- 「Googleビジネスプロフィール対策って具体的に何から始めるべき？」
- 「Googleマップの情報は自社で編集できるの？」
Googleマップに掲載される自社の情報や口コミを管理できるGoogleビジネスプロフィール（旧称：Google マイビジネス）について、このような悩みを抱えていらっしゃる方も多いはず。聞いたことはあっても何から始めるべきなのか、という声を弊社スリーカウントでもよく耳にします。
そこで今回は、「Googleビジネスプロフィールを使ってGoogleマップ対策（MEO対策）をしたい」と考えていらっしゃる方に対して、Googleビジネスプロフィールの仕組みや必要性、絶対に押さえるべき活用方法を徹底解説していきます。
さらに、ビジネスプロフィールの登録と利用方法、気をつけたい注意事項、対策するべき業界についてもご紹介します。
ビジネスプロフィールについて初めて聞いた方から知識のある方まで、幅広く学べる内容となっております。ぜひ参考にしていただければと思います。
本題の前に少し自己紹介
スリーカウント株式会社は静岡県を中心に全国500社以上のWEBマーケティングの支援をしている会社です。
特に地方企業様のインターネット集客を得意としており、様々な業種での成功例がございます。
ホームページ制作会社でも広告会社でもなく、「WEBマーケティングを活用して集客と求人」の問題を解決する企業として、今回の記事が皆様の集客の問題の解決にお役立ていただければと思います！
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Googleビジネスプロフィール（旧称：Googleマイビジネス）とは？
そもそもGoogleビジネスプロフィール（旧称：Googleマイビジネス）とは何でしょうか？
提供するGoogleの公式ページには以下のように案内されています。
- ビジネス プロフィールは、Google 検索およびマップでのビジネスの表示方法を管理できる無料のツールです。ビジネス プロフィールでは、ユーザーとの交流、投稿の更新、商品やサービスのリスティング、オンライン注文の受け付けなどを行うことができます。
参照：ビジネスプロフィール
この情報をまとめると、ビジネスプロフィールは以下のようなツールと言えます。
- Google検索とGoogleマップ上に、無料で店舗情報を掲載できる
- 検索結果を通じて顧客と簡単につながることができる
- ユーザーが店舗やサービスを見つけた方法を確認できる
Googleマップはこの記事を読んでいらっしゃる方の多くが利用したことがあると思いますが、Googleマップ及びGoogle検索に出てくるマップ検索結果の情報を管理するためにはGoogleビジネスプロフィールへの登録が必須です。
- 「ホームページもあるし、対策の必要性を感じない」
- 「取り組むべきなのか判断できない」
と思う方もいるかもしれませんが、Googleマップは集客に大きく影響するため、ローカルビジネス（店舗や事務所）を営む皆様は、必ず対策するべきです。
その理由については後ほどご説明いたします。
Googleマップの月間利用者数は月間5千万人
ニールセン デジタル株式会社の調査によると、Googleマップの（日本国内における）月間利用者数はなんと4,717万人です。
これは、地図アプリ競合2位のNAVITIMEの1,189万人と比べても実に4倍以上の方が利用していることになります。
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日本の総人口の約半数が利用する巨大プラットフォームという情報だけでも、対策を行うべき理由になるのではないでしょうか。
さらに、Googleマップ上だけでなくGoogle検索結果にも表示されるケースが多いため、その影響範囲は非常に大きいと言えるでしょう。
ここからは、Googleビジネスプロフィールを活用するべき理由について、違う視点からより詳しく見ていきます。
Googleビジネスプロフィールを活用するべき3つの理由
Googleマップの利用者が多いという理由以外でGoogleビジネスプロフィールを活用するべき理由は次の3つです。
ビジネスプロフィールを活用するべき3つの理由
- １）地域名での検索でGoogleマップが上位表示される
- ２）「口コミで決める」意思決定が増えている
- ３）店舗ごとに顧客分析を行うことができる
それぞれのメリットを、詳しく見ていきましょう。
