます。区分ごとの定額の方式では、同じ区分の中なら広告費が増えても手数料は変わりません。スリーカウントの公表料金(区分ごとの定額)から、月の広告費30万円までを抜き出すと次のとおりです。

月の広告費 運用手数料(税別) 広告費に対する割合(計算した値)
10万円まで 3万円 広告費10万円のとき30%
10万円を超えて20万円まで 4万円 広告費15万円のとき約27%、20万円のとき20%
20万円を超えて30万円まで 6万円 広告費30万円のとき20%

 

このように、定額の方式を率に直すと、同じ会社でも広告費によって割合が変わります。そのため、率の見積もりと定額の見積もりは、割合のまま並べず、自社が使う予定の広告費で手数料がいくらになるかを金額に直して比べるのがおすすめです。たとえば月10万円と月20万円の2通りで金額を出してもらうと、広告費を増やしたときの差も分かります。

 

金額に加えて、確認しておきたいのは次の内容です。

 

  • 画像や動画の制作、配信後の追加・修正はどこまで含まれるか

  • 成果が目標を下回ったとき、何を調べ、どのように改善案を報告するか

  • 初期設定、成果を計測するためのタグの設置などに別途費用がかかるか

  • 最低契約期間と、短期間で依頼する場合の料金はいくらか

  • 表示金額は税込か税別か、媒体費を含むか

 

社内で配信を確認し、素材を作って改善できる体制があれば、自社運用も選択肢です。一方、その作業に時間を割けない場合は、どこを外部に任せたいかを先に決めておくと、見積もりを並べたときに対応範囲を比べやすくなります。

公表料金を使って、初月と継続月の予算を組んでみる

先ほどの「目標CPA1万円×月10件=媒体費10万円」という例に、外注費を加えてみます。

 

2026年10月時点のスリーカウントの公表料金では、広告費が月10万円以下の場合、運用手数料は月3万円(税別)です。広告費50万円未満の初期費用は3万円(税別)なので、運用目的が1つの場合、費用の内訳は次のようになります。実際に契約する際は、自社の依頼内容がいくつの運用目的に当たるかを確認してください。

項目 初月 継続月
広告配信に使う媒体費 10万円を設定 10万円を設定
運用手数料 3万円(税別) 3万円(税別)
初期費用 3万円(税別) なし
素材制作・その他オプション 必要な内容を別途見積もり 追加が必要なら別途見積もり

 

つまり、配信に使う10万円とは別に、運用・初期費用として初月6万円(税別)、継続月3万円(税別)が必要です。これは費目を整理する例で、税金や素材制作などをすべて含めた最終請求額ではありません。

 

なお、最低運用期間は3か月です。3か月未満の場合も、運用手数料9万円〜(税別)という案内のため、短期で依頼する場合の料金は見積もりで確認してください。また、運用目的が複数に分かれる場合はそれぞれに手数料がかかり、広告費合計が月10万円以下の場合の打ち合わせは、オプション・不定期かつオンライン限定という条件があります。

この例を3か月続けると、媒体費は3か月の合計で30万円、運用手数料9万円と初期費用3万円の計12万円(税別)を見込み、別途必要な制作費や税金を確認することになります。運用料には、目標達成のための調整作業と月1回の運用レポート・所感の作成が含まれています。月額だけでなく契約期間の費用と対応範囲を並べることで、自社の予算と依頼内容が合うかを判断できます。

▶ 最新の金額と対応範囲は、こちらの料金表でご確認ください。スリーカウントの料金プラン

予算の設定と支払いで気をつけたいこと

 

社内で予算が決まったら、管理画面でも意図した期間と金額になっているかを確認します。「日予算を入れたのに、その額を超えて使われている!」と驚く前に、予算の仕組みを押さえておきましょう。

日予算は平均額、通算予算は掲載期間の上限

Meta広告の「1日の予算」は、毎日必ずその額で配信を止める上限ではなく、1日あたりの平均額として設定するものです。実際の支出は日ごとに増減し、Metaの料金ページでは、1日の消化金額が1日の予算を最大で75%超えることがあるものの、1週間を通じて平均化されるため、1日の予算の7倍を超えることはないと説明されています。予算の共有など設定によっては上限が変わる場合もあるため、配信中は消化金額を管理画面で確認しておきましょう。一方、「通算予算」はキャンペーンや広告セットの掲載期間全体で使う上限額です。

 

日々の配信を一定の規模で続けたいなら日予算、決まった掲載期間の総額を管理したいなら通算予算が候補になります。開始日・終了日と合わせて設定し、予算の共有や途中変更を行うときは、適用される消化金額の上限にも目を通しておきましょう。

また、予算をキャンペーン全体に設定する方法と、配信対象などを管理する広告セットごとに設定する方法があります。複数の広告セットへ自動で配分したいのか、個別に使う額を管理したいのかで選びます。先ほど紹介した私たちの「1キャンペーン1日1万円」という目安は、すべての広告セットへ1万円ずつ設定するという意味ではありません。

(出典:Meta「予算について」、Meta「キャンペーン予算と広告セット予算について」、Meta「Facebook広告とInstagram広告の価格と費用」)

配信費と実際の請求額を区別する

支払いには、消化金額が一定額に達したときや毎月の請求日に支払う自動請求と、事前に追加した残高から支払う方法があります。配信を停止した後でも、それまでに使った広告費が請求されることがあります。

 

iPhoneやiPadのInstagramアプリから投稿を宣伝し、Apple App Store経由で支払う場合は、Appleのサービス料にも注意してください。Metaは、instagram.comやMeta Business Suite、Meta広告マネージャを使い、このサービス料を避ける方法を案内しています。iPhoneを使うすべての広告に加算されるわけではなく、支払う経路や残高の追加方法によって扱いが変わります。

 

最終的にいくら支払うかは、媒体費だけでなく税金や手数料を含めて確かめましょう。Metaでの請求内容は「請求と支払い」画面で確認でき、Apple経由で購入した分はAppleの領収書で確認します。

▶ instagram.comや広告マネージャから広告を出す手順は、画面付きでこちらで解説しています。インスタ広告の出し方!投稿の宣伝と広告マネージャの手順を画面で徹底解説

(出典:Meta「Metaの広告料金の請求のしくみ」、Instagram「instagram.comで宣伝してAppleのサービス料が適用されないようにする」、Meta「FacebookとInstagramのiOSアプリで宣伝した投稿に対してAppleが課す税について」)

インスタ広告の費用でよくある質問

 

最後に、インスタ広告の費用についてよくいただく質問に、本文の内容をもとに短く答えます。

Q. インスタ広告は、いくらから出せますか?

最小予算は広告作成時の画面で確認でき、Metaは目安として予算5ドル以上・掲載期間7日以上でのスタートをすすめています。ただ、出せる金額と目標の件数に必要な金額は別です(「最低予算で配信できることと、目標に必要な額は別」で説明しています)。

Q. 月いくらあれば、問い合わせが来ますか?

「この金額なら何件」と決まった答えはありません。目標の件数と、1件にかけられる広告費(目標CPA)を決め、「目標CPA×件数」で媒体費を試算するのが現実的です。計算の手順と、目標CPAを決められない場合の考え方は「インスタ広告の予算を目標から計算する」で説明しています。

Q. 運用代行を頼むと、最低いくらかかりますか?

金額や最低契約期間は会社によって違います。スリーカウントの場合、最低運用期間は3か月で、広告費が月10万円以下なら、3か月で運用手数料と初期費用の計12万円(税別)が媒体費とは別にかかります。初月と継続月の内訳は「公表料金を使って、初月と継続月の予算を組んでみる」をご覧ください。