地域名との掛け合わせ検索時にGoogleマップが上位表示される
現在のGoogle検索は「地域名を加えた検索」を行うと、ほとんどのケースでGoogleマップが上位表示される仕様になっています。
下の画像はGoogleで「新宿 カフェ」と検索した際の検索結果画面ですが、Googleマップが強調されているのが一目瞭然です。
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これはスマホで検索する際にも同様で、検索結果画面のファーストビュー（最初の目に入る画面）はGoogleマップとマップの店舗情報で占められています。
実際にGoogle検索からのホームページ流入数にも影響が出ており、「検索順位が変わっていないのにサイトのアクセスが減少した」という声をよく聞きます。
こうした「地域名+キーワード」で検索することをローカル検索と呼ばれ、Google検索対策としてもGoogleビジネスプロフィールが重要だと注目を集めています。
実際にこの記事をご覧いただいている方ご自身も、店舗を探すときにはGoogle検索からマップに移動するケースが増えているのではないでしょうか。
このようにGoogle検索時にマップ表示が優先して表示される状況を踏まえると、特に店舗経営をされていらっしゃる方はGoogleビジネスプロフィール対策が必須であると言えるのではないでしょうか。
「口コミ」で意思決定する方が増えている
数年前から購入や利用を検討中の方が情報収集する際に重要視しているものとして、口コミが増加しています。
多くの人が、製品やサービスの品質や評判を知るために、第三者の体験や意見を重視するようになっているのです。
特に、飲食店・美容系・クリニック・学習塾・各種教室・ファッション・ホテル・結婚式場といった業種は、Googleマップの口コミが集客に大きく影響してしまいます。
最近では、BtoBの業界や採用・求人に対しても大きな影響を持つようになっており、この影響は今後様々な業種に広がっていくものと考えています。
このため、Googleビジネスプロフィール上での口コミ管理やレビュー対応は、消費者との信頼関係を築く上で非常に重要です。
好意的な口コミを増やす取り組みはもちろんですが、批判的な意見も放置せず返信するなど、企業の信頼性を高めることが求められています。
店舗ごとに顧客分析を行うことができる
Googleビジネスプロフィール上では、訪問者や利用者の行動や属性に関するデータを収集・分析することが可能です。
特に、複数の店舗や拠点を持つ企業にとって店舗ごとの顧客分析は、マーケティングやサービス改善の指針を得るうえで大きな価値があります。
例えば、特定の店舗に多くの若年層が訪問していることが分かれば、その店舗のプロモーションや商品ラインナップを若年層向けに最適化することも考えられます。
このように、ビジネスプロフィールを通じたデータ収集・分析をオフラインの取り組みに活用する事例も増えています。
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Googleビジネスプロフィールの始め方
Googleビジネスプロフィール（旧称：Googleマイビジネス）の登録は、次の2通りの方法があります。
- １）登録されているビジネス情報のオーナー認証を取得する
- ２）新しくビジネス情報を登録する
Googleマップに店舗情報が登録されていれば「１）」を、登録されていなければ「２）」を選んでください。
例えば、これから新規オープンする店舗は、まだGoogleマップに登録されていない可能性が高いため「２）」を選ぶ必要があります。
すでに営業している店舗の場合は、自身で設定した覚えがなくても店舗のホームページや一般のGoogleユーザーの編集などによって店舗情報が登録されているケースもあります。
これはGoogleマップで店舗検索してみることですぐに確認できますので、まずは検索してみてください。
この場合は、登録済みの店舗情報で「オーナー確認」を行うことで、管理権限を取得する事が可能になります。
手順１．店舗の登録
Googleマップに自社の店舗が出てこなければ、店舗の登録から始めます。
リンク先の「プロフィールの作成」から、自社の店舗名、続けて自社の営業時間や電話番号、サービスなど基本的な情報を入力します。
手順２．オーナー確認
これまでGoogleマップのアカウントを持ったことがなければ、次に行うべきはオーナー確認です。