Q. 投稿を宣伝(プロモーション)する場合も、費用の考え方は同じですか?

同じです。投稿の宣伝も、予算と掲載期間を自分で設定して配信する広告なので、本記事の媒体費の考え方がそのまま当てはまります。ただし、iPhoneやiPadのアプリから宣伝する場合は支払いの経路に注意が必要です(「配信費と実際の請求額を区別する」で説明しています)。

▶ 投稿の宣伝と広告マネージャのどちらから出すかは、手順とあわせてこちらで解説しています。インスタ広告の出し方!投稿の宣伝と広告マネージャの手順を画面で徹底解説

Q. ストーリーズやリールだけに出せば、費用は安くなりますか?

ストーリーズだからいくら、リールだからいくら、という配置ごとの固定料金はなく、どの配置に出す場合も、費用は自社で設定した予算の範囲で使われます。そのうえでMetaの料金ページでは、費用を抑えつつ効率を高める方法のひとつとして、配置を増やすことを挙げています。配置を絞る前に、縦長・正方形など複数の配置で使える素材を用意できるかを確認しておくと、配置を増やす選択肢も取れます。

(出典:Meta「Facebook広告とInstagram広告の価格と費用」、Meta「最小予算のベストプラクティス」、スリーカウント「料金プラン」、Instagram「Instagramで投稿を宣伝する」、Instagram「instagram.comで宣伝してAppleのサービス料が適用されないようにする」)

まとめ。予算の総額と使い道を決めて、インスタ広告を始めよう

インスタ広告の費用(コスト)は、媒体費・制作費・運用代行の費用に分けて考えます。媒体費は相場の単価からではなく、同じ期間の目標CPAと件数から試算してみてください。少額でも、配信先を広げることを急がず、広告で見せる素材と配信量の両方を確保することが大切です。

 

運用を外部に頼むなら、手数料の方式を自社の広告費で金額に直し、初期費用や最低契約期間を含めた総額で比べます。予算に収まらなければ、目標件数や依頼する範囲、社内で用意する素材を見直しましょう。何にいくら使うかが分かれば、担当者同士や外注先との相談も具体的になります。

 

「初めてなので予算の決め方から相談したい」「今の配分やCPAを見直したい」「制作や運用を含めていくら必要か知りたい」などでお悩みの方は、スリーカウントの30分無料コンサルティングをご利用ください。運用中の方は、広告レポートの閲覧権限などをご用意いただければ、その配信データをもとに改善の方向性をお話しします。これから始める方は、課題がまだはっきりしていなくても、使える予算と集客の目標をお聞かせいただければ大丈夫です。相談したうえで、依頼しないと判断していただいても問題ありません。

 

相談の前に、私たちの運用の考え方を知っておきたい方は、Meta広告の新常識の資料もご覧ください。

 

運用代行を検討している方は、依頼できる支援内容をMeta広告運用サービスでご確認ください。

この記事に「共感できた」と感じた方は
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この記事はわたしが書きました

スリーカウント株式会社 代表取締役鈴木悠資

2007年、静岡大学在学中に大学のメンバーとスリーカウント株式会社を創業。2011年にインターネット広告運用を本格化して以来、約15年にわたりWebマーケティングを活用した「集客」と「求人」の課題解決に取り組む。
現在は浜松・静岡・東京の3拠点・20期目のWebマーケティング会社の代表を務める。

専門は、インターネット広告・SEO・SNS・サイト改善などを“バラバラの施策”で終わらせず、お客様と見込み客の間の「コミュニケーション」を設計するコミュニケーションマーケティング。自社の支援だけでなく、静岡県内の広告代理店やWebマーケティング会社に向けた技術教育も継続して行っている。

広告領域では Google Premier Partner、Yahoo!広告 正規代理店、Facebook マーケティングパートナー、採用領域では Indeed 認定シルバーパートナー、求人ボックス ダブルスターパートナーの認定を受け、運用データに基づく戦略設計とWebサイト改善を強みとする。

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