確認方法は「郵送」「メール」「電話」の3種類から選べます。
郵送の場合、コードが書かれた紙がGoogleから届きますので、管理画面から記載されたコードの入力して完了です。
手順３．画像やサービス内容を充実させる
オーナー登録が完了したら、
- 基本的なビジネス情報（業種、営業時間、連絡先など）
- 事業内容
- 施設内外の写真
- 商品やサービスの画像
- プロモーション動画
などを掲載して、見ていただいた方にビジネスの魅力を伝えることを意識しましょう。
超重要！Googleビジネスプロフィールの活用ポイント
Googleビジネスプロフィールは、オンライン上で自社を見つけてもらうだけでなく、店舗イメージやブランドイメージを形成するための重要なツールにもなっています。
そのため、Googleビジネスプロフィールをどのように活用するかによって、店舗の信頼性や集客にも大きく影響を与えます。
主に以下の点に注意しながら、自社のビジネスプロフィールをより良くしていきましょう。
- 口コミ対策を行う
- 徹底的に登録内容を充実させる
- お客様が「気になる」写真を掲載する
ここからは、それぞれの活用ポイントについて詳しく見ていきます。
口コミ対策を行う
口コミ対策は店舗経営を大きく左右する要素のひとつと言っても過言ではないと思います。
何度もお伝えしていますが、多くの方が商品やサービスを利用する前に口コミなどで意見や経験を参考にすることが一般的となっているためです。
口コミ対策といっても、大きく２つに分けることができます。
- 良い口コミを増やす
- ネガティブな口コミに対応する
良い口コミはビジネスプロフィールを作ってそのまま待っていても、一向に増えることはありません。
勝手に増えないのであれば、口コミを書いてもらう仕組みを考えなければいけません。
昔は「口コミを書いたら◯円」「〇〇円割引」といった何かを与えるキャンペーンもよく耳にしましたが、Googleは「金銭に関わらず、報酬、特典など、ユーザー側に店側から得るものを用意してはいけない」としており、違反した場合には掲載が取り下げたり掲載順位が下がるなどのペナルティが発生する可能性があります。
報酬や特典と引き換えではなく、お客様が積極的に口コミを書いてくれるような口コミが増える仕組みを確立できるように工夫してみましょう。
徹底的に登録内容を充実させる
Googleビジネスプロフィールの登録内容は、ビジネスの信頼性や実績を判断する貴重な情報源です。
そのため、営業時間、連絡先、所在地、サービス内容など、必要な情報を全て漏れなく登録することで、検討されている方などからの信頼を獲得できる可能性が高まります。
また、情報は最初に書いたら終わりではなく、定期的に情報を更新して最新の状態を保つことで、信頼を獲得することができます。
ユーザーが「気になる」写真を掲載する
Googleビジネスプロフィール上の写真は、利用検討者の方の興味や関心を引き付けるために非常に有効です。
高品質な写真やビジネスの特徴や魅力がわかりやすい写真は、より興味を引きつけることにつながります。
用意するべき写真は、お客様が「気になる」写真です。
例えば飲食店なら「料理（徹底して美味しそうにこだわる）」「外観・内観」「メニュー」といった具合です。
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【事例紹介】Googleビジネスプロフィールと相性のいい業界
Googleビジネスプロフィールは、店舗を構える業種を中心にして多くの会社にとって効果的なマーケティングツールとして活用されています。
ここからは、相性が良いとされる業界と、その理由について詳しく紹介します。
学習塾におけるGoogleビジネスプロフィールの活用
学習塾はGoogleビジネスプロフィールと相性のいい業種のひとつです。
学習塾は、親や生徒が塾選びをする際に、施設や講師の雰囲気、カリキュラム内容、口コミなどの情報を詳しく調べる方が多いです。
そのため、Googleビジネスプロフィールを通じて、これらの情報や生徒の成功事例や実際に通っている方の口コミなどを掲載することで、不安を解消し信頼感を得ることに繋がります。
学習塾の集客については以下の記事で詳しく解説しています。是非参考にしてみてください。
参考記事：学習塾の集客方法まとめ〜成果の出るオンライン・オフライン集客の具体例〜
参考記事：【2024年最新】オンライン学習塾のインターネット集客方法〜成果の出るインターネット集客の具体例付き〜
住宅・リフォーム関連におけるGoogleビジネスプロフィールの活用
住宅・不動産の購入やリフォームは数百万円〜数千万円掛かる大きな買い物となるため、検討される方は信頼できる業者かどうか慎重に判断しようと考えます。
Googleビジネスプロフィールには、実際の施工例や施工前後の写真、職人が作業している様子、顧客の声などを掲載することで、業者選びの際の参考になるような情報を積極的に掲載するようにしましょう。
参考記事：【2024年最新】工務店の集客方法〜インターネット広告の勝ちパターン〜
参考記事：【実例紹介】リフォーム業のインターネット集客とSNS広告を活用するポイントを解説します
参考記事：【2024年最新】エクステリアのインターネット集客と広告の方法について徹底解説
参考記事：【2024年最新】外壁塗装のインターネット集客方法〜成果の出るホームページ構築の具体例付き〜
接骨院におけるGoogleビジネスプロフィールの活用
接骨院での治療は、自分のカラダに関わることでもありますし、直接肌に触れられることもあり、特に女性を中心に慎重に店舗を選ぶ傾向があります。
そこで、治療方法や施設の設備、スタッフの資格や経験などの情報提供はもちろんですが、室内や施術の様子、スタッフの写真をたくさん掲載することで、お店の雰囲気が伝わりユーザーは安心して来店することが出来ます。
リンク：【2024年最新】接骨院のインターネット集客やネット広告の成功方法についてお伝えします
中古車販売・板金塗装・買取におけるGoogleビジネスプロフィールの活用
この業界では住宅・リフォーム関連と同様に、触れたように多くのお金が動くこと、自分の大切な財産を預けることもあり、ユーザーは信頼できる店舗で取引がしたいと考えています。
サービス内容だけでなく、過去の修理歴やアフターサービス、スタッフや店舗の雰囲気など多岐にわたる情報を写真つきで掲載するようにしましょう。
リンク：【プロ直伝】板金塗装のインターネット広告（リスティング広告）の成功方法
ハウスクリーニングにおけるGoogleビジネスプロフィールの活用
ハウスクリーニングは、知らない人を自宅に入れることもあり、どんな業者なのかユーザーが慎重に店選びをするケースが多い業種です。
施工前後の写真や使用する洗剤の情報、料金体系などの情報は必須ですし、ユーザーは実際にクリーニングを行うスタッフの写真や利用した方の口コミを重視します。
これらの情報をビジネスプロフィールにできるだけ充実させることが、集客にも大きく影響します。
リンク：【プロ直伝】ハウスクリーニングにおけるインターネット広告（リスティング広告）を成功させる秘訣！Web集客で見込み顧客を獲得する方法
ペットショップにおけるGoogleビジネスプロフィールの活用
ペットショップもGoogleビジネスプロフィールが重要な業種のひとつです。
なぜならペットショップを探す方の多くがGoogleマップから検索されるためです。
そこでは取り扱っている動物の種類や営業時間などの基本的な情報、店舗がどんな雰囲気なのかを見られています。
Googleビジネスプロフィールを活用して、こうした情報を網羅し、口コミにもきちんと対応しておけば、集客にも大きく寄与するはずです。
リンク：【2024年最新】ペットショップのインターネット集客はペット名×地域名の攻略が鍵！
まとめ
いかがでしたでしょうか？今回の記事では「Googleビジネスプロフィールを使ってGoogleマップ対策（MEO対策）をしたい」と考えていらっしゃる方に対して、Googleビジネスプロフィールの仕組みや必要性、絶対に押さえるべき活用方法を徹底解説してきました。
１ヶ月の間にGoogleマップ利用する人数は人口の半数近くにもなるなど、Googleビジネスプロフィールはインターネット集客にとっても欠かせないツールの一つとなっています。
今回ご紹介した運用方法について、限りあるリソースを最大限効率的にご活用いただくために、事業経営されるお客様に対して実際によくご提案させていただく方法の一部となります。
それ以外にも、弊社にはGoogleビジネスプロフィールだけでなく、広告やホームページ集客など様々な手法から徹底的に成果を生み出していく集客ノウハウと実績もございますので、よければこの機会に弊社が行っている【毎月３社様限定の無料WEBコンサルティング】をご利用いただき、プロの知見に触れてみてはいかがでしょうか。
